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第135回 改革プロジェクト の巻

当時の民衆は戸籍をごまかし税を逃れ、貴族・豪族は法の抜け道を使って土地を独り占めしていたこと(荘園)などが重なり、税収が途絶えて国の財布はスッカラカンでした。

公卿(上級貴族)が集まり財政再建のための改革会議をするのですが、利権をむさぼる本人たちが集まって相談してもなかなかうまくいかなかったみたい。

しかも中央の上級貴族は地方の実態や税制度の詳細、現場の業務オペレーションまでわかっていない。わかっていない人たちが集まって解決策を話し合っても「机上の空論」。

しかし今回の会議には、道真というエキスパートがいました。


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