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第15回 古人さんは古くない の巻【その2】

曽お爺さんが土師から菅原に姓を変えたきっかけは・・・え??あこちゃん?

相撲の王者・野見宿禰(のみのすくね)は、埴輪(はにわ)の発明者でもあり、子孫の土師(はじ)氏はその後、ずっと葬祭を担当してきました。


しかし、古人は時代の変化を感じ、埴輪師のイメージを払拭するために土師姓への変更願を出し、上級官僚への転換に進みます。


そして得意の学問が認められ、京都の平安京に遷都した桓武天皇の待読(じとう)、つまり学問の先生になります。


ここから菅原家の学者としての快進撃が始まります。


・・・古人、グレイト!



「菅原」姓の由来は、古人が住んでいた奈良の菅原邑(むら)、つまり現在の菅原(すがはら)町の地名に由来します。


しかし菅原古人という人物がマンガで描かれるのは、ひょっとしたら・・・日本、いや世界初!かもしれません(商業マンガじゃないけど)。

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