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[現場リポート]片づけは過去に向き合う事、そして前向きに進む

この一年関わらせて頂いたご家族の事例のご紹介です。

建て替えと移転に伴うお片付けで、奥様のサポートをしつつ、
同時に、ご主人や息子さんとも連携させて頂きました。

片づけで室内の品を触るという事は、大袈裟に聞こえるかも知れませんが、
「過去と向き合う」事「過去の想いを再認識する事」になります。

・頂き物を頂いた方への気持ち
・大事にしなさいと言われた圧迫感
・その時に自分がうまく立ち回れなかった劣等感
・しっかりしないとダメだと思うプレッシャー
・周囲からの視線や親からの期待

もしかしたらもっと奥深い、
・自分の希望や夢を諦めた思いや挫折感
・自分を認めて貰えていない焦燥感
・老いて死ぬ事への恐怖
などもあるのかも知れません。

自分で決める事の難しさもあるかと思います。

それを、私たちプロの片づけスタッフがサポートする安心感
「プロに決めて貰った」という背中を押す部分も含まれていると感じます。


そうやって自分を肯定してくれる言葉がある事で
「1人ではなくプロのサポートで片づいた」
という経験が、ご本人の気持ちを強くしてくれるのかも知れません。


今回の片付けを終えて
「無事に終わり、幸せな気持ち」と言って頂き
私たちサポートスタッフも
こんな嬉しい言葉をいただけて仕事の醍醐味を味わっています。

ご家族からも御礼の言葉と共に
「前向きな言葉が増えて、動けなかった事が動けるようになった」
と教えて頂き、皆で嬉しい気持ちと時間を味わわせて頂いています。

人生の区切りや節目には片づけが必要になります。
遺品整理や実家の片付けだけでなく、
前向きに進む時にも、放置せずに片付ける事が必要になります。


一つ一つが出会いであり、巡り合わせで、
偶然じゃなくて何事も必然だと感じます。

そして、モノの整理が心の整理に繋がる事、
こうして関わらせて頂けて幸せだな、と思うのです。

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