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「シニアの片づけ」衣類をどう手離すか?

シニアの片づけでは、やはり「衣類」はなかなか捨てられないままの方が多いようです。

洋ダンス、和ダンス、クローゼットはパンパンで、タンスが何竿もあったり、衣装ケースが何個も押入れの中に入れっぱなしの事も多いですね。

衣装ケースの中身を衣替えせずに、入れっぱなしのままでは無いでしょうか?

衣替えをしたとしても、着もしない服を、衣装ケースからタンスへ、またタンスから衣装ケースへ、を繰り返しているのではないでしょうか?

もったいないから、捨てられない服が多いのに、新しい服を購入してしまっていませんか?

ますます服が増えていき、仕舞う場所が無いので、新たな収納を購入してしまったりしていませんか?

それでは「もったいないを解消」する事は益々出来ませんね。


大量の洋服があっても、着尽くすことは出来ない

今の日本、現代の先進国には、モノも衣類も溢れているのです。
お店でも、倉庫でも、そして消費者である自宅の収納にも、モノが溢れています。

お気に入りの服は、洗濯をしてでも何度も着るし、着もしない服の数が増えても、1日に何度も着替えをする事はそうそう無いでしょう。



自分にとって必要な服を見極める

人生、失敗を繰り返して生きていますね。

買い物の失敗もするし、似合わない服を買ってしまう失敗、安いからと買ってしまった失敗、流行りの品を買ってしまった失敗、ススメられて買ってしまった失敗、あなたの失敗の傾向は如何ですか?

自分にとって似合う服、着心地の良い服、普段使いのお気に入りの服、お出掛けの時に着る特別な服、ON OFFの切り替え、ファッションは生き方だという人もいますね。

詰め込んで溜め込んでしまうより、自分にとって必要な服(モノ、コト、ヒト)を見極めながら生きていくのです。

決め方も人それぞれ

クローゼットの広さや、制服などの有無、交流の広さなどでも、必要な服の量は変わってくるかと思います。

着もしない服が要らないのは当然ですが、何着かを思い出の服としてとっておくのも悪くはないかと思います。

タンスやクローゼットには7割程度の収納として、ぎゅうぎゅう詰めはやめましょう。

5着ルール、10着ルールなど、自分にとってのルールを少しずつでも決めていきましょう。

シーズン毎で、
下着、トップス、スカート、ズボン、ワンピース、カバン、など
5着ずつ位あれば、充分足りると思いますが、絞りきれないのであれば、ストックとして持っていても良いかと思います。


シニアの段階によって見極める

60歳代、70歳代、ファッションも人によって変わってきます。

ミニスカートは履かなくなる
オシャレ着も少なくなる
ハイヒールは危なくなる

でも、清潔で着心地の良い服は、残しておきたいですね。

自分の顔色が映える服を手元に残したいモノです。


もう少し年代を重ねると、
脱ぎ着しやすい服
洗濯しやすい服
脱ぎ履きしやすく転ばない靴
が必要になってくるでしょう。

オシャレ着は何着かあっても、なかなか着る機会は少なくなります。
それでもお気に入りがあると良いですね。

介護が必要になると、
脱ぎ着させやすい服
もっと洗濯しやすい服
ボタンやアクセサリーは少なくて
ゴムとかマジックテープで止める服が最近は出ていますね。

それでも、清潔に臭わないように暮らしたいですね。


そんな、これから先、
10年先、15年先を想像して、

今の自分のクローゼットの大量の服から、必要な品を選別出来るように、

今のうちから
「片づけ上手な片づく部屋」
を目指してみましょう!





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