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ambrが注目するVR・メタバース最新ニュースまとめ【2023年11月8日】

こんにちは、ambr PRチーム 伊藤です。

今回もambrがピックアップしたVR・メタバース関連の気になる最新情報をお届けします。



未来のドブ板通り」に、無料配布の3Dモデル――横須賀市の本気すぎる「メタバースヨコスカ」の狙いとは

最初のニュースはこちらです。

10月27日、ソーシャルVR「VRChat」に横須賀市公式ワールド「DOBUITA & MIKASA WORLD」がグランドオープンしました。横須賀市の「ドブ板通り商店街」と「三笠公園」をモチーフにしつつ、「未来の横須賀」として構成されたワールドです。

この「メタバースヨコスカ」プロジェクトは、「VRChat」を活用した横須賀市の観光情報発信の取り組みです。横須賀市公式の企画で、横須賀の魅力を様々な角度から発信するべく、「ワールド公開」「3Dアセット配布」「イベント開催」など、複合的な取り組みで構成されています。

ambrのVRchat部では、さっそくこのワールドに行ってみましたので少しだけ様子をお届けします。

街の再現度は一度現地へ訪れたことがあるメンバーからはかなり高いと好評で、店舗内のオブジェクトも触ったりそれを使用して遊んだりすることができる点から、よく作りこまれたワールドであると感じました。

Quest対応をしているため、ぜひデバイスをお持ちの方は一度足を運んでいただきたいです。


購入してわかったMeta Quest 3の「凄すぎる」可能性、なぜVRにMRが必須だったのか

MRの性能を伸ばしたことで、ambrでも発売と同時に購入したメンバーもいる「Meta Quest 3(以下、Quest3)」ですが、その”すごさ”を説明している記事をご紹介します。

現実世界に仮想世界を重ねて一体化する「MR(Mixed Reality、複合現実)」ですが、普段VRに触れる機会の少ない方には未知の部分も多いかと思います。

この記事ではQuest3のMRの汎用性がよくわかる記事となっていますので、少しでも興味をお持ちの方にはぜひ読んでいただきたいです。
ambrは今後もこのQuest3対応のコンテンツの広がりに期待しています。


Meta、2023年Q3は売上・利益ともに好調。メタバース部門は新製品に期待

Metaは2023年度第3四半期の業績を発表し、全社の売上高が前年同期比で23%増という印象的な成長を遂げました。広告事業の盛り上がりと人員削減により、営業利益率も40%に向上。しかし、注目の「Reality Labs」部門は、前四半期に続いて営業損失が拡大していることが明らかになりました。
全体的な業績の上昇とは対照的に、Metaの野心的なReality Labs部門が抱える挑戦に注目したいです。
売上の増加にも関わらず、マーク・ザッカーバーグCEOはこの部門における営業損失の拡大を「良い四半期」と捉えており、研究開発への強いコミットメントを示しています。

Metaの業績報告は、長期的なビジョンと短期的な実績のバランスが取れた戦略を窺わせます。特に、「Meta Quest3」をはじめとした2023年度に発売予定の新製品の売上は含まれていないため、その売上が次期の業績にどう影響するかが楽しみです 。

またReality Labs部門の損失が続いていますが、これがメタバースとXRのエコシステムを築くための土台となるかもしれません。興味深いのは、将来的にこれらの投資がどのように実を結ぶかであり、Metaが持続可能な成長を続けるための判断は、業界の先例を作る可能性が高いと言えるでしょう。


2022年度のVRゴーグル販売台数は48万台、2027年度は185万台と予測

ICT市場調査コンサルティングのMM総研(略称MMRI、東京都港区、関口和一所長)はVRゴーグルの国内販売台数の推移・予測とVRゴーグルの利用に関するアンケート調査を実施し、利用実態をまとめたプレスリリースを発表しました。

これによると、2022年度の国内VRゴーグル販売台数は48万台で、2027年度には185万台に増加すると予測されています。また、調査ではVRの認知度が77.8%であり、利用率は10%となっています。さらに、イベント・展示会が最も多くの人がVRゴーグルを利用する場所であることも分かりました。

下火ともいわれていたVRやメタバースの文化ですが、スマートグラスの新製品やQuest3の発売など、今後はよりVR,AR,MRなどの性質の垣根が取り払われ、交わっていくことが予想されます。

近い将来、スマートフォンのように一人一台デバイスを持つ日も近いのではないかと期待が高まります。


「フォートナイト」で再現された渋谷が「スパイダーマン」とコラボ

「フォートナイト」のクリエイティブモードにて、ソニーの「Sony Esports Project」が渋谷とスパイダーマンを融合させた「Sky Battle in Shibuya Multiverse」を新たにリリースしました。
渋谷109を中心としたマップは、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の影響を受けており、映画の要素が随所に散りばめられています。
詳細に再現された渋谷の街が、映画のグラフィティやポップな広告と融合し、観光スポットとしても楽しめる工夫が凝らされています。
一方で、本マップは対戦用にも設計されており、渋谷上空での「キング・オブ・ザ・ヒル」タイプのゲームプレイが可能です。

単独での探索や写真撮影にも適しているため、ソーシャルゲームとしてもマップを満喫できます。対戦はもちろんのこと、美しくデザインされたこのマップを背景に、16人までのプレイヤーが交流を深めることができます。

「フォートナイト」のクリエイティブコミュニティがどれだけ充実しているかを示す最新例です。バトルロイヤルの面白さはそのままに、ゲームの社交的、文化的側面が拡張されていることは注目に値します。


宇宙でミッション中の宇宙飛行士のメンタルケアを目的とした初のVRヘッドセットが国際宇宙ステーション(ISS)で使用される。

ヘルスケアテクノロジー企業XRHealthが、Nord-Space ApsおよびHTC VIVEと協力して、宇宙飛行士のメンタルヘルスケア用に特別に設計されたVRヘッドセット、VIVE Focus 3を国際宇宙ステーションへ送ると発表しました。これは宇宙でのストレスと孤独に対処するためのもので、デンマークのアンドレアス・モーゲンセン宇宙飛行士が、6〜8ヶ月のミッション中に使用する予定です。

この取り組みは、精神的ウェルビーイングへの注目が増している今日、とりわけ注目していきたい事例です。宇宙飛行士をサポートするだけでなく、特殊な職業を持つ人々や日常生活においてストレスを経験している人々にも益をもたらす可能性があります。このような技術が現実の問題に対してどのように実用的な解決策を提供するかに焦点を当て、今後の展開を見守っていきたいと考えています。


「どこでもドア」が期間限定で無料ワールドを公開!

メタリアルグループのMATRIXは、メタバースプラットフォーム「どこでもドア」内で提供する、VRツアーサブスクリプションサービス「セカぶら」を通じて、ウユニ塩湖、チームラボプラネッツ、グレート・バリア・リーフを含む三つの旅行ワールドを無料公開しました。

「どこでもドア」は、ユーザーがメタバース空間で出会い、集まり、楽しむことを目的としたリアリティ・メタバース空間共有プラットフォームです。これには無料のVR映像ライブラリが含まれており、ユーザーはオリジナルの360度映像をアップロードして自分だけのメタバース空間を作ることができます。AI自動翻訳機能も提供され、異なる言語を話す参加者間のコミュニケーションを容易にしています。

コロナ禍で旅行業界にも進出が期待されているメタバースですが、コロナ後も継続してコンテンツを広げており、今後の展開にも期待できるといえます。


これから開催のセミナー、イベント

メタバース関連のセミナーやイベントが多く開催されていますのでまとめてみました。タイトルクリックで詳細ページに遷移します。

マジセミ株式会社 『メタバース、XRの新規事業をどう作るか?』

11月15日(水)

メタバースで実現するコミュニティ・リレーションの祭典「コミュレ祭」

11月25日(土)

360度没入型VRライブ「ほぷサマ3rd」

11月26日(日)

メタバース「GAIA TOWN」で企業とユーザーをつなぐ完全無料のマッチングイベントを開催

12月1日(金)~12月3日(日)


最後に、ambrでは法人向けに仮想空間の設計・構築・運営を行なっています。

VRやメタバースにご興味をお持ちの企業様へのソリューションのご説明、お打合せ等も行っております。ディスカッションベースでのお打ち合わせも可能です。

どうぞお気軽にお問合せください。


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