見出し画像

ambrが注目するVR・メタバース最新ニュースまとめ【2023年11月15日】

こんにちは、株式会社ambr PRチーム 伊藤です。

今回もambrがピックアップしたVR・メタバース関連の気になる最新情報をお届けします。



カリフォルニア大アーバイン校がVR教室を開発、経営大学院の授業で使用

カリフォルニア大学アーバイン校は、VictoryXRが開発したバーチャル空間を使用してVR授業コースを開始します。この授業は、実際の教室の雰囲気を再現しつつ、40名の学生がMeta Quest 2を装着し、完全な没入型学習環境で学びます。

この取り組みは、学生が実世界での旅行や実験が難しい場所へアクセスするのに役立つ大きな可能性を秘めています。このような授業の開設は、学習のアクセシビリティを高めると同時に、学生のエンゲージメントと実践的な学習機会を増やす画期的なステップであると考えられます。


インテリアのオリバーがメタバースサービス「Oliverse®」をリリース!仮想空間でのデザインシミュレーションが可能に

株式会社オリバーは、ホスピタリティ空間のインテリアを創造する企業として、メタバースでの新しいインテリアシミュレーションサービス「Oliverse®」をリリースしました。このサービスは、空間の完成イメージをリアリティある形で再現し、デザインの確認から修正、決定までをバーチャル空間で行うことが可能です。

「Oliverse®」サービスは、インテリアデザイン業界における大きなイノベーションだと感じました。
まず、このサービスは空間の完成イメージを共有するという長年の課題に直面し、それを解決するためにメタバース技術を活用しています。これは、インテリアデザインにおいては画期的なことですね。客様やデザイナーがバーチャル空間内でリアルタイムにデザインを共有し、詳細を検討できるというのは、コミュニケーションとクリエイティビティを大幅に向上させることができます。

また、このようなデジタルシミュレーションは、環境に優しいという点でも注目に値します。従来のモックアップのように物理的な材料を使う必要がないので、廃棄物の削減やコストの節約にもつながります。この点も非常に重要ですね。

Oliverse®は、インテリアデザインのプロセスを効率化し、お客様とのコミュニケーションを改善するだけでなく、新しい形のビジネスモデルを業界に提示していると思います。将来的には、他の業界にもこのようなアプローチが広がるかもしれませんね。


株式会社MetaHeroes、社会課題の解決へ取り組むパッケージブランド「MetaEARTH」を発足!地方創生に特化したメタバース空間を制作

株式会社MetaHeroesは、地方創生を目指して、空きスペースの活用とメタバースを結びつけた新しいブランド「MetaEARTH」を立ち上げました。この取り組みは「リアルイベント×メタバース×e-sports」の3つを組み合わせたデジタルツイン企画で、地域活性化と社会問題の解決に寄与します。

活動の第一弾として「みらいのたからばこ 2023 in 大阪」という地域密着型イベントのブースでは、Fortniteを使ったオリジナルマップを活用した子ども向けのe-sports体験を実施したとのことです。

MetaHeroesのこの取り組みは、地方創生とテクノロジーの融合の素晴らしい事例ですね。
メタバースの機能をリアルイベントと組み合わせることで、特に若い世代にとって魅力的な学びの場と楽しい体験を提供することになるでしょう。新しいコミュニティや学習の機会を創出する革新的なアプローチとなりそうです。


メタバース垂直立ち上げのV、大丸松坂屋百貨店が販売する3Dアバターの試着ワールドを公開

以前のメルマガでご紹介した、大丸松坂屋百貨店のメタバースアバター制作プロジェクトが、さらに一歩を進め、アバターの試着ワールドを新たに開設しました。この世界では、ユーザーがこのプロジェクトで発表されたアバターを試着し、購入前にデジタル衣装の見た目を確かめることができます。

実際にワールドへ行ってみましたが、広々とした落ち着いた雰囲気の展示場には、いたるところにミラーが設置されていました。
パブリックで人が多くいたとしても、心行くまで試着することができ、今後アバターの種類が増えるても活用できそうです。
アバターのクオリティもとても高く、購入を考えられている方にはぜひ一度足を運んでいただきたいワールドとなっています。


MetaTokyoがグローバルWeb3メタバースで開催される音楽フェスティバルのヘッドライナーを発表。

MetaTokyo株式会社は、グローバルWeb3メタバースプラットフォーム「Decentraland」が主催する「Decentraland Music Festival」に公式ステージパートナーとして参加します。この音楽フェスティバルは2023年11月16日から18日にかけて開催され、世界中からの80以上のインタラクティブなパフォーマンス、ゲーム、イベントを通じて音楽業界の未来を体験することができます。フェスティバルへの参加は無料であり、VRヘッドセットは必要ありません。
フェスティバルでは、日本からの次世代アーティストたちのコンテンツが上映され、日本のカルチャーとエンターテインメントを世界に発信します。

「Decentraland」は最も歴史が長いとされるメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトであり、「MetaTokyo」はその上に構築された文化都市で2021年8月に発足しています。

今回のニュースはメタバースとブロックチェーンやNFTが音楽業界に与える影響を象徴していると感じました。
日本のカルチャーを積極的に世界に紹介することで、国境を越えた新たなファン層を開拓し、日本のクリエイティブな才能を世界に広めることができますし、アーティストのファンがNFTなどの新しい領域への興味関心も高められる良いイベントとなりそうです。


SWAGGAがメタバーステーマパーク「Japan Dream Park」をオープン!

メタバースプラットフォーム「SWAGGA」が、SNS累計フォロワー数10万人を超える人気の中、2023年11月7日にテーマパーク「Japan Dream Park」を正式にオープンしました。SWAGGAは、リアルと仮想空間を融合したハイブリッドエンターテイメントを提供し、「誰もが価値を交換できる」メタバース世界の実現を目指しています。
SWAGGAはSwag-To-Earn(S2E)とF.A.S(Fashion, Amusement, Social)を特徴とするフィジタルファッションメタバースで、エンターテイメント性の高い仮想空間だけでなく、ファッション好きの為の没入型ECプラットフォームです。

「Japan Dream Park」のオープンは、メタバース内でのNFTの活用方法を拡大し、ユーザー体験の多様化を実現しています。これは、デジタルアセットの将来的な展開を示唆し、メタバースのエンターテイメントとインタラクションの領域を広げる重要なステップです。NFTとメタバースのこのような組み合わせは、デジタル世界での新しい形のコミュニティ形成と文化交流を促進し、ユーザーに独自の体験を提供することができるでしょう。


最後に、ambrでは法人向けに仮想空間の設計・構築・運営を行なっています。

VRやメタバースにご興味をお持ちの企業様へのソリューションのご説明、お打合せ等も行っております。ディスカッションベースでのお打ち合わせも可能です。

どうぞお気軽にお問合せください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?