いつも優しい夫だが
ときどきデリカシーのない発言をすることがある。

百歩譲って、
男の人同士での居酒屋で、その発言をするならまだいいが（ほんとは嫌だけど）、
わたしの前でその言葉言わなくていいんじゃない？
という話の内容だ。

「なんでそういう言い方するかなあ？！」

「たまにそういう言い方するよね？！」

「どういう気持ちでその発言してんの？！」

いろんな気持ちが湧いてきて、
むっとして、
わたしがそれを聞いてどんなに不快な思いをしたか、
思いの丈をぶつけそうになる。

でも思いの丈をぶつけそうになったときは、

【いったん止まれ】

の合図だ。

わたしは夫とどう過ごしたいんだっけ？

わたしはどんな生活をしていきたいんだっけ？

どんな人生を歩みたいんだっけ？

自分に聞いてみる。

優しい夫と穏やかに暮らしたい。

楽しく暮らしたい。

そうであるなら、

今思いの丈をぶつけて

いかに夫の発言がデリカシーがないか、

その発言を聞いて、

どれだけわたしが嫌な思いをしたか、

それを切々と訴えて、

「あなたは間違ってる」を

夫にわからせて、罪悪感を持たせるのが目的じゃない。

「さっきのあの言い方は嫌な気分になるし、
悲しくなるから、もう言わないでくれるとうれしい」

って

ひとこと真剣に伝えるだけ。

それだけでいい。