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夏と散歩とムスメたち

写真とコトバ。2007年の備忘録。

歩けば歩くほど 足跡を残して
いつか誰かが、教えてくれるの?
道がどこまで続くのか
かどをどれだけ曲がるのか

  

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すべてがゆき過ぎていくことを
きっと 夏だけが知っていた
すべてが
ただ ゆき過ぎてしまうということを

  

  

ぱらぱらという音がやんで
気づくと雨があがっていた
降りてきた水の粒が 空気にまぎれていくように
日常が空へと溶け出していくのを
静かに見送った

  

  

大切なのは
思いの強さや大きさであって
真実かどうか、純粋かどうかなんて
そんなこと...
きっとわかるはずもないもの

  

  

燻るような心の奥
なくさないように
落とさないように
 しん、と歩く 帰り道
  

  

  

  

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