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めぐちゃん


めぐちゃんという友達がいる。
めぐみだからめぐちゃん。

出会いは大学、岡山。
私は教育学部、めぐちゃんは農学部。
学部棟も離れているしサークルも違ったので
関わることなんてないはずだった。

のに、ある日私が働いている餃子屋さんのイベントにめぐちゃんが遊びにきた。
しかも
"歌を歌ってるの知ってます!会いたくて!"
と。

とっても嬉しかったけど
それより変わった子だな〜〜という印象が強かった。
とにかくそこでめぐちゃんと初めての出会いを果たす。

そこからはめぐちゃんが企画したイベントに呼んでくれたり、遊んだりして仲良くなっていく。

(大学生の時に自分でイベントを企画をしようというのもすごいよなと。
しかもそのイベントは音楽だけじゃなくて
写真の展示やカフェを経営してる人たちのトークショーもあって、イベントとしてちゃあんと面白い。)

まあそんな感じでぬるっと仲良くなっていった。
けどこの頃の私はめぐちゃんに対しての感情が無に近かったように思う。あんまりめぐちゃんに対して興味がなかった?

大学を卒業して
めぐちゃんは長野へ。
私は兵庫へ。バラバラに過ごすようになった。

それでも長野でイベントを企画して
私の音楽を呼んでくれた。
この時はめぐちゃんはまだ長野に行って1年も経っていなかったように思う。
そんなタイミングなのにもう人との繋がりがたくさんあることにすごく驚いた。

何がというわけではない。
でもこの子はすごい子だと
たくさん長野で過ごす中で感じたのを覚えている。なんて魅力的な人なんだろうと羨ましくもあった。
めぐちゃんの好きな場所や知り合いをたくさん紹介してくれたけど、この人たちはめぐちゃんのことが好きなんだろう、大切なんだろうと見ていてひしひしと伝わった。

もう無でなんていられないのよ。

私が変わったのももちろんあるけれど
めぐちゃんはすごく真っ直ぐに生きている。
というのが離れることで見えやすくなった。
一緒に九州へ車で行ったのも大きかったな。

何よりも興味のあることに対してとても正直。
仲良くなりたい人がいると
仲良くなりたいですときっと言うだろうし
話が聞きたい、どうして?と思うことがあれば
たとえ海外であっても
どうして?と聞きにいくだろう。


大好きな
大切な友達
本当に尊敬している
めぐちゃん。

そんな友人が自分の側にいることが
嬉しいな〜と思います。
頑張りすぎには気をつけてよ〜

せんきゅー!

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