真舟とわ

朝起きて布団から出るだけで えらいよ、えらすぎる。

真舟とわ

朝起きて布団から出るだけで えらいよ、えらすぎる。

最近の記事

最近読んだ本のはなし

昔から本が好き。 小説もエッセイも詩集も絵本も割となんでも。 言葉が好きなんだと思う。 ただ一部の詩集はイラストがたくさんあって 装丁にこだわりすぎていて文字が読みにくい。 こうなると私は一気に冷めて読むのをやめてしまう。 本はシンプルでいい。 言葉がスッと並んでいる方が 言葉の意味が伝わりやすい、考えやすいとわたしはおもっている。 どこか遠征に行ったり旅行に行くと 本屋さんに立ち寄ることが多い。 新書も古本もあんまり意識はしないけど 借りるより買うを選んでしまう。 良

    • おむすびをむすんだ日

      数ヶ月前、友達と陶芸をしに岡山へ行った。 時間が経つとそんなこと忘れていたんだけど ふと玄関のピンポンが鳴って、宅配便で完成したお皿が届いた。 忘れていたからこそなんだかとってもサプライズのようで嬉しくてるんるんしながら開けた。 今回は窯で焼いて藁の跡をつけるヒダスキ焼きというもの。 藁がある位置によってそれぞれ変わるから形はもちろん色味や柄が変わってくる。 完成したのがこれ! 鯨が大好きなので鯨を描いたけどもう少し小さくそして上手に描けたら良かったのに… 大切な一枚に

      • つらつら最近のこと

        今年は祖父の誕生日が春分の日だった。 お花を持って祖母に会いに行った。 祖父がソフトクリームが好きだった話は割とどんなエピソードでも出てくる。 若い頃にはそんなもの無かったからねって 祖母は笑う。 私の祖母は若い頃に目が見えなくなっていて 光すら感じない。私が生まれた時には既にそうだったから私の顔を見たことがない。 いつも祖母と手をつなぐけど、とてもあったかい。私には想像もできないし当たり前のものがなくなっていくなんてどれほどのことなのだろうか。 なんとなく怖くて深いところ

        • まちに音を

          路上ライブというものはどういう顔で歌ったらいいのか、何を話したらいいのかとなんだか苦手でほとんどしたことがない。 今日のイベントは神戸三宮の商店街の中。 "まちに音を" 商店街を通る人たちに歌が音楽があるな〜と思ってもらえたら、素敵な街だなと思ってもらえたらという素敵なコンセプト。 人通りの多い土曜日。商店街。 中々立ち止まりにくい場所ではあるけれど コンセプト通り、体を揺らしながら歩いてる人たち。指をさしてじっと見ている子供。通りがかりに一枚写真を撮って去っていく人…

        最近読んだ本のはなし

          おいしい生活を選ぶ

          以前働いていた仕事は 朝6:30に家を出て20:30に帰宅が基本 通勤時間が長かったから実際働いているのは 8:00〜19:00くらい? 月曜日〜金曜日の週5勤務 土日祝はお休み 通勤時間は本を読むこともあったけど だいたい疲れて寝てしまうか 仕事のことをスマホを使って考えていた 土日もどちらかの半日は仕事をしていた気がする 特にその生活が苦ではなかったし 楽しい、やりがいがあると思っていた でも今、辞めて2年が経ち振り返ってみると 率直に "戻れないな…" と思う

          おいしい生活を選ぶ

          言葉は人をかたどる

          大好きな音楽家 角銅真実さんが Eテレの"スイッチインタビュー"という番組に出演するということで久しぶりに録画をした 2組の出演者がそれぞれお互いをインタビューするという2週に渡った放送だった 録画をしていたことなんてすっかり忘れていたんだけど たまたま2週目の録画を終えたタイミングで テレビをつけていて わ!そうだった!と一気に2話見た 今回角銅真実さんの対談相手は 女優の杉咲花 もちろん知っているしドラマや映画を見たこともある、 けどこれまで特になんの印象も持って

          言葉は人をかたどる

          海を連れて長野へ

          今は朝 ライブを終えて次の日 思ったよりはやく目が覚めたので お湯を沸かしながらぼーっとしている こういう時に本を読みたくなるなと 祖父のお家からもらってきた太宰治の津軽を読む 知っている人がこの本を読んでいたと思うと何か浪漫があるな どういう気持ちでどういう場所でどんなふうに読んでいたんだろうか もう今は居ない祖父は本が好きだったんだろうか、写真は好きだと知っているけど そう思うと祖父や祖母の人間的な部分てあんまり知らないな 今度おばあちゃんには話をたくさん聞きに行こ

          海を連れて長野へ

          東京の手触り

          体調を崩し、期間が短くなったので 会いたかった人との予定が色々と 崩れてしまった今回の東京 それでもギターを持たずに ふらっと行った今回は いつもより身軽で良かったな 大体東京に行く時は ギターケースをしょってスーツケースをゴロゴロ引きずっていて歩くだけで疲れてしまうから それがないだけでこんなにも軽くて 動きやすいのだな つい1年ほど前までは 東京という街がすごく遠い存在? というかなんだかもやっとしていて 目には見えるけど触り心地や匂いを知らない感じ? でも東京に行

          東京の手触り

          ぐるぐるぐるぐる

          近頃 体調を崩すことがとてもとてもとても多い 運動をしない 食べることに波がある 携帯をよく見ている 冷え性 思い当たることはたくさんあるけれど こんなにも自分の身体は弱かったかしら?と ちょっぴり嫌になる 体調を崩すと きっとこれは何か自分の身体や心と向き合うタイミングなのだ!と ポジティブに捉えていたけれど こう何回も崩されると そんなことよりも もっと根本から変えなくてはいけないのではないのかと思い始める 住んでいる場所 仕事 髪型 食べもの ふむ 何を変

          ぐるぐるぐるぐる

          一月二日

          おだやかに ひとつずつ おだやかに 少しずつ 夕日が街を染めていく 今日がここにあることに 私がここにいる意味に 何かを重ねなくていい ただただおだやかに 明日のことを思うのです それだけがすべて それがしあわせ おだやかに おだやかに 眠りにつくのです

          めぐちゃん

          めぐちゃんという友達がいる。 めぐみだからめぐちゃん。 出会いは大学、岡山。 私は教育学部、めぐちゃんは農学部。 学部棟も離れているしサークルも違ったので 関わることなんてないはずだった。 のに、ある日私が働いている餃子屋さんのイベントにめぐちゃんが遊びにきた。 しかも "歌を歌ってるの知ってます!会いたくて!" と。 とっても嬉しかったけど それより変わった子だな〜〜という印象が強かった。 とにかくそこでめぐちゃんと初めての出会いを果たす。 そこからはめぐちゃんが企

          めぐちゃん

          ライブをおさめた!

          21日大阪 22日名古屋 とライブをして 今年の2023年のライブが終わった。 ひとりでステージに立つ時 わたしはいつも心の中がオドオドしている。 ✴︎何を思われているのかな ✴︎眠たそうだなあの人 ✴︎あ〜次の歌詞飛びませんように でも当たり前にみんなライブを見に来てるってことは音楽を楽しみに来てるんだよな と今更気づいた。 私はみんなのことを審査員か何かだと思ってたのかもしれない。 もちろん私がもっと私の音楽にどうだ! と思えるように力をつけていく必要はあるんだけ

          ライブをおさめた!

          寒いは苦しい

          寒い。 寒すぎる。 苦手な冬がやってきた。 ようやく、だけど ついにきたか という感じ。 誰かが "今年はなんで自分は冬が苦手なのか 向き合ってみようと思う"って言ってたな。 誰だっけな。 めぐちゃん? 星野さん? うーむ、誰にせよなんとなく素敵だなって。 理由とか意味をあえて考えることて きっと時々必要。 困ったことに 最近の私はよく脳貧血になる。 人が多い電車で立っていたり 居酒屋さんでお酒を飲んだりしていると 急に ぷーーーーーーん と耳の中が鳴り出して プツン

          寒いは苦しい

          忙しくなりたい

          数年働いていた小学校の先生を辞めて 今は音楽とアルバイトで生活をしている。 音楽のお仕事は自分の音源制作とライブ、 広告の歌入れやナレーション 別の人の楽曲へのコーラスなどなど。 先生をやっていた頃に比べたら 時間に余裕があるし 音楽制作やライブに関しては 自分の塩梅で忙しくすることも ゆったりすることも選択できる。 でも最近わたしは忙しくないといけない人間なのだなと気づいた。 毎日何かをしていたいし 何かを生み出していたい。 それはお金かもしれないしアイデアかもしれな

          忙しくなりたい

          お疲れさんの涙

          今日はなんでそんなことで? みたいな ちっぽけなちっぽけすぎるでしょう なことがきっかけで涙がポロポロ出てきた 歩きながら涙が落ちてきたのは久しぶりで 家に着いたら子どもみたいに えんえん泣いた 30分もしたらなんだかスッとして 何事もなかったかの様に普段の生活に戻った なんだったのかしらと思うけど でも、疲れているとか何かに悩んでいるというよりかは ただただこの1年で積み重なった なんでもないくらいの小さな粒たちが集まってそれが浄化されたんだと思う こういう時にふと

          お疲れさんの涙

          音楽は魔法/極寒名古屋

          なぜとかではなく なんとな〜く 名古屋に歌いに行くのをとても楽しみにしていた。 ふむ、 想像以上の寒さと風。 私は寒いのが大嫌い。苦しいし苦しい。 歌うとなると手が悴むし声が震える。 寒さを感じる能力が人より高いのではないかと 毎日思う。寒い。 カイロをとにかくはりまくって あたたかい飲み物を買って… 服装にはあんまりハマってなかったけど ひるねちゃんのニット帽を持ってきてたから なんとか耳は守られた。ありがたい。 でも不思議なんだけど 目を瞑って歌うと心が落ち着いて

          音楽は魔法/極寒名古屋