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アナログとどっちがいい?ウイングスパン体験記(Steam版)

はじめに

ウイングスパン。ボードゲームで遊んだことのある人なら一度は見聞きしたことがあるかもしれないゲーム。ボードゲームカフェとかには必ずと言っていいほど界隈ではメジャーなゲームっぽい。

それなりにボードゲームカフェに通っているけど、難しそうで手を出していない…(箱がデカいゲームは難しそうでなかなか手がでないもの…)そもそも知らない…という人にもこれを機に興味が出たら幸いです。

鳥好き!ボードゲーム好き!考えるの好き!って役満の方はもう買ってください。

どこで遊べばいい?

僕ははじめ、訪れたボードゲームカフェにてアナログで遊びこのゲームを知ったのですが、デジタルでもSwitchやPC(Steam)で遊べることを同日知りました。価格はDLC含めず本編だけなら2200円。どのプラットフォームでもセール時は50%オフになることが多そうなため、比較的買いやすいと思います。一方アナログでやろうとすると6000~7000円は見積もった方が良いです。それでも面白いゲームなので価値はあると思います。
ボードゲーム特有のアナログならではの手触り、没入感はひとしお。自分に合った方をおすすめします。

ちなみにデジタル版のDLCは鳥の種類が増えたりなどなど…と言った感じで普通に買うと3000円ほど見積もった方が良いです。Steamで買った際はDLC込みで3600円(セール時)ほどになるのでもう思い切って買っちゃいました。

プレイモード

ソロでもオンラインで知らない人とも。
ひとつの端末で購入したらたぶん5人まで遊べそうな雰囲気?
買う前に調べてね

1人で遊ぶ時はCPUを混ぜて対戦ができるよう。オンラインは3人マッチで。オンラインでは1ターン5分の持ち時間内で自分の行動を決定する感じ。
人によってはじっくり考えるので1回のゲームでだいたい1~2時間かかることは覚悟したほうが良いです。
長!!!と思うかもしれませんが、鳥を眺めたりのどかなBGMを聴いていると癒されるし楽しいものです。他のプレイヤーのターンは他のことをしても全然OK。なんならメインメニューに戻ったりしてももう一度同じセッションに復帰できます。

やってみる

マリガン的な

ゲームスタート最初の画面
なにやら小難しいことがつらつらと…

細かいところまで説明すると果てしないのでかなりざっくりと説明する予定です。気になったら買っちゃえばいいしね。結局結構説明しちゃってるので知っている人は目次から飛ばし飛ばし読んで…

自分のターンにいずれか1回できること

簡単に言うとこれらの行動を1ラウンドにつき5~8回繰り返して一番得点を稼いだ人が勝利!ラウンドは合計で4ラウンドまであり、進むにつれて行動できるターン数が減っていく。1ラウンド目は8回。4ラウンド目は5回行動できる。

最初に配られる鳥
ここの引きが結構重要だったり。
自分がどのプランで鳥を集めていくかしっかり決めよう

5枚の鳥の中からキープしたい鳥を選択します。選ばなかった分は餌トークンに変換できる。キープした鳥に応じて取得する餌を選ぶとこのあとが楽になったり…

餌は基本5種類

今回は3枚の鳥をキープしたので、虫(無脊椎動物)とネズミを選択しました。取れる餌は1種類につき1つまで。

自分専用の課題みたいなもの
クリアするとその分ボーナス得点をゲットできる

最後にボーナスカードを選択します。最後とは言っても特に順番は決まっていないのでこのボーナスカードと見比べて最初の鳥を選ぶのが吉です。
鳥の能力によってはこのボーナスカードを増やしたりできるものもあったり…鳥スゲー!

餌の獲得

餌は森林マークのところで獲得
画面右下に出ているサイコロの目と同じマークの餌を獲得できる。
上の例だと虫/虫/ネズミ/ネズミ/木の実or蜜

最初は基本1つしか餌は獲得できませんが、鳥カードを1枚捨てると追加で餌を1つ獲得できます。うまいことやりくりをしていくのもまた面白い。

蜜(ピンクの花)の餌はなんでも好きな種類の餌として扱うことができますがラウンド終了時にすべて破棄されます。次のラウンドに残しておくことはできません。

餌の獲得は効率的に

餌は餌箱の中のダイスの種類が残り1種類。もしくは空になった時に振り直すことができます。森林エリアのマス目次第では、任意の種類の餌をコストにもう一度振り直すこともできます。

鳥カードのプレイ

鳥カードはボード上に左詰で出していきます。上の画像だと白く囲われているところに鳥カードをプレイ(出す)することができます。

鳥カードのマークを理解しよう

鳥たちは上から、「生息地・餌の種類・プレイした時の得点・巣のつくり」という構成で書かれています。

書いてある餌の種類をコストとして支払うことでプレイできます。例としてムナジロアマツバメは草原エリア虫を1つ支払うことでプレイできます。得点はプレイした瞬間に2点獲得できます。

実際にプレイする

プレイできる鳥カードは上にドラッグドロップすることで自動的に餌も選択されます。使いたい餌を変えたい場合は「変更」を押してください。

召喚!!!

次からはルリノジコの右に鳥カードを出していくことになります。餌の獲得も一気に2つ獲得できるように。

2回目以降の鳥のプレイ

各エリア最初は必要なコストは餌だけとなっています。2回目からは卵のアイコンがついているので、数に応じた卵コストも支払う必要があります。そこで必要な行動が草原エリアで行うことのできる産卵です。

産卵

卵も1個1点

鳥カードの一番下に卵のマークがあります。さっきのルリノジコを例に出すと3つのマーク。ルリノジコには最大3個までの卵を保持させられるということです。プレイしている好きな鳥に卵を置くことができます。
卵は1つにつき1点あるので何個も貯めるとそれだけお得。栄養価タケー

卵ならなんでもいい
フクロウカワヨ

森林に2枚目の鳥をプレイすることができました!!ヤッター!

鳥カードの効果

おや?と思った方もいるでしょう。鳥の謎の特殊能力に。起動時…?遊戯王をやったことがある人は身構えてしまうかもしれません。でも安心。自分のターンに相手から妨害が飛んでくることは(滅多に)ありません。

もう一度強くなった餌の獲得を選択してみます。

勝手に起動した!

餌を選んだ後、ルリノジコの羽が舞い能力が起動しました!右下の餌箱にが残っているので追加で餌を獲得できました。
自分が行動すると、左左に行動の連鎖がつながるというイメージ?。餌の獲得のあとにルリノジコの能力に連鎖したといった雰囲気です。鳥をたくさん並べるとその分能力が連鎖していくので並べるほどお得ですね。

使いたくない!!って時はスキップもできる

新しい鳥カード

水辺にて

新しい鳥カードが欲しい時は水辺で鳥カードを獲得できます。画面下に並んでいる3羽の鳥から好きなもの。もしくは裏になっている山札の上からランダムに1枚。どちらかを選択して鳥カードを増やします。3枚の中から取るとターン終了時に山札から新たに補充されます。また、ラウンド終了時には今並んでいる3枚は捨て札に送られ、ラウンドのはじめに新しく3枚の鳥が並びます。

ラウンドのボーナス

ボーナス点。めちゃでけえ

各ラウンドにはランダムで決まったボーナス点があります。できるだけ1位を目指したいです。がんばろう。同率1位の時は得点折半みたい。

ゲーム終了
敗北!!

結構僅差で敗北!ロボットバードみたいなやつ強かった…

結局どっちがいいの?

結論から言うと、ゴメン!!!甲乙つけ難い!!
でも主観で双方のメリットを書くので気になった方はそれで決めてみてはいかがでしょうか…

デジタルのメリット

やっぱり綺麗なグラフィックとのどかなBGMを聴きながら遊べるという点が良かった。鳥もプレイすると動いたり細かいアニメーションが楽しさを引き立てる。

生息地もわかっちゃう

プレイした鳥はこんな風に図鑑に登録されるので、こういう遊び方をするのもまたコレクション性があって面白い!しかも鳴き声も聞ける。もう図鑑じゃん…

Steam、Switchで一緒に遊ぶ友達がいれば集まれない時でもオンラインで気軽にボードゲームが遊べるのも良い。普段FPSとかでバリバリやってる人は息抜きがてらこういうのもやって心の平穏を保ってみては?

デジタルのデメリット

やっぱりある程度環境を揃える必要がある。PCだったりSwitchだったり。全部1から集めるとアナログより圧倒的にリアルコストがかかる。

オンライン対戦での待ち時間もデメリットといえそう。Steamのレビューで見る感じだと切断する人もしばしば。他の対戦ゲーと比べて比較的相手がBotになっても許せるゲームだとは思うが、やっぱり中身はいてほしいもの。もちろん自分含めて5分しっかり長考するプレイヤーもいるのでその待ち時間を過ごせるかどうか。(むしろ考えないといけないからしゃーない)

アナログのメリット

友人たちと囲みワイワイ遊べるのがやっぱり良い。オンライン飲み会とか流行ったけどやっぱり実際集まりたいよねってなるのと一緒。
紙の手触り、実際に手を動かしながらやるのはやっぱりいい。

アナログのデメリット

言うまでもなく、集まれないときには遊べない…
1人でもできるけど1人でやるならデジタルでいいよねということになってしまいそうではある(異論は認めます)

まとめ 両方に言えること

このゲーム、鳥のトリビア(フレーバーテキスト)だったり、産卵する個数だったり、大きさなどなど全てがガチ情報らしい。すごすぎる。もはや鳥好きな人は眺めているだけで楽しかったりしそうなので、話題にしたい。鳥の雑学身につけたいみたいな時にはもってこい。

総評としてはハマったらかなり楽しめるジャンルのゲーム。どうしても迷うという場合はボードゲームカフェで体験してから購入を決めると良いです。長々と説明して結局そんだけかい!ってなりそうですけど、衝動的にこんなこと書いちゃうくらいには面白いよということで…

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