ジグソーパズルに挑戦
祖父はジグソーパズルが好きな人だった。子どものころ祖父の家に行くと、居間のとなりにある応接間のテーブルに、1000ピースのパズルがバアっと広げられていて、そこには新幹線とかどこかの街の風景写真がボコボコ穴空きの状態で置かれていた。厳格でちょっと怖いイメージのあった祖父。でもジグソーパズルをしているときの表情は、いつもよりちょっと楽しそうで、じっくりとパズルを見つめるその姿がいまでも印象に残っている。
小学生だった私は「ジグソーパズルぅ?それよりテレビゲームの方がおもしろいのに