見出し画像

生誕100年回顧展石本正 京都市京セラ美術館

生誕100年回顧展石本正 京都市京セラ美術館

舞妓や裸婦の官能表現で知られてる #石本正  (私は前回美術館に来た時に舞妓の絵で知った)
寸前まで悩んでたけども、入って良かった。
川端康成と親交のあった石本正。
『伊豆の踊り子』の挿絵も担当したようです。

私はリーフレットの上にある「艶」が好き。
生命力の描き方や、
肌の質感すごいなと思いました。

親元離れて舞妓になる少女の孤独感のようなものとか、内面の性を描きたかったらしいんですが、舞妓の髪結をした水着の日焼け跡のある裸婦の絵画などは、フェチズムの一種なのかな?と。

http://www.sekisho-art-museum.jp/collection/maikonatsunoowari


芸術で昇華できるのは良いことですね。


動物の絵も躍動感があって良かった。

画壇に詳しくなくて、
地位や名声を求めない状況がわかるような分からないような…
一回画家として認められたその後、コンクール的なものには、参加しなかったということかなと推測。
「狙ってない」ことだけがよくわかるけども、内包的ではあったな。沢山の人に知られるということはリスクを伴う。

散々迷った挙句会期終了間際に、入場。

とても興味深く観覧できた。入って良かった。

2023年5/28まで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?