【日記】20240402

4月1日に何か書くと、何もかもが嘘になってしまいそうな気がして、昨日は日記を書かなかった。あとちょっと書けないこともあるし。

最近、カクヨム(KADOKAWAが提供しているWEB小説投稿サイト)で呼んでいるラノベが面白くて夢中で追いかけている。

いま現在の表示ステータスが「物書き」なので、色々なコンテンツを分析的に見ているのだと思われることがあるのだけれど、別にそんなことはなくて、「おもれ~~~!たのし~~~!!」という気持ちで純粋に楽しんでいる。もちろん、バックグラウンドで面白さの分析や言語化というのはしちゃあいるのだが、それはオマケ程度だったりする。そのうえで、めちゃくちゃ面白くて自分の血肉にしたいと思った作品は何度も何度も繰り返して鑑賞するし、分析するし、言語化するってな感じだ。

「このコンテンツがいかに優れた造りをしていて、それを俺は完全に理解しており、それを凡百の衆愚はわかっていない」みたいなことをコンテンツの楽しみ方や評価、あるいは面白さの本質だと思っている人がいて、私個人としてはそういう人がちょっと苦手だ。(もちろん、楽しみ方は人それぞれなのだけれど)

面白さって、本当は多分うんとずっとシンプルで、それでいて構築に修練が必要なんだと思う。野球のバッティングのコツというのがつまるところ「飛んできたボールにバットをしっかり当てて打つこと」なのと同じように。

だから、こんなに毎日毎日、面白いものを書くためにあっぷあっぷと藻掻いていて、「わかっちゃいるのにできないんだよな~」とか「ここまだ自分の中でごちゃついてんだよな~」とか「ここなんとなくやってるから気持ち悪いんだよな~」とかブツブツ言いながら今日も書いていて、それがどうしようもなく楽しいのだと思う。