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言葉に呪われている

「若さを売りにしていたら、そのうち使ってもらえなくなる」

以前勤めていた会社の上司に言われたこの言葉に、今でも呪われている。

年齢を売りにしていたわけではないが、それでも歳を重ねていく中で何も手に残っていない自分の姿を改めて見てみると、確かにそうかもしれないと思わざるを得ない。

この先、何度もこの呪いの言葉に足を止められることになるだろう。
それがもし20年後にも続いていたら、カジュアルにスーサイドするかもしれない。

残すものも残さなければいけないものもない私は、案外身軽だ。

最近は事あるごとに「貧すれば鈍する」の波が訪れる。
今の自分を表すには、この言葉がぴったりすぎる。
せめて「貪」になるように心掛けていきたい。

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