2023-10-17の日記(年上と話している場合ではない)

僕は学んでいる場合ではない。年上と話している場合ではない。インテリを指さす場合ではない。そんなことができようはずがない。
かといって、僕は後悔している場合ではない。年下に慰めてもらう場合ではない。阿呆とはしゃいでいる場合ではない。そんなことで得られるものはすべて捨ててきた。
僕がひとまずすべきことは前に歩き出すことでも後ろを振り返ることでもなく、立ち続けることだ。ただ立って、潮の流れに乗って、視点を動かすことが重要だ。
昨日友人が、淡路島は潮の流れがとても速くて、人間でも魚のように素早く泳げるというようなことを言っていた。
いまは、海の中に居続けることが大切だと思う。いずれ大潮の日が来て、金槌でもマグロのように速く流れることができるときを信じる。
何がなんでも立ち続ける。何がなんでも歩き出さない。引き離され追い越されながら立ち止まり続けることには不安が伴うが、僕には足並みを揃えるだけの体力がないことを忘れず、ただ眺め続ける。雨が降ろうが日が差そうが、目だけは開け続ける。
学ばない。後悔しない。淡々と生き続ける。

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