図1

北米で急成長を遂げるeスポーツの実態

はじめまして、アメマ速報の齊藤です。今回は、みなさんが注目しているeスポーツに関してまとめました。

eスポーツの競技人口は○○○と同じ・・!?

日本を代表する自動車メーカー・ホンダが、eスポーツ最大市場である北米のeスポーツリーグで大手ゲームメーカー、ライオットゲームズ主催のリーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンシップシリーズの公式スポンサーに名乗りを挙げたというニュースが最近出ましたね。このチャンピオンシップの注目度の高さ、カタカナばかりでピンと来ない人が多いと思いますが、eスポーツのメジャーリーグと言っても過言ではないほど!

…ところでeスポーツってキテそうだけどどんだけすごいの?という方のために基本的な情報を!

Eスポーツプレイヤー人口は既に全世界で1億人超え!(日本総人口並)
Eスポーツ観戦・視聴者も含めるとなんと全世界で4億人!!(アメリカ総人口超)と言われています。
この競技人口、わかりやすく言えば、「テニス競技人口とほぼ一緒」なんです・・・。
おわかりいただけたでしょうか?この成長の勢い。
2020年にはサッカーの競技人口3億人を超すと言われています。

日本では観戦・視聴者を含めても550万人とまだまだ少なく、世界のこの数字実感しづらいと思いますが事実です・・。eスポーツがキテる!!ということはわかりつつ、実際には犯罪を誘引する暴力的なコンテンツ内容が社会に影響するといった見解や規制もあり、社会的批判を恐れてまだまだ普及には時間がかかる気がしてます。せっかくのゲーム大国日本なのに勿体無い・・・(涙)

一方北米では、ゲーム業界各社がリーグやE3やEVO等大規模なコンベンションを通じてeスポーツに力を入れ、今や世界最大のeスポーツ市場になっているんです。

Z世代の将来の夢はYouTuber・・はもう古い!?

勢力を増すEスポーツ/ゲーミングインフルエンサー

小学生の将来なりたい職業がスポーツ選手ではなくYouTuberと言われていましたが、なんと、もうYouTuber に続いてランクインしているのは「eスポーツ選手」「ゲームクリエイター」なんです・・。(1990年生まれの私もこの時代の流れの速さ、信じられません)

インフルエンサーももちろんいますよ。有名なのは、皆さんご存知、twitchのゲーム実況のストリーミング配信が人気で世界1位のフォロワーを誇る爽やかブルーヘアの彼、NINJA。なんと彼のtwitchには、1,470万人以上のフォロワーがいます。あれ、その横は・・? 

はい、そうです。世界的DJのMarshmelloまでeスポーツに参戦しています。(Marshmelloを知らない人のために彼がどれだけ影響力のあるDJかというと・・・公式YouTubeチャンネルのフォロワーは3,800万人超え。日本一登録者の多いはじめしゃちょーさんが810万人登録なので、4倍以上です。驚異的。)
NINJAと世界的ゲームの見本市E3の「フォートナイト」のリーグで優勝したのです。さらにMarshmelloは、ゲーム実況専門チャンネルを作ってYouTubeで配信している上に、今年の夏、フォートナイトのゲームの中で自分のコンサートを実施もしているんです!

(バーチャルコンサート、チケットが売り切れる心配がなくて良いですね・・)これから競技人口がさらに増えるeスポーツ市場で、スターになろうとみんな必死です。インフルエンサー業界の勢力図もインスタグラマー→YouTuber→Twitchストリーマーと変わって来ていますね。

eスポーツへのスポンサーシップ

きっとここまで読んでくださったブランドのマーケティング担当者さんや私のような広告業界の方、eスポーツとのコラボレーションを考えない手はないなというのはお気づきだと思います。

一つ面白いポイントなのは、オーセンティックなスポーツゲームとは違い、eスポーツの大会は放映権やスタジアムのチケット収入で大半を賄っている類のものではないため、パートナーシップによる資金が必要不可欠ということ。つまり、eスポーツ側は今までのトラディショナルな方法とは異なる企業との取り組み方にポジティブな姿勢を持っているとも考えられます。(=自由度が高い)

若い世代がどんどんデジタル・ハイテク思考化し、今までの広告手法では動かない世代が出てきた今、単純に選手のユニフォームや画面にロゴを出すだけでなく、選手へのゲーミング機器・環境サポート(インフルエンサーマーケティング)、ゲームコンテンツ内でのプロダクトプレイスメント等・・。eスポーツはスポーツでありながらエンタテインメントであるからこそ、本当の意味でeスポーツファンを惹きつける エンタテインメントの中でどうブランディングしていくかということが課題になる気がしています。

個人的には、オリンピックの公式スポンサーよりも、eスポーツの公式スポンサーの価値の方が高まる日も近いのではないかとも考えてます。急激に成長を遂げる新規市場のスポンサー席は、世界最大マーケットの北米で徐々に埋まりつつあります・・・。

【画像出展】1 2 3

弊社では、eスポーツ関連イベントのスポンサーシップ・Marshmello含めたゲーミングインフルエンサータイアップのコーディネートも行なっています。お気軽にご相談ください!

▼お問い合わせ先

amema_info@stories-llc.com
博報堂DYグループ STORIES
ロサンゼルスオフィス STORIES INTERNATIONAL
アメマ速報チーム 清水・近藤・齊藤
http://www.stories-llc.com/ja/about

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?