ごきげんよう。雨宮はなです。
J-WAVEさんの抽選に当選し、参加させていただきました！「女性限定」という条件で、指定のSNSに登録すると当選確率が上がるということだったので全部登録させていただきました。

アピールが単純すぎるけど、まぁいいでしょう。J-WAVEさん、ありがとうございます。
今回は映画作品に関する印象、上映前イベント、試写会の様子についてお話します！

※今回は公開前ということを踏まえ、ネタバレのないよう頑張って作品について紹介します。

「純」って「突き抜けた」って意味なのかなと

SMのシーンがあったり、濡れ場があったりとセクシャルな印象を強く受けそうなものですがこれは純愛ドラマでした。この作品を観て「不純ってなんだろうね」という疑問が浮かびます。

主人公のヨシダヨシオはどうしようもなく純粋です。周りが胡散臭い人ばかりなのもあって、なおさら純粋さが際立ちます。ミホも純粋な人間の立ち位置なのでしょう。ただ、スタンスや表現の仕方が違うだけで。
この作品の中でいちばん不純なのは、ヨシダヨシオの職場にいる事務員の女性だと感じました。原作にもいるキャラクターなんだろうか、1995年に22歳を超えた女性にしてはハラスメントを正面から叩き切る勢いがある人でしたが実際のところは…。

突き抜けたものを持っていない人が不純に、濁って見える世界観でした。明らかに怪しい名前の政治家でさえ、いっそのこと突き抜けていて純に見えてくるんだから不思議です。そう見えない人間こそ何かを隠しているっていうのも世の理だなぁなどと思いながら観ていました。

ヨシダヨシオの表情と彼の「性」事情がリンクしていて、「性」って「”心”の”生”き方」って意味なんだなぁ、そう思えるシーンが多々あります。心と体はつながっていると、とてもよくわかりました。

がっつりたっぷり、贅沢な内容のトークイベント！

ラジオ局主催のせいなのか、トーク内容は非常に濃く時間も長めにとられていて満足度の高いイベントでした！紗倉まなさんと飛室イヴさんのトークはそのまま対談集の記事にできるんじゃないかというボリューム。女性２人のゲスト、というのもよかったですね、女子会みたいで。あそこに可愛い椅子を置いてもっとゆったりお話してほしかった気持ちになりました。

飛室イヴさんは今作でSM指導をされたらしく、指導だけでなく撮影の立ち合いも行い、女優さんたちの成長を間近に見ていたそうです。「短期間でよくあそこまでできるようになった」というのですから、今作の女優さんたちの演技力の高さには納得です。全く未知の領域の動き方を体になじませたうえで感情表現をしなくてはならないって…本当に職人技だと思います。

で、この職人技が本当にすごいんです。鞭の振り方もおっかなびっくりじゃないし、ボンデージがしっくりきてる。夜の雰囲気っていうのもにじみ出ていて、下手な役者さんにありがちな「服を着た役者さんが台詞を口にしてる」ってことにならない。ミホ役の菜葉菜さんは、なんていうかこう、いい具合にスレた感じというか昼の人間じゃない雰囲気が出てなじんでる。

鑑賞後は、そりゃあこの映画とその裏側について語ったら止まらないよなと納得しました。

試写会の様子

会場はスペース汐留のホールでした。この会場がめっちゃ可愛いんです！幕と座席がピンクでした！今作のメインヴィジュアルとほぼ同じピンク。だから会場に選ばれたのかな、なんて思ったり。(会場の写真は公式さんからOKもらえたら載せたいのですが、お返事がなく…仕方ないですよね)
いやー、ああいうちょっとしたのってキュンキュンきます！

運営はちょっと問題ありでした。開場前の列は途中合流で抜かし放題でしたし、盗撮疑惑もありました。
外にはスタッフさんがいなかったから、先に列に並んでいた一人に後からきたもう一人が合流…なんてのが私の見ているだけで二組いました。コースロープはってスタッフさんがつねに最後尾への誘導してくれてればと思いましたが、外だったし寒いからできればやりたくなかったのかな…。

私は割と前の方で観ていたのですが、私の前の席の方に盗撮(盗録？)疑惑。その人はトークイベントが始まる直前までスマホを触っていたのですが、電源を切らずに鞄にスマホを突っ込みまして、その画面にマイクのアイコンがデカデカとうつってるのがばっちり見えてました…。
盗撮じゃないにしても、上映中はその人のスマホのランプがずーーっっとチカチカしていて集中できない…。
スクリーンの前で電源を切れない人がなぜ試写会に来るのか、毎度疑問です。

おわりに

役者さんたちに敬意を表して映画館を訪れたい作品でした！今回の鑑賞ではただただ圧倒されるだけだったので、今度はもう少し感情の機微や日常での変化などに気づけるよう、もっとゆるやかに作品を楽しみたいと思います！

そんな『夕方のおともだち』は次の金曜日(２月４日)より公開！

最後まで読んでくれてありがとうございます。
ではまた次の記事で。ごきげんよう。