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ツイッターでよく見かける名前の横についているエビについて

ツイッターで名前の横に海老のマークを添えている人を見たことがあるでしょうか。

はじめて見た人は可愛いから海老のマークを添えているのかな?と思うかもしれませんが、この海老のマークは海老を表現しているのではなくエビデンスのエビを表現しています。
つまりエビ(デンス)と海老が掛けられているのです。
上手いですよね。

そのエビは何のエビデンス?

エビデンスは「証拠」を意味する言葉です。
ツイッターでフェミニズム活動をしている人々、通称ツイフェミは好んで名前の横にエビを添えていますが、このエビは何のエビなのでしょうか?
エビの意味についてまとめられているTogetterがありますのでURLを貼っておきます。
https://togetter.com/li/1236509

読むのがめんどうな方もいると思うのでエビの意味をざっくりと言ってしまいますね。
エビは2つの意味を持ちます。
①私は被害に遭ったことがあるよ!という被害の証拠としてのエビ
②ツイッターのフェミニズム運動を見て私は変われた、救われた!という改善した証拠としてのエビ

エビは何のために添えるの?

エビの意味は分かったけどエビを添えてツイフェミ達は何がしたいの?と思いますよね。
ツイフェミ達がしたいこと、それは女性を救うこと。
これに尽きます。
”私を見て、私もあなたと同じ、私も苦しんでいたけど私は変われた、あなたもきっと変われる”
というメッセージをエビに込めて女性差別に苦しむ女性達を勇気づけようとしているのだと思います。

でもエビは不適切だよ

エビが出てきた当初はめちゃくちゃ叩かれていました。
エビが持つメッセージは崇高なのに叩く人は何が気にくわないの!?とツイフェミは相当イラついたことでしょう。
ではなぜエビは叩かれたのか。
エビの使い方、つまりエビデンスの使い方がエビデンスとしては不適切だったからです。
たとえば
上司:契約が取れたと聞いたけど、具体的な【エビデンス】は?
部下:この契約書が【エビデンス】です。社長直々に調印してもらっています。
というシチュエーションでエビデンスは使われます。
ざっくり言えばエビデンスというのは証拠という意味を持つ言葉です。
正確に言うならば事実であるとか客観性があるといった意味合いを持つ証拠をエビデンスと呼びます。
ではツイフェミのみなさんのエビデンスを正確に使っていたのかと言うと、使っていなかったんですね。
ツイフェミのエビデンスのほとんどが事実であるのか確認できず、客観性も高いとも言えない。
つまりエビデンスの使い方として不適切ゆえにツイフェミは叩かれたんです。

エビは被害規模を水増しする

エビは2つの意味を持ちます。
①私は被害に遭ったことがあるよ!という被害の証拠としてのエビ
②ツイッターのフェミニズム運動を見て私は変われた、救われた!という改善した証拠としてのエビ

エビを①の意味で使う人もいれば②の意味で使う人もいますし、中には①と②の意味で使う人もいます。
①の多さは女性が受けている被害の規模の大きさを示し、②の多さは女性が変われる可能性と救われる可能性の高さを示します。
しかし①と②を一緒くたにするのってすごく問題があることなんですよね。
なぜかというとエビの使い方が統一されていないと女性が受けている被害の規模が不明確になるんです。
被害規模を大袈裟にするならば①と②を一緒くたにするのは効果的ですが、それって真実から遠ざかることですから好ましいことではないですよね。
そういう意味においてもエビは叩かれてしまったのだと私は思います。

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