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パンツ一丁放浪記 #1

今回からやっと長野編に突入。

昨日の0.5回目は移動の話しかしていないので、今回から本格的?にちゃんとした日記になる…はず。

昨日の午後に到着し、あれよあれよとその日の晩に食卓を囲み(今いるのはシェアハウス)、ボーッと居心地の良さを感じながらも、人生初のシェアハウスと言うものにちょっとした戸惑いを感じながらも、心地良さの方が勝って、ジワリジワリとカレーのルーが溶けるように、馴染んできている気がする。

聞いた話によると自分以外にも、あと数人、同居人となる人が増えるらしく、シェアハウスの向かいにある「離れ」に自分の部屋が出来るらしく、今、メンバーであるプロの大工さんにお願いして部屋を改装してもらっている。

6畳ほどの和室になるらしいが、完成済みの隣の和室を見させてもらうと、雰囲気と言うか、趣きが完全に「和」なので、こんな感じになると思うとテンションも上がるというもの。

落ち着かないから、豆を煮て、精神安定。

今朝は昨日の疲れを引きずりすぎたのか、爆睡して、ノーアラームでいつもの時間に起きたが、2度寝。

8時半頃にダイニングへ行き、おはようの挨拶をしながら出かけていくメンバーにいってらっしゃいも言いつつ、パンとサラダを頂く。

自分以外ほぼいないダイニングキッチンで、ふと、思い立ち、一品作ることにした。

自分は色々、気分を落ち着かせたり、精神安定のやり方はあるのだけれど、何かにほどよく集中出来るのが一番落ち着くらしくそれが、少し時間や手間のかかる料理をすることであった。

料理なら、精神安定とご飯と言う、物理的なオマケもつくので一石二鳥だったりする。

ただ、本当にダメな時にやると、味覚もダメなのか何を食べても美味しく感じなくて2.3日放置パターン(その時に食べても美味くないパターンも)なので、今くらいの調子でやるのが良いのである。

持って来た荷物の中に乾燥した青大豆があったので茹でて、出汁に浸した「ひたし豆」にしようかとは思ったが、ちょうど、しなびかけのニンジンもいたのでしなびて腐って捨てるよりかは…と使わせてもらい、「青大豆とニンジンのひたし豆」を作ることに。

料理がある程度出来たり、分かる方は「いやー、乾燥大豆だから一昼夜は水に浸す必要あるんじゃない?」と思われることだろう。

もちろんそうなのだけれど、もっと手早くやりたい人向けのやり方もあるらしく、湯を沸かし、火を止めた鍋に乾燥大豆を入れ40分待ち、その後(豆の硬さを確認しながら)弱火で15分で出来る!と言うパターンを見つけたので試してみる。

待ち時間はこれまた持ってきたコーヒーを飲みながらぼんやり。
これも精神安定の方法の1つ。

コーヒーを飲み終わり、ニンジンを千切りに。
割にしなびた部分があって、小ぶりなニンジン2本も合わせて1本分になるかならないかくらいに量が減る。

熱湯に浸る豆の隣で、鍋を用意し、水を張りおでんの素を入れ、少し甘め、濃いめにしてニンジンに軽く火を通す。

そして、再びの小休止。

豆は40分経ったので15分弱火で煮て、隣のニンジンの入った鍋へ。

それから10分程煮てから、火を止めて、耐熱皿へ流し込んで、粗熱を取る。

今は粗熱を取りながら味を染み込ませながら、この日記を書いている。

気づいたらもう昼。
時間の流れもやっぱり違う。

さすがにクロワッサン1個はちょっと腹が減る…ので、昼はこっそりチャーハンをこしらえようと思う。

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