不登校の親
娘は一年前から不登校である。
コロナ期にも何とか行ってくれて
いじめられてしまった事もあったが
周りの協力もあって乗り越える事ができた。
ある日、突然泣き出し
『私、命の糸が一本しかない』と言った。
それは彼女にとってのSOSだと思った。
そばにいてあげる事が良いんだと思い
勤めていた仕事をやめた。
私もその時、精神的にも限界だった。
過呼吸になったりして仕事にならなかった。
辞めるときに理由を上の人に伝えたとき
『あなたも休んでるんだから、お子さんに強くは言えないわね?』と小言を言われた。
きっと嫌味のつもりだったのだろう。
不登校の親子の苦しみは
他人には理解してもらえないのだ。
そう思った。
誰にも相談できない。
子どもにも強く言えない。
ただ、苦しい。
それから眠れなくなった。
寝たきりになった。
ご飯を食べられなくなった。
感情が無になった。
私は母親失格。
何が間違っていたのだろう。
どこでこんなふうになっちゃったのかな。
自分を責める日が続いた。
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