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みんな 風の時代に向かうんだ

今日から大阪に来ています。
移動日なので、実際は何時でも現場に入ってよいのです。
わたしは現地で観光するタイプではないので
遅くに現地に入るため、今日も17時くらいの新幹線に乗りました。

なので午前中はゆっくりしていたのですが
そうすると面白いことにいろんなところから
相談事の連絡が入ってきました。

ひとつは兄やんから。
なんでも
会社の寮の人の中でコロナの陽性反応が出た。
すぐに帰って、指定された病院でPCR検査受けるようにと言われて
帰宅を促されたのだけど
自宅に着くと、実は間違った連絡で
陽性者が出たフロアの人だけ検査を受けるようにとの
ことだった。

でもいったん帰されたし、いまいち頭も痛いこともあって
テレワークをしていたところ
会社から連絡があって
「大事な案件があるのに休むとは・・」という
お小言だったらしい。

やる気があったのに心が折れたよとのこと。
どしたらいい?って聞かれたから
「要は自分だったら出勤するのに
なんでお前は出勤してこないんだってことが言いたいんだよね。
だから自分が逆の立場だったらなんていう?」って聞いたら
「時期が時期だしその時は仕方ないっていうかなぁ。」
「つまりそういうことだよね。
自分だったらこうするって、自分だからこうあるってのは
同じ意見だったらいいけど、違う場合は平行線なんだよ。
あと、一番下っ端の兄やんには言いやすいってのがあると思う。
自分が上司だったら、休む人のフォローをするのも
務めだと思うんだ。上司が休んだら、みんな力を合わせて
フォローするでしょ?」

今までだっていろいろあったけど
どうにかやってきたじゃんか。
今回も同じことだよ。
そして今日は冬至だからね、ゆっくり休んだ方がいい日なんだよ。
明日からまた頑張ればいいよ。

わたしは兄やんから相談されたときは絶対否定しないって決めてる。
会社いけるんだから行けばよかったのにとか
頭痛いくらいなんだよとか
絶対言わない。考えがあって決めたことだから。

逆の立場だったらどう思うかな?って聞く。
ただそれだけ。

しばらくすると会社の人から連絡があった。
金曜に食事をしたんだけど昨日COCOAで
「16日 陽性者との接触を確認しました。1個」
って通知があった。どうしよーごめんね。出張キャンセルだよねって
連絡だった。
セイセイセイ・・(笑
「わたしCOCOA入れてないよ」

なんでもCOCOAのアプリって5%の人しかインストールしてないんだって。
自覚症状がなければ特に検査行ったりする必要もないとのこと。
内勤の人の方がニュースとかの感染者の人数に
敏感になってるような気がする。私は確かに増えてるとは思うけど
周りでバタバタ人が死んでるわけでもなく
ほとんどが感染経路がわかってないってのは
インフルエンザみたいに流行ってるということで
気を付ける以外何も手立てはない。新幹線や飛行機にも乗るし
施設に行ったら狭い部屋に通されて半日は過ごす。
ものすごくリスキーだけど今のところはかかってないし
行った先の施設で陽性者が出たという話もない。
ただ外出が怖いとは思ってない。

しばらくすると、会社の同僚から連絡があった。
「アメリアさん、今出勤してますか?」
「家だよ。今日は会社に行かないで直接大阪に入る」
というと
「実は私も大阪なんですけど、体調が悪くて
どうしようかなと。」
「二人で入るの?」
「三人です」
「だったら間違いなく二人でってことになるよ。
新人さんだけになるけど、助っ人なしだよ。」
「いやー心配です。行こうかなぁ」
「とりあえず課長に連絡だよ。」
「課長昼休みで捕まらないんです。
わたしもギリギリ待ちますけど、どうしよう。
病院行こうかなぁ。でも、行かないと不安だしなぁ」
「休みなよ。一緒に行く新人がかえって気を遣うよ。
大丈夫だから休みなよ。もし何かヘルプ要請が
会社から来たら私も大阪にいるしいけるから。」
しばらくすると、課長と連絡が取れて
「やっぱりアメリアさんの言うとおりに休みます。
こんな時期に体張るのはやめます」
とのことだった。

なんかこうして家にいると面白いことに
立て続けに連絡があった。
冬至だなぁ。
グレコンだなぁって思った。

私がこの時期に何を手放すのかなって思って
よくよく考えてみた。

手放すとしたら
そうだな。
嫌だな、いやだったなって思ってことだ。
大半の嫌なことは手放したんだ。
嫌だなって言ったし
もっと自分を大事にするとも言った。
そしてもっと身近な人を大事にしようって思った。

あのね、兄やんがボーナスの時期になると
必要なものを買ってくれるんだ。

今回はチェスト(洋服ダンス)にした。
引っ越した時に大きな家具は処分したのだけど
兄やんのお古で持ってきたチェストがもう
収まりきれなくなった。
さすがにもう少し容量があるものが必要だと思って
今回はチェストにした。

値段が6万と3万のがあって
予算は5万だから高いものを買うんだったら
手出しをするつもりだった。

兄やんは私が欲しいといった品物を見て
「どっちがどうとかってよくわかんないけど。
安いのを買ったら、余った分でなんかプレゼントする」
っていうから
「じゃあ。安いやつでお願いします」って言ったら

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時計ベルトを2本買ってくれた。
この時計はKNOTというお店のもので
時計本体とベルトが好きなように組み合わせができる。
値段も2万くらいでお手頃だ。
私はこの間、時計を買った。
このメーカーは兄やんのお気に入り。
「お母さんここの時計買うならお店に行ってみた方がいい」
っていうんで、見に行ったら、ネットで見るよりも実物で
あれこれ考える方がずっと良かった。

兄やんもわざわざお店に行って
「母にプレゼントするんですけどどれがいいですか?」
って聞いたんだって。
するとお店の人が
「お仕事されてるお母さんだったら落ち着いたベルトがいいですよね。
皮なんかどうですか?」といって
色味も考えてくれたんだけど
どっちも私が好きな色だった。

こんな風に持ちつ持たれつで
いい塩梅な毎日だなと私は思ってる。
今日もいい日だったな。
ありがとう。







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