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202303_美術展

3月に行った美術展の感想です。
3月に行った美術展はこちら。

計3つ。2月のインプット量が大きて消化不良を起こしたので、美術展の接種量を意識的に少なくしたんでした。(忘れてた)

東京五美術大学連合卒業修了制作展

名前の通り東京五美術大学の卒業制作展です。
大学毎にカラーが出ていて面白かったな〜。こういうその組織毎のカラーを見られる系好き。

写真の撮影がOKだったので好きな作品は撮影させてもらったんだけど、見返すと日本画は水、海の生き物系、油絵は圧倒的な技術力を発揮しているもの、造形は衣服系、心がゾワゾワするものが私の好みみたい。
絵画ってその時その時で感じることが違うような気もするし、写真で振り返ると好みの系統がわかったりして楽しい。

学生ならではの悩みを絵に表現していたりして「この悩みあるよね…」と思って観ている私のことを「私にとってこの悩みは過去のものになったってことは、少しは大人になったんだな」と思ったりして、寂しいやらほっとしたやらでした。

ムサビ通信教育課程卒業制作

こちらも大学の卒業制作展。上記の卒業制作展よりも良い意味でレベルも作風もまちまちで味がありました。色んな環境の人が学んだんだろうな〜という感じ。特に油絵は画力が圧倒的に高い作品が多く、相当な時間をこの卒業制作の作成に割いたのだろうな…と。

合田佐和子展 帰る途もつもりもない

当時「美人芸術家」と誌面で紹介されることが多かった合田佐和子さん。確かに本当にお綺麗な方なんだけど、わざわざ「美人」と枕詞につけることに対して懐疑的だった、という説明文に一気に好感度が上がりました。当時にその感性を持ち不特定多数の方が読む雑誌で発言できることはすごいことだな、と見習いたくなりました。

小学生くらいの頃からの制作物も展示されており、物持ちが良い。(そこ?)
目を描いた作品が綺麗で、合田さんの目にはこう見えているんだな〜、うつくい世界だな〜と見入ってしまった。「ここが運命の地」と急にエジプトに移住したりするエネルギッシュさも個人的には好きでした。
晩年まで絵を描き続けてらして、また油絵もご自身独学で描かれていて、本当に創作意欲が尽きないことがすごいなと。(動画で、ご家族も最後まで絵を描いていたとおっしゃっていました。)


美術展は色々感じることが多くて、自分が元気じゃないと疲れちゃうこともあるけど、やっぱり楽しいな〜!!
自分的インプット、アウトプットの良い循環を作っていきたい。

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