【荼毘爆】麻婆豆腐。

🖋300字小説🖋
【荼毘×爆豪勝己】
「麻婆豆腐。」

辛い物が好きだという爆豪の為に麻婆豆腐を作ってみた。
自炊をしていた俺にとって料理は難しいことではないけれど、誰かの為に作ったのは初めてで美味しさへの自信はなかった。
「悔しいけどめちゃくちゃ美味い」
激辛の麻婆豆腐に爆豪は満足してくれたらしい。
「今まで食った中で1番美味い麻婆豆腐かも」
「そうか?そりゃ良かった」
「お前、料理得意なんだな」
「普通だと思うぜ。でも爆豪に美味いって言って貰えて嬉しい」
ニッと笑うと爆豪は照れたような顔をして言った。
「……また作って欲しい」
珍しく素直な爆豪に俺は笑顔を返す。
「いくらでも作ってやんよ」
爆豪に喜んで貰えるのは、嬉しいから。

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