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伊勢の神聖な気に満ちた、美し国のプライベートヴィラ "YUSURA(ゆすら)”の極上体験をレポート!

あめつちデザイン代表の霜竹です。

先日、cocodakeを導入いただいているお宿「オーベルジュ YUSURA」さんに、プライベートでお邪魔してきました。

久しぶりにお伺いしたのですが、いやぁ、本当に素晴らしかった!

一言で…YUSURAさんは、美し国の極上プライベートヴィラでした。

立地、空間、お食事、お湯、おもてなしと、どれをとっても素晴らしくパーフェクトだと感じたので、この感動を一人でも多くの方と分かち合いたく、レポートしたいと思います。

(やはり現地で体感したあの感動は、言葉だけではなかなか伝えきれないのが惜しいところですが^^;写真だけでも一部雰囲気が伝わると思います)

少し長くなるので、目次でピンときたところからお読みいただけたら嬉しいです。



“和のオーベルジュ”としてのクオリティが際立っていた!


この感動をどこから伝えたいいだろう?と思っていましたが、オーベルジュと銘打っていらっしゃるので、まずはやはりお食事のお話からでしょうね。

さて、皆さんもご存知のように“オーベルジュ”といえば、宿泊施設を備えたレストランのこと、一般的にはコース料理で、和洋中であったら洋で、フレンチを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

でも、YUSURAさんのお料理は、洋ではなく、「和の創作料理」なんです。
しかもひと皿ひと皿が、格別の味わい。

どれをとっても、素材の味がしっかりと生きている、と感じました。


地元・三重の選りすぐりの食材を使ったお料理が満載で目と舌、そして香りと五感のすべてを使って、旬の食材をじっくりと堪能させてもらいました。


こちらの地元産の新鮮なウニと、旬の味覚・松茸を使ったお料理も忘れられない味。

海の幸と山の幸を掛け合わせて、こんなにも絶妙なハーモニーになるとは!これは絶品でした。 


それからとくに感動したのは、お米の美味しさ

私は仕事柄、全国各地の美味しいもの、その土地ならではの食材をいただく機会が多く、美味しいお米は、ずいぶん食べてきたとひそかに自負していたのですが、まだあったかと(笑)。

世の中には、まだまだ未知の発見、新たな味覚との出会いがあるものですね。

しかしよく考えてみたら、伊勢は昔から「美(うま)し国」と言われるくらいなので、海の幸、山の幸、お米、水、お酒が全部揃っているんですよね。

そして、美味しい食べ物を育むために必要な地理的環境と条件がすべてある土地でもあります。
 
日本書紀が編纂された奈良時代に、「美し国」と記録されていることも納得です。
 
やはり伊勢は、太古の昔から食の宝庫で、天照大神が伊勢神宮に鎮座するにふさわしい特別な土地だったのでしょう。神様に献上する供物ですので、お米、お酒、お水は、きっと極上のものが選ばれているでしょうから^^
 
そんなふうに歴史に思いを馳せながら、お米の美味しさを味わえるのも楽しく、幸せなひとときでした。
 
(個人的には、お釜で炊いて余ったごはんを、おむすびにして下さったことも嬉しかったです。一口サイズで小腹がすいた時やお夜食にぴったりで、家族で美味しいお米の味わいを、二度も楽しむことができました)
 

***
 
サービス面では、お食事はもちろん、到着時から支配人をはじめ、スタッフの皆さんのさりげなく、でも、あたたかなお心遣いを随所に感じ取ることができ、その度にハッとさせられていました。
 
感動の数を数え上げたらキリがないので、とくに印象に残っていることをお伝えしたいと思います。

 

【チェックインも室内でスムーズ】


 チェックインは、フロントチェックではなく客室内で行うスタイルでした。
 
客室内でのチェックインは、海外ではいわゆる高級ホテル、Villa Resortでは一般的ですが、日本ではまだまだという印象なので、ここも感動しましたね。
 
到着次第、すぐに支配人の眞榮田さんが自らお部屋に来てくださって、本当にあたたかく迎えてくださいました。
 
平身低頭、ご丁寧にご挨拶してくださったので、やや恐縮してしまったくらいです^^;
 
接客、おもてなしというのは、本当に深くてとてもひと言では言い表せないのですが、私はおもてなしする方の心意気や気持ちがはからずもにじみ出て、自然とあらわれてくるものこそ、真のおもてなしだと考えています。
 
その意味で、支配人の眞榮田さんのお心遣いは本当に素晴らしく、そこでお仕事をされているスタッフの皆さんも、そんな眞榮田さんの真摯な姿、あたたかいその背中を見て、おもてなしの本質を学ばれているのだろうなという印象を受けました。
 
本当に、頭が下がります。
 
 
たとえば、私たち家族の名前を全部覚えてくださっていて、お庭に続く遊歩道に出てくつろいでいる時も、ふとした瞬間に手を振って微笑みかけてくださったり、絶妙なタイミングで声をかけてくださるんです。
 
かなりお忙しいはずなのに、ずっと笑顔を絶やさず、全館にわたって細かい目配りができている点も、「さすが!」の一言でした。
 
そんな実は高度なおもてなしを、空気のように自然に、細部にわたって浸透させているのは、やはり一流宿の証だと思います。
 

【顧客目線で設計された、シンプルで心地よいお部屋】

YUSURAさんは全室一棟建てのプライベートなヴィラ(全5室、1日3組限定)ですが、時間を忘れてゆったりと過ごせるところも、大きな魅力だと思います。

今回、私たちは「楓」というお部屋に滞在させていただいたのですが、目の前には美しいお庭が広がっていて、プライベート感も満載。

リラックスした、心地よい時間を過ごすことができました。

一部ご紹介させていただきますね。

お部屋の造りは一見シンプルですが、バリアフリーが徹底されている印象。
「この設計も、徹底したお客様目線からこそ生まれたものだろう」と感じました。

ヴィラタイプのお部屋では、国内外を問わず、昨今はスキップフロアが多い印象ですが、段差がない造りは、小さな子どももご高齢の方も安心して過ごせる点が良いですね。

複雑な造りだとうっかり躓いてしまう可能性もありますが、こうしたシンプルな造りだと段差もなく、安全性が確保できるので、滞在時に余計なストレスがかかりません。

意外と見落としがちですが、実は大事なポイントだと私は思っています。

その他、お部屋に関してはシンプルですっきりと心地よく、必要なものは全て揃っていたので快適に過ごすことができました。

【まろやかでやわらかな、極上の泉質】

お風呂は、美人の湯として名高い榊原温泉のお湯を厳選して使っているようです。

こちらのお湯は、まろやかでやわらかい泉質だったことが印象的でした。

湯上がりにはすべすべした肌になっていたので、さすがは美人の湯ですね。
かの清少納言も、日本三名泉として讃えたという逸話もあるのだとか。

聞けば、この温泉もYUSURAさんの特徴で、非常に人気とのこと。

上質な泉質、とろとろの質感といい、やはりこの神聖な土地ならではの水の恵みを感じずにはいられません。

一度浸かったら忘れられない、また必ず入りたくなる温泉です。

【神聖な気をまとった、"伊勢”という極上の立地】 

感動ポイントはたくさんありましたが、YUSURAさんの最大の魅力は「やはり極上の立地にあるのかもしれない」というのが、私の率直な感想です。

そう感じる理由はまず、伊勢神宮から車で15分にあるということですね。さらに夫婦岩で知られる名勝・二見浦までは約3分という立地です。

神気に満ち溢れて清々しいパワースポットの気は、伊勢神宮の神々、そしてこの地にいらっしゃる数々の自然の神様からいただいているからなのかもしれません。

天地(あめつち)の恵みをいただいている場所なのだろうなぁと思い、個人的には嬉しくなりました^^

そうそう。
それから伊勢というと、やはり多くの方は伊勢神宮が真っ先に浮かぶと思うのですが、今回訪れてみて感じたのは、地域全体に凛とした気が満ち溢れているということでした。

というのも、宿のすぐ近くに分社や摂社がたくさんあるということに、気づいたからです。

YUSURAさんは伊勢の分社で「蘇民将来の神話」という須佐之男命(スサノオノミコト)に由来する神話が伝わる、松下社のすぐそばにあるんですね。


一泊二日なのであっという間でしたが、時間の流れがいつもと違う感覚があり、ゆったりと、そして心地よい空間に身を委ねて、身も心も解きほぐされていく感覚を味わいました。

それとともに、神聖な気に満ち溢れた時空間の中で眠りにつくという体験は、ちょっと他では味わえないような、特別な体験でしたね。

個人的にはさながら「Holyな気に抱かれて眠る」というような、稀少な体験でした^^

身も心も癒され、リフレッシュされるので、リトリートにも最適なお宿だと思います。

空間に、“おもてなしの心”が寄り添うからこそ最高の体験が生まれる


美味しいお料理、心地よい空間、最高のホスピタリティと、どれをとっても火の打ちどころがなく、YUSURAさんが評価が高く、お客様に愛される理由もよくわかったことも、今回の大きな収穫でした。

いつも期待以上のおもてなしに出会える宿だからこそ、感動が生まれるのですよね。

昨今、空間へのこだわりが素晴らしい宿が増えてきて贅を尽くしたところやスタイリッシュなところも多く目にするようになりました。

ただ、空間も大事ですがそれがすべてではなく、そこに素晴らしいスタッフ、つまりホスピタリティが寄り添うからこそ滲み出てくるものがあるなぁということを、しみじみと実感させてもらいました。

やはり、本物のホスピタリティは現地に実際に赴き、体感してこそ味わえるものだと思います。

こんなに素晴らしいお宿にcocodakeを置いていただいていることに心からの喜びを感じながらも、私たちに今できる精一杯のことをしていきたい!と心に誓った往訪となりました。
 
眞榮田支配人、スタッフの皆様、素晴らしい時間を本当にありがとうございました!!!また必ず伺います!

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〜AUBERGE YUSURA[ゆすら]〜

住所:三重県伊勢市二見町松下1347−2
アクセス:伊勢神宮から車で15分/最寄り駅(近鉄鳥羽駅・JR二見浦駅)までの送迎もあり。
公式サイト:https://yusura-ise.com/




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