あめつちデザイン

《暮らしと、旅と、人を動かす会社》 「顧客体験デザイン」と「デジタル技術」を用いて、日…

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《暮らしと、旅と、人を動かす会社》 「顧客体験デザイン」と「デジタル技術」を用いて、日本各地の魅力の発信とツーリズムの変革に取り組み、”地方創生”を推進しています。カスタマーサクセスチームが情報発信中!🔉 https://ametsuchi-design.co.jp/

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  • 【隔週で水曜日に配信中!】あめつちメルマガ

    全国の宿泊施設様を中心に隔週でお届けしているメルマガの内容を、こちらでもお届けしてまいります!

最近の記事

「ファンを育てる」が重要な鍵!長期的な支持を得るための宿泊施設戦略〜あめつちメルマガ【vol.11】

こんにちは。 昨今、あらゆる業界で「お客様をファンにすることが大事」ということを以前にも増して、よく耳にするようになりました。 旅行業界も例外ではなく、国内では少子高齢化が加速する中で、新規顧客を積極的に獲得しようとするよりも、「既存のお客様をどれだけ大切にできるか。また、長くご利用いただけるかが重要」という視点に立って、宿改革に取り組み始めている宿泊施設様が増えている印象があります。 以前、メルマガでも少し触れましたが、コロナ禍で多くの宿泊施設が苦しい状況にあった中で

    • 唯一無二のおもてなしを実現するために〜「旅館花屋」編 あめつちメルマガ【vol.10】

      こんにちは。 本日は、信州・上田別所温泉の「旅館花屋」さんについてご紹介したいと思います。 花屋さんといえば、数々のメディアで取り上げられている他、撮影の舞台としても使われている、知る人ぞ知る老舗旅館。 社内ではいつも全国各地のお宿情報が飛び交っていますが、その中で花屋さんは、 『唯一無二とも言える独自の世界観を明確に定義し、それを館内のすべてのサービス(提供価値)に徹底して反映し、お客様にその世界観を感じてもらえる顧客体験を設計、提供している宿』 として皆が注目し

      • 唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ⑤あめつちメルマガ【vol.09】

        今号では、前号からの続きで、顧客体験を実現するためのインタフェース(価値を提供する媒介)とサービス(提供価値)を設計していくプロセスをご紹介いたします。 >>前号の記事はこちら インタフェースが決まり、サービスが決まると、貴社のあるべき姿を表す【TO BE】のカスタマージャーニーが、いよいよ完成に近づきます。 実際のカスタマージャーニーの完成までには、再度のチェックや細部の見直しが必要になる場合もあります。 しかし、こちらは間違いなく今後、貴宿が進むべき方向を示す

        • 唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ④あめつちメルマガ【vol.08】

          前号では、カスタマージャーニーマップを使って、現在の宿の状況を可視化していただくプロセスについてお伝えいたしました。 この、【現状の可視化プロセス】の中で、おそらくたくさんの課題が見えてきたのではないかと思います。 では実際に、それらの課題をどのように解決していったら良いのでしょうか? 今号と次号の2回に分けて、策定した課題の解決方法を参考に、各タッチポイント(顧客接点)において、お客様に新たな価値を提供する顧客体験の設計方法について解説していきます。 課題が詳

        「ファンを育てる」が重要な鍵!長期的な支持を得るための宿泊施設戦略〜あめつちメルマガ【vol.11】

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          11本

        記事

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ③あめつちメルマガ【vol.07】

          前回のメルマガでは、他の宿にはない貴宿ならではの特別な体験やサービスを再構築する際に必要となる要素を、3ステップでご紹介いたしました。 今回は、前回の内容を踏まえて、貴宿ならではのサービスや理想のおもてなしの姿を描く上で重要な羅針盤となる、顧客体験の設計図=「カスタマージャーニーマップ」を作成する際のポイントを、シリーズ3回に渡ってお届けしてまいります。 今号では、前回の1に相当する「理解」のステップ、つまり徹底的に顧客と現場を観察して見えてきた結果から、現状のカスタマ

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ③あめつちメルマガ【vol.07】

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ②あめつちメルマガ【vol.06】

          こんにちは。 前回のメルマガでは、唯一無二のおもてなしを実現するステップに向かう前段で陥りがちな盲点、ボトルネックについて、よくある3つの課題についてご紹介いたしました。 というのも、いざ「顧客視点に基づいたサービスを設計しよう」と思っても、ボトルネックがクリアにならないと根本的解決にならないばかりか、せっかくの良いアイデアが出てもうまく生かせずに、一過性のものになってしまう可能性があるからです。 貴宿にとって、ベストなおもてなしのカタチを描くためにも、まずは潜在的な課

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ②あめつちメルマガ【vol.06】

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ①

          前回は、「宿泊業界の人材不足」という課題提起をした上で、最適なソリューションを探ることの重要性についてお伝えいたしました。 とはいえ、いざ最適解を見つけようと思っても、 など、スタートの一歩手前で踏みとどまってしまう方も多いのではないでしょうか? あるいは、業務効率化の必要性は認識しつつも目の前の業務に追われて、取り組むべき課題が先送りになっている状況なのかもしれません。 しかし、もし本気で課題解決をしたい!という思いがあるならば、勇気をもって一度立ち止まり、しっかり

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ①

          インバウンド消費“5兆円超え”の好機を生かす〜深刻化する人材不足を乗り越えるために【あめつちメルマガ vol.04】

          昨年末から今年にかけて、旅行業界は明るい兆しが見えるようなニュースが続き、これからの動向に希望を持たれている方も多いのではないかと思います。 その中で、とくに私たちの目に留まったのが、 ・2024年の訪日客、過去最高の3310万人 ・訪日客消費が初の5兆円超 23年、人数はコロナ前8割に という、2つのニュースです。 インバウンドの旅行者数はコロナ前の8割と、かなり戻ってきていることは肌感でもわかりますが、なんといっても注目したいのは、 「訪日客消費が初の5兆

          インバウンド消費“5兆円超え”の好機を生かす〜深刻化する人材不足を乗り越えるために【あめつちメルマガ vol.04】

          新時代の幕開け!「宿ありき」の“指名型”で選ぶ、新たな消費者(旅行者)ニーズに応えるために【あめつちメルマガ vol.03】

          本日は、「宿泊施設が、地域観光の発信基地になる必要性」というテーマでお届けしたいと思います。 今、旅行業界全体を見渡しながら感じていること。 それは、旅行者のニーズが、「観光地ありき」から「宿ありきで選ぶ」スタイルにシフトしている。つまり、旅行者が宿泊する宿を目的に旅を設計する傾向が顕著になっている、ということです。 この流れは、宿選びに限らず、食やアクティビティ(体験)にも通じるもので、個々が旅に出かける理由やその土地を目指す目的が、より明確になってきている証だと思

          新時代の幕開け!「宿ありき」の“指名型”で選ぶ、新たな消費者(旅行者)ニーズに応えるために【あめつちメルマガ vol.03】

          イタリア発「アルベルゴ・ディフーゾ」の温泉版!?城崎・小林屋のブランディング戦略に見る、地域活性化に賭ける熱い思い

          先日、あるMTGでのこと。 霜竹さんに「最近、”泊まるように暮らす“をコンセプトにしている宿が増えていますよね」と、お話ししました。 たまたま話の流れで出たふとした一言でしたが、どんなに些細なことであっても真摯に受け止め、いつも驚くほど的確に、予想を上回る回答やヒントをくださる、霜竹さん。 そんな私の言葉もしっかりキャッチして、今回もこんなふうに答えてくださいました。 「“アルベルゴ・ディフーゾ”っていうのがあるんですよ。イタリアから始まった取り組みで、すでに成功事例

          イタリア発「アルベルゴ・ディフーゾ」の温泉版!?城崎・小林屋のブランディング戦略に見る、地域活性化に賭ける熱い思い

          選ばれる宿へ! 新たな価値創造の挑戦に挑む、coocdakeを導入した 2宿様の 事例紹介【あめつちメルマガ vol.02】

          こんにちは。 今年も残りわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 さて本日は、来年に向けて私たちが本格的に力を入れていきたいと考えている、【cocodake】の体験Eコマース事業への意思表明も含め、そのしくみの実現に向けて、いち早く行動されている、2つのお宿様の事例をご紹介させていただきたいと思います。 とくにコロナ以降、旅行業界、宿泊施設がさまざまな価値転換を迫られる中で、新たな付加価値を見出し、試行錯誤をされながらも、その強みにフォーカスしていこうと尽力され

          選ばれる宿へ! 新たな価値創造の挑戦に挑む、coocdakeを導入した 2宿様の 事例紹介【あめつちメルマガ vol.02】

          【メンバー紹介】vol.03/あふれる“ものづくり愛”で、人・モノ・コトを繋げる〜竹内僚兵さん

          竹内僚兵  モノづくりプロデュース部 部長 【キャッチフレーズ】 心が震えるか、否か (by 香川真司さん) 【趣味】 海外旅行、ハンドメイド、クラフトフェア巡り、カバン集め ーーーーー 【自己紹介】 出身は兵庫県神戸市出身です。 靴や鞄(カバン)やなど、ものづくりで有名な、長田というところで生まれ育ちました。 子どもの頃から、靴をつくる製造工程を見たり触れたりする機会も多く、ものづくりの現場がいつも身近にあったので、「いつか自分も、ものづくりに挑戦してみたい」

          【メンバー紹介】vol.03/あふれる“ものづくり愛”で、人・モノ・コトを繋げる〜竹内僚兵さん

          あめつちメルマガ創刊号【vol.01】インバウンド市場における“多言語対応”は供給過多にある!?必要最低限抑えておきたい、基本3原則とは

          さて、本日のメルマガは 1)インバウンド市場における“多言語対応”は供給過多にある!? 必要最低限抑えておきたい、基本3原則 についてお伝えしてまいります。 どうぞ最後までお付き合いください。 ****** こんにちは。 あめつちデザイン代表の霜竹です。 今回は記念すべきメルマガ創刊号ということで、今、私が昨今注目しているニュースについて、考察してみたいと思います。 先般、観光経済新聞さんのニュースで、 「訪日消費 年間5兆円視野に7~9月期

          あめつちメルマガ創刊号【vol.01】インバウンド市場における“多言語対応”は供給過多にある!?必要最低限抑えておきたい、基本3原則とは

          伊勢の神聖な気に満ちた、美し国のプライベートヴィラ "YUSURA(ゆすら)”の極上体験をレポート!

          あめつちデザイン代表の霜竹です。 先日、cocodakeを導入いただいているお宿「オーベルジュ YUSURA」さんに、プライベートでお邪魔してきました。 久しぶりにお伺いしたのですが、いやぁ、本当に素晴らしかった! 一言で…YUSURAさんは、美し国の極上プライベートヴィラでした。 立地、空間、お食事、お湯、おもてなしと、どれをとっても素晴らしくパーフェクトだと感じたので、この感動を一人でも多くの方と分かち合いたく、レポートしたいと思います。 (やはり現地で体感した

          伊勢の神聖な気に満ちた、美し国のプライベートヴィラ "YUSURA(ゆすら)”の極上体験をレポート!

          観光は進化している!〜アフター・コロナの今、外国人旅行者が「Wonder!」と日本に魅了されるワケ

          前回はビフォー・コロナの旅について、インバウンドの動向に焦点を当ててお話ししました。 そこで今回はアフター・コロナの旅について、今感じていることをお伝えしたいと思います。 まず一つ目の変化として、外国人観光客の国籍が以前に比べて多様化したことが挙げられると思います。 ビフォー・コロナでは中華圏の方、中でもとくに富裕層の方が多かったのですが、昨今は、近隣諸国に限らず、ヨーロッパやアメリカ、ラテンアメリカ、インドと、世界各国の人たちが日本にやってきているイメージです。 こ

          観光は進化している!〜アフター・コロナの今、外国人旅行者が「Wonder!」と日本に魅了されるワケ

          観光は進化している!〜ビフォー・コロナで見られた旅の特徴と旅行者たちのニーズ

          旅先で、外国人観光客を多く見かけるケースは多いと思います。 東京、大阪といった都市はもちろん、変わらず人気の京都、加えて昨今は地方のマニアック!?と言われるような場所でも、外国人の姿を見かけることが増えてきました。 コロナ禍を経て、インバウンドブームは今、再び過熱状況にあります。 とはいえ、ひとくちに「インバウンド」と言っても、 コロナを境にビフォー・アフターでは、観光の目的や、旅に求める意味も大きく変化している という実感があります。 では、コロナ以前、コロナ以

          観光は進化している!〜ビフォー・コロナで見られた旅の特徴と旅行者たちのニーズ