マガジンのカバー画像

美術館

4
運営しているクリエイター

記事一覧

次はまた30年後?注目のエゴン・シーレ展開幕!

すごい!レオポルト美術館!いますぐウィーンに飛び立ちたい…!というのが、見終わったときの感想でした。 2023年1月26日に開幕したばかりのエゴン・シーレ展。実は私、彼の描いた作品も生い立ちも、若くして亡くなったことすら、ほとんど知りませんでした。それがどうして今回の展示に興味を持ったのか、きっかけは数年前のNYにまで遡ります。 ◆手に取った、たった1枚のカード2019年秋、私は仕事で2ヶ月間NYに滞在していました。休日には美術館に足を運ぶことも多く、この日も以前から友人

構想40年!大阪中之島美術館があまりにも良すぎました

2022年2月に開館したばかりの中之島美術館。いつか行きたい…!と思っていたところに関西出張が入ったため、前日入りして行ってきました。 結論から言うと、行って大正解!!近頃行った美術館の中では、展示内容も含めてダントツでおすすめできます。今回は、そんな行って良かった点を4つにまとめてお話しします。 12月某日。お昼頃に到着した私は、着いたそのままの足で美術館に向かいました。 大阪のシテ島とも呼ばれる、中之島。駅から川伝いに歩いていると、ランチタイムで外に出てきているらしい

心洗われる、群馬県立館林美術館

館林美術館を訪れたのは、2019年の12月。ピカソ展を鑑賞するためでした。 実は、その年までピカソに全くと言っていいほど興味がなかった私。それがわざわざ群馬にまで行くことになったのには、同年夏に訪れた箱根彫刻の森美術館での必然とも呼べる出会いが大きく関わっています。 ◆箱根のピカソ館「ピカソって、なんかヘンテコな絵を描いてる人だよね?絵の雰囲気もちょっと怖くて、近づき難い…」箱根に行く前は、これがピカソに対する率直な感想でした。よく分からないものって、敬遠しがち。まさしく

”私”の気分の上げ方を知っておく

仕事が上手くいかなかったとき、人間関係で悩んでしまったとき…知らず知らずのうちにストレスが溜まっていってしまうときがあります。気がついたら、なんだか気分が晴れなくてもやもやして、体も重く感じてしまう。 そんなとき、私は家の中にいるとますます落ち込んでしまうので、できるだけ外に出るようにしています。普段過ごしている環境から、距離を置いてみる。特に晴れた日に、都心から少し離れた、自分のお気に入りの場所に出向くことが多いです。 今日はそんな気分転換ができる場所のお話。 ◆慣れな