僕、小学校の時、誰かが何かするたびに「ペットボトルやん」って言うのにハマってた時期があって。 テストで100点取った奴に「ペットボトルやん」 0点だった奴に「ペットボトルやん」 ドッジボールで当たった奴に「ペットボトルやん」 段差も無い場所で転んだ奴に「ペットボトルやん」 なぜか僕も周りもその言葉にハマってて、僕も気を良くして「ペットボトルやん」って言い続けてたんですけど、僕も周りも言葉の意味なんて全く分かってなくて。親にも「ペットボトルやん」って言い続けてたせいで、真剣
大学生の頃、仲の良い5人グループで、ドライブをしていた。時間や場所は覚えていないが、おそらく深夜だったと思う。車内は盛り上がっていたけど、ハンドルを握る僕は、めちゃくちゃ眠かった。 たまたま通った住宅街の片隅で、1人の少年が素振りをしていた。小学校高学年くらいであろうか、坊主ではないが、スポーツ刈りくらいに髪を短くした少年が、熱心にバットを振っていた。 正直、そんなに綺麗なスイングとは言えず、ぎこちないスイングだった。おそらく、野球を始めてそんなに日が経っていないのだろう。
伝わらないことを恐れている。 こんなにも伝えたいのに、伝わらなかったらと怯えている。 いつしか、わかりやすい言葉で話す癖が付いた。 伝えたい気持ちに蓋をする習慣が出来た。 それは、他人と言葉と自分への尊重を欠いた。 伝わらなくても、伝えようとすること 伝達できん 自分にハラが立つ 生まれ育った その環境、歴史、思想 すべてブチ込んで 表すことが出来ればいい 意味がわからん言葉で 意思の疎通を計りたい 犬猫畜生と 分かち合いたいのだ キサマに 伝えたい 俺の このキ
プロ野球の助っ人外国人のヒーローインタビュー。 今日、最高の活躍を見せた彼。 貧しい地域に生まれたが、 野球の才能を見出され、 村の未来を託されメジャーリーグへ。 しかし結果は残せず、 遠い異国の地、Japanに活路を見出した。 やり切ったような安堵混じりの笑顔で、 かなりの時間を掛けて、 英語ではない外国語で話す、助っ人外国人。 彼はなんて言ったんだろう？と、 通訳の方が話す、日本語翻訳に耳を澄ます。 「とにかく嬉しいです。」 嘘つけ。 めちゃくちゃ喋ってた
