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「あなたは〇〇に対して、どう思ったの?」

【書く習慣一ヶ月チャレンジ】
DAY27 誰かに言われた大切な言葉

おはようございます。

今日は、雨。
ここ数年起こっているおかしな気候はまるで、世の中の憤りをギュッと凝縮した液体をばら撒いているみたいだと、常々思う私です。

私が誰かに言われた大切な言葉って何だろう…。

「誰か」に当てはまる人で多いのは「夫」が圧倒的多し。

ということは、夫から言われたことを思い出していくのが一番早いのかな。

そう思ったのだが、ここ数日の咳風邪でボーっとしてしまい、脳内が記憶の引き出しを上手く開けてくれない。

ふと、私が2年前まで勤めていた学童クラブの先生からの言葉、いや話がリフレインしてきた。

「あなたは、〇〇に対してどう思ったの?それが一番大事なことよ」

今までどことなく「受動的」だった私。
誰かに言われればその通りやるし、言う事も聞くけれど、自分で考え実行することはほぼ皆無の人生。

これは間違いなく、私が育ってきた環境が大きいのだけど
(それは言い訳じゃない?という批判はごもっとも)
私は「私を生きる」ということを、半分諦めかけていたのだと思う。

私はこの世の全ての人から「あなたは必要」だと、声高々に叫ばれない限りは、この世に存在する価値なんてないのだと本気で思っていた。

人生のステージが変わる度、自然と疎遠となる人たちに対しても、
「きっと私のこういうところに嫌気が差しながらも、付き合ってくれたんだよなぁ~」
とネガティブな捉え方しかしてこなかった。

心のどこかで感動的な再会を望んでいたとしても、どうせ私なんか…。

だけど、学童クラブで働き始めてから、子どもたちを「丸ごと」見つめて、受け入れてあげた上でどう関わっていくか、ということが常に意識の片隅に置かれるようになるので、「受動的」になるヒマなんてない。

常に
「あなたはどう思っているの?」と、
繰り返し繰り返し問われていくのだから。

その問いかけは私にとってはキツイものだったけれど、同じぐらい大切だったようだ。

自分のルーツに、嫌でも立ち返らなければならないのだから。

自分があいまいにしていた、
「自分の育ってきた環境」や「価値観」
に対して、向き合うざるを得ない状況が生まれたのだから。

子どもと向き合うには、自分に向き合わなければならない。

学童保育の仕事、いや学童保育のイロハを叩きこんでくれた尊敬すべき先生からの熱い問いかけと、学童保育への飽くなき熱意を感じれたからこそ、

今、確かに自分が進みたい未来が描けているのだと思っている。

「書く」ことって何だろう?と思う度に、私は自分に問う。

「私は『書くこと』についてどう思ってる?」


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