猫本コウヨ

30代/動画シナリオライター兼さすらいの小説書き/公募に向けて爆進中/読書好き/SSや…

猫本コウヨ

30代/動画シナリオライター兼さすらいの小説書き/公募に向けて爆進中/読書好き/SSや短編を積極的投稿中/ネコの顔マッサージ動画に癒し/小学生男児と童顔40代夫が家族

マガジン

  • メガネの創作たち

    2023.6.13名称変更 掌握やショートショートといった小説を垂れ流してます。 正に私の脳内から湧き出た産物といったところでしょうか。

  • ことわざ慣用句deショートショート

    ことわざから広がった想像の物語を楽しんでほしい。

  • もっこちゃん

    小説「もっこちゃんの愛おしい毎日」をまとめています。

  • 「書く習慣」チャレンジ(20236.6に無事完走)

    いしかわゆきさん(ゆぴさん)の「書く習慣チャレンジ」をテーマに投稿したものを集めました。 ※無事に完走できたー

  • あまくてやさしいこと

    連載小説「あまくてやさしいこと」 大好きなぐりとぐらが出てくるお話です。

最近の記事

  • 固定された記事

【決意表明note】私はこの名前で創作の波にもまれていきたい

本日は、7月14日金曜日。 「一粒万倍日」であるこの良き日、私「イイワケシロメガネ」は新たに名前を変え、更なる高みを目指します。 今日からは「猫本コウヨ」として、数々の作品を紡ぎあげていきたいと思います。 どうぞお見知りおきを。 なぜこの名前に?と思われるかもしれませんが、その由来などはいずれ気が向いたらまた投稿してみようと思ってます。 ちなみに画数調べたら、結構良かった(笑) 本来であればこれを機に、作家を目指します!とか、本業辞めてシナリオライターとして頑張ります!

    • いつまでも「たかぎなおこ」

      #推しのコミックエッセイ 最初の出会いは「150センチライフ」 私の身長は158センチで、つまるところどっちつかずな身長。 低い訳でもなく高い訳でもない、なんとも中途半端な大きさ。 だからという訳ではないが、私はものっすごい小柄な人とものっすごい長身の人を見かけると、ついつい見てしまう。 その熱視線の中身は、羨ましさのようなものがあるかもしれない。 よく小柄の人は、小さい事のデメリットばかりを語りがち。 逆に長身の人もしかり。 常々、私は小柄な人もいいし、長身の人もいいな

      • 【毎週ショートショートnote】トラネキサム酸笑顔

        #毎週ショートショートnote #トラネキサム酸笑顔 「その笑顔!いいねぇ」 真緑のバックスクリーン、焼けるほどの強い照明、目をしかめるほど眩しいライト。 この道30年という知見さんは、地味な出で立ちでありながら、被写体の魅力を引き出すことで有名なカメラマンだ。 「その笑顔、今までで一番だよ!」 知見さんが顔を真っ赤にしながら、興奮気味にシャッターを切りつづける。 (あの薬が効いてるんだわ) 「トラネキサム酸笑顔」という広告を見たのは、ちょうどモデルとしてスランプに陥

        • 【ことわざdeショートショート】待つ間が花(だったかもしれない)

          #ショートショート #短編 #待つ間が花 ※ことわざの意味とはだいぶ乖離したお話になってしまいましたが、その辺りはサラッと流してくれたら、猫本はのどをゴロゴロ鳴らして喜びます(笑) アイドル育成ゲームなるものを買ってみたのは、ほんの一ヶ月前のこと。 以前から興味はあったものの、恥ずかしがりやの性格に加えて、誰かに見られたらどうしようというどうでもいいプライドが邪魔をして、買ってからもすぐに開封することなく、半ば放置されていた。 「はじめまして。アイドル志望のナナシです。

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        【決意表明note】私はこの名前で創作の波にもまれていきたい

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        • メガネの創作たち
          49本
        • ことわざ慣用句deショートショート
          13本
        • もっこちゃん
          5本
        • 「書く習慣」チャレンジ(20236.6に無事完走)
          40本
        • あまくてやさしいこと
          4本

        記事

          【毎週ショートショートnote】春ギター

          親父から譲り受けたフェンダーCC-60Sをおもむろに手に取り、西日差す片隅で、あの曲をおもむろにつま弾きだす…。 一番のサビが終わった途端、開け放たれた窓から大量の桜の花びらが吹きこんできた。 その光景にしばし見とれながら、俺は決まって思い出すことがある。 既に故人となった親父はこの曲が好きで、よく弾き語りをしてくれた。 そうしてきまって最後に、生涯で一番愛したというその人の名前を、最後のストリングを弾きながら口にするのだ。 時は経ち、そんな両親の思い出が詰まったフェン

          【毎週ショートショートnote】春ギター

          わたしの本業しごとについて

          私はかれこれ3年ほど、社員食堂の仕事をしている。 今回はそのことについて、書いてみようと思う。 きっかけは、前職で常につきまとっていた現実というあきらめと、こうありたいという理想の隔たりにやるせなさを感じたからだ。 それ以外にも、今の状況で精一杯できる職種ではないということも転職を後押ししたことの一つだと思う。 とにもかくにも、前職を全うしながら、ネットで求人を探し続けてたどり着いたのが、今の仕事だ。 ありがたいことに、帰ってくるのが遅かった前職とは違い、今は子どものお迎

          わたしの本業しごとについて

          毎晩の私をスケッチしてみる

          食堂の仕事を終え、子どもを学童へ迎えにいき、疲れた体でご飯の準備をし、かきこむように食事を終え、夫が皿洗いをしてくれている間に、寝る布団を敷いたり、洗濯乾燥されたタオルをたたんだりして、それなりの家事をこなす。 その一連の動作の中に、「自分時間」というものがないのだ。 だからお風呂から上がり、二人が寝静まった時間が、私の「自分時間」のはじまり。 そうなるとどうしても、夜更かしになりがち。 お肌にもよくないし、何よりも常に頭にもやがかかっている気がして、全体的にもよろしくな

          毎晩の私をスケッチしてみる

          何てないこと日常

          数日前から、鼻がムズムズしている。 それ加え、腸にガスが溜まっているらしく、5秒に1回は放屁せずにはいられない。 ピロリ菌除菌の薬、その他諸々の薬を飲み始めてから、体調が明らかに変わったような気がする。 変わった、というのは、体にとっては良いのかもしれないが、気持ち的には中々にしんどい。と、自分では思っている。 それはいいとして、前回書いた妄想人が居着いているせいで、シナリオライターの仕事が中々すすまない。 あまりの遅筆に、お仕事を発注してくださってる方も大変困っているに

          何てないこと日常

          書くことで、「じぶん」を取り戻していく

          書くことは血肉となっていき、物書きとしてとことん「深い人間」へと成長させてくれる…。 でもいざ、パソコンを前にすると、書けない。 脳内にすっかり定住してしまった妄想人たちが、ムクムクと顔を上げていき、血管の端から端まで、まるで鬼ごっこのようにドタバタと走り回ってしまう。 ここ最近は、発注いただいたシナリオを書き上げていくのも必死で、締め切りが遅遅となってしまうことが多々ある。 どうにかして、この妄想人を生活空間の隅にまで追いやっていかないと、仕事にならない。 お金を頂い

          書くことで、「じぶん」を取り戻していく

          とりあえず、お疲れ自分

          これを、今スマホで書いている。 この4月に入り、怒濤の日々が続いていた。 子は無事、小3となった。 実はというと、昨年2年生の時のクラスがまぁ波乱だった。 詳しくは割愛するけど、今思うと中々学校の様子を話してくれない息子にとって、もしかしたら大変な一年を経験したかもしれない。 どうか今年は平和な一年になってほしい。 そして私はというと、新年度早々に約二十年ぶりに胃カメラをやった。 昔に比べて、鼻から入れるのでそこまでではなかったものの、最初はえづいて大変だった。 そ

          とりあえず、お疲れ自分

          AI結婚相談所

          あるところに、若い男とその両親がいた。 容姿端麗で仕事も出来、人望もあって、言う事なしというどこからどうみてもスーパー完璧人間なその息子を、両親は誇りに思っていた。 だが実は、超が付くほどの引っ込み思案で人と話すことがとっても苦手で、二人はそのことを心から不憫に思い、心配でたまらなかった。 大手商社の営業という花形にいる息子は、取引先を相手に饒舌な話術と巧みな戦術で相手の心を掴むエース級の仕事ぶりを発揮するというのに、仕事から離れると途端に無口になってしまうのだ。 そう

          AI結婚相談所

          #本好きの30問(猫本の場合)

          ハッシュタグを見て、絶対に出そうと思ってました。 そこからあっという間に日が流れ、年まで変わりました(笑) 現在、シナリオライターの仕事が一段落しましたので、熟々と書いてみようじゃないか。 ◆いま現在、読んでいる本  知念実希人著 「硝子の塔の殺人」 ◆次に読む予定の本  今村昌弘著「屍人荘の殺人」 ※お気づきかと思いますが、不穏なタイトルばかりのミステリーが最近多い ◆積ん読のなかで1年後くらいに読むんじゃないかな?という本  杉井光著「世界でいちばん透きとおった物

          #本好きの30問(猫本の場合)

          切なさと憎々しさと

          ※おそらくどこかの投稿サイトに出したものかと思われますが、下書きのまま風化させるのもどうかと思いましたので、載せてみます。 自分でも読んでみると、「う~ん」となってしまう切なさと女の怖さよ。 生ぬるい風が吹く午前2時。深々と闇が続く街路樹を、卸したての赤いピンヒールを鳴り響かせ、淡々と歩く。 「夢ならばどれほどよかったでしょう~」 夢中になったドラマの主題歌を何気なく口ずさむ。 夢ならば、どれだけ良かったか。 愛を誓ったままいなくなった男が、新郎席で幸せそうに笑っていたから

          切なさと憎々しさと

          髪を、切りましたわよ

          皆様、ごきげんよう。 髪を切ったことで、挨拶の文言まで変わってしまいました。オホホホホ。 いやそれだけではなく、きっと「書く」環境が劇的に変わったことも影響していることでしょう。 つくづく夫には感謝せねば。 ありがたいことに、年が明けていろいろあっても、こうして好きなことをお仕事として、たとえその量が人差し指に乗る程度のそれであっても、頂けるだけ、関わらせてもらえるだけ、ありがたいのだ。 夫いわく、今年は調子に乗らない方がいいらしい。 今年こそは、好きなお仕事を人差し

          髪を、切りましたわよ

          ズボラと欲望にまみれたあるOLの末路

          「眩しい…」 レースカーテンの隙間から朝日が差し込み、半分寝ぼけている顔面に直撃する。 今日も変わり映えの無い一日がはじまるんだ…。 洗面し、自分を武装する化粧を施してから、お決まりの衣装を身につける。 今日は月一回の会合でお茶出しという重要業務があるのだ。 派手になりすぎず、かといってダークめな色合いでは仕事へのモチベーションをかなり下げてしまう。 よし、今日はこれでいこう。 いつもの無難な青地の小花柄のワンピースを身に纏い、さぁリップを塗ろうと化粧ボックスを開けるも、

          ズボラと欲望にまみれたあるOLの末路

          2024年も書き散らしていくぞ

          新年の挨拶もそぞろとなってしまうぐらい、年始からいろいろありすぎて、お正月気分がすっかり抜けてしまいました。 皆様、今年もたくさん書きますので読んでくれるとうれしいです。 私もなるたけ、読みに行きます。 さてさて、昨年末は家族の体調不良で何かと大変だった。 そんな状況から逃避するかのごとく、私の脳内では気持ち悪い妄想の世界が渦巻いていて、文章にするもんなら、人から間違いなく 「あなた欲求不満なの?」 と違う意味で心配をされてしまうことだろう。 でも大丈夫。 その世界から

          2024年も書き散らしていくぞ