みちうら@メンタルトレーナー・コーチ

働く女性の悩み相談や、マネジメントの悩み相談をよくされます。 コーチングで人の応援した…

みちうら@メンタルトレーナー・コーチ

働く女性の悩み相談や、マネジメントの悩み相談をよくされます。 コーチングで人の応援したり、相談に乗ってます。夫とふたりぐらしです。共働き。妊活歴3年目。  GCS認定コーチ/SBTメンタルコーチ/キャリアコンサルタント/メーカー人事。人事制度と組織開発と人材開発。HSS型HSP。

最近の記事

「怠ける」と「エネルギーチャージ」の違い

新卒から9年間勤めた会社を、 今月末で退職する。 最終出社日まで、死ぬほど忙しかった。 ようやく迎えたその日。 「はい。今日で会社員人生は終わりです。  明日からは、自由な身です!」 わーお。どうしよう。 早く新しい仕事を一丁前に軌道に乗せたい。 でも、今は疲れ切っている。 決めた。 一旦怠けてみる。 とにかく寝た。 目一杯寝た。朝二度寝もして、昼寝もした。 最初は、罪悪感と闘いながら。 結局、1週間くらい寝まくった。 毎朝、5時に起きて、6時過ぎに起こしてく

    • 先行き不安に襲われないコツ

      先行き不安 「不安のない生き方」とは キャリアを積んできた女性なら、プライベートの話がよぎった時に、感じるソレ。 自分の幸せを考えた時に、このままじゃあかんやん!ってふと不安になる。 それは、いつも頑張っている証拠。 ◆◆◆ このままだと、婚期が遅れてしまうのでは… 子ども欲しいけど、そしたら自分のキャリアはスピードダウンして、同僚男子にポジション取られてしまう… このままこの仕事を続けていていいのかな… 状況は、みんな違う。 でも、みんな悩んでる。 ◆

      • 巨大お好み焼きと組織マネジメントの崩壊

        「マネジメントが崩壊している…。」 古巣の部署の後輩たちとの会話。 それは、大きな鉄板の半分を覆うくらいデカいお好み焼きが運ばれてくる、少し前の出来事だった。 そもそも、うちのマネージャー忙しすぎて、全然相談聞いてもらえないんです。 相談しても、内容がよくわかんないみたいで、結局、〇〇さんのやりたいようにやればいいよって言われて終わるんです。 おっと。それはナカナカやな。 しれっと運ばれた巨大お好み焼きにヘラを入れながら、その状況を想像してみる。 結果もういいや

        • キャリアの北極星の見つけ方

          「自分が、将来なにをやりたいのか、わからないんです」 あるコーチングセッションで、そんな風にその人は言った。 自分のキャリアの北極星。これがないと、自分が今どこに向かってるのかわからなくなるんです、と。 「みちうらさんは、北極星、どうやって見つけたんですか?」 うーん。 子どもがいる生活に憧れて妊活を始め、コーチングをやりながら、会社員として働く。 わたしの今のキャリア3本柱。今思うと、どれも「危機感」がすべての発端だった。 このまま、子どもができなかったらどう

        「怠ける」と「エネルギーチャージ」の違い

          妊活中、急にくるアレ

          月に一度、職場のグループミーティングがある。そこでは1人ひとこと、近況を話すことから始まる。 大体15人くらい。ふーん、この人の庭にはさくらんぼの木があるんだ。この人は、ジムに最近通い始めたんだ。 そんなメンバーのプライベートを聴く時間。 ふと、それは訪れるのであった。 「最近、うちの子供の夜泣きが激しくて…」 「うちの2歳のこどもが、イヤイヤ期に入ってしまって」 「うちの3人目の孫が最近生まれまして…」 うっ。急にくるやん。 しかも3連チャン。子育て系と、孫ネタ。

          不妊治療と仕事とコーチングと不可逆反応。

          今、わたしはコーチングをしながら、人事部で組織開発という、組織のお医者さんみたいな仕事をしている。 やりたいことにはすべて手を伸ばす。結果、二束の草鞋。でも、ここまでの道のりは険しかった。 不妊治療と私 「なんで私ばっかり」 不妊治療でクリニックに通うのは、夫ではなくいつも私。仕事のスケジュールなんて関係なく、「明日ももう一度診療にきてくれますか?」なんてしょっちゅう。「いいとも!」とはさすがに言えないよ、その時間会議あるのに。 とはいえ、毎回職場の人たちに頭を下げ

          不妊治療と仕事とコーチングと不可逆反応。

          22時の声かけと、私のやる気。

          時間は22時すぎ@オフィス。あかん、仕事終わらん。 フロアには人がぽつり、ぽつり。知らぬ間にみんな帰ってたんや。あー、今日こそは18時に帰るつもりだったんだけどな。 今日中にベンダーに送らないといけない資料に、不足があったことに気づいたときには昼を過ぎていた。定時までは打合せに奔走し、18時まわってからようやくひとりの仕事時間。せっせと資料を整えていた。 今日も残業かあ。もはやこの状況に慣れっこになってしまっている。何度も変えようとしているはずなのになあ。 「みっちー

          22時の声かけと、私のやる気。

          キャリアの波とプロサーファーからの教え

          「私はね、来た波に上手く乗ってきたの。大した志なんてないんだけどね。」 私が当時切望してたキャリアを手にしていたその人は、PC画面の向こうでこう言った。 それに比べると、私はキャリアの波に抗ってるなあ。 その人は、大手企業でのキャリアを、出産と旦那さんの転勤というライフイベントによって絶たれていた。 そこから、海外や日本の中を転々としながら、そのタイミングでやれることを見つけてやっていた。 波乗りがうまくなりたい。 それには、どうやら2つコツがあるらしい。 ひと

          キャリアの波とプロサーファーからの教え

          もっとこうしてよ!と思った相手は鏡だった

          先日のコーチングセッション。会社の部下と意見が合わなくて困っているというご相談があった。 「どうやって説明したら、わかってくれるのか、一緒に考えたいです」 そんな風に考えを一緒に深めていく。 すると、クライアントさんが最終的に導き出したアクションは、「まず、彼の意見や提案を聴く」というものだった。 ああ、相手にやって欲しいことを自分からやる選択をされるんだな、と。 また別の日には、「旦那さんともっと育児の戦友のようになりたい」という女性がいた。 そして問いかけなが

          もっとこうしてよ!と思った相手は鏡だった

          読みかけの本と、号泣するピッチャー

          阪神タイガースの試合をテレビで流す。 こちらで本を読みながら、実況がやかましくなったときだけ、目線をテレビに移す。 外は晴れてて、今外に出ると気持ちええやろうなあ、と思いながら、外に出ない。 試合は、0対0で迎えた7回裏。タイガースが先制したらしい。のそのそとテレビの前に移動すると、ピッチャーの選手がベンチで号泣しているところが映されていた。 「こんなに本気になること、最近ないなあ。」 もちろん、仕事も妊活もコーチングも、なんなら身を削ってやっていた事もあった。いや、

          読みかけの本と、号泣するピッチャー

          ガーデニングと人事担当者が思うコト

          「あみちゃんさ、この庭の惨事をどこまで予測してたの?」 夫からなんの捻りもない、どストレートな指摘。くっ苦しい。 そんな指摘をされるくらい、春のお花で群がるはずの5月の庭は茂りまくり。なんなら荒れているように見える。 敗因としては、全体像をイメージしないまま、店頭で見つけた可愛い花たちを買っては植え、買っては植え…。 結果として、それぞれのお花たちは、高さや色合いのバランスに欠け、1つ1つはとっておきなはずのに、庭全体ではてんでばらばらになってしまった。 「これ、人

          ガーデニングと人事担当者が思うコト

          地球の裏側から帰ってきたら

          仕事中、見慣れないアドレスから1件のメール。地球の反対側の国に赴任している先輩からで、一時帰国したタイミングでの夕食のお誘い。 昭和の飲み文化が横行するこのフロアで、飲みに行くのは好きじゃなくなったけど、このお誘いは心が躍ったので、二つ返事でOK。 お互いが知らなかった数年間を埋めるように、どんどん会話とお酒が進んでく。 会議ひとつ取っても言葉が通じない、異国の地での緊張感。大きなトラブルからこじれた現地メンバーの人間関係。それで仕事は全然進まなくて、でも本社サイドから

          「みんなで応援する」を体感する

          私の家系は代々続く阪神ファンで、私もトラッキーのキーホルダーを通勤バッグにつけている。 「めっちゃファンです!」って感じじゃないんだけど、仕事を終えると、せっせとアプリを開いて、今日のタイガースの試合結果を調べてしまう。 勝った試合のダイジェスト動画とか、平均2回くらいは繰り返して観てニヤニヤして観ちゃう。 試合に感情が入りすぎて疲れるから、阪神の試合を見るのは、そんなに好きじゃない。 負けたり、ピンチになるとほんとにヒヤヒヤして、心が乱れる。 でも逆に点が入ったり

          「みんなで応援する」を体感する

          大量の異動申請と、キャリア戦略。

          「このまま、この会社にいたら、井の中の蛙のまま、茹でガエルになってしまう。」 ベテランのおじさんになって、今までやってきた領域とは全く違う部署に飛ばされて、言われるがまま新しい仕事をやる人たちをみて、やっぱり会社の駒じゃんか、と思う。 そんなおじさんたちが「あの頃は楽しかった」「もうあとは定年まで穏やかに暮らしたい」とか言ってるのを聞いて、私は「絶対そうなってたまるか」と思い続けている。 そんなことになったら、仕事面白くないじゃんか。一目散に転職してやるんだい。いや、そ

          大量の異動申請と、キャリア戦略。

          自分に自信をつける最もカンタンな方法とは。

          人事制度を変えるというミッションに忙殺された日々の勢いのまま、ゴールデンウイークに頭から突っ込んだ。 せっかくの連休だから、ちょっと非日常にしたい。軽い気持ちで買って半年以上経つマニュキュアを引っ張り出してくる。 これを買ったときは、なぜかやたらと「赤」を身に付けたくて、田舎ながらに探しまくって手に入れたお気に入りの「赤」だった。 指先に赤いおしゃれをしてからは、スマホを触るたび、手を洗うたび、指先をみて自分がオシャレになった錯覚に陥る。 なるほど。オシャレってこうカ

          自分に自信をつける最もカンタンな方法とは。

          なぜあなたはそれが欲しいの?

          今日のコーチングセッションでの話題。「自分のメンター」っているとなんだか格好いい。 「私の目指す人はこんな人です!」と自分にも周りにも宣言できてるようで。 こんな問いを通して思うことは、どうやら今の自分の日々の判断たちに迷いがあるかららしい。 あと1時間、残業するか? 今日は帰宅するか? この15分、ぼーっと過ごして心を休めるか? アウトプットの叩きだけでもつくるか? 本を読んでインプットするか? その時々の判断における、「べき」論じゃなくて自分がやりたい方向に沿っ

          なぜあなたはそれが欲しいの?