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3ヶ月お休みをいただき、JWLIボストン研修と、ヨーロッパをまわります

9月から3ヶ月、お休みをいただき、アメリカとヨーロッパへ行ってきます。

大きな目的は、フィッシュファミリー財団が主催する「JWLI(Japanese Women’s Leadership Initiative)※」という、ボストンでの4週間の研修にフェローとして参加するためです。それから歴史とアート・デザインをテーマに、ヨーロッパ各地もまわります。

2020年秋に研修に行く予定でしたがコロナで延期が続き、ようやくコロナ規制が緩和され、今年行けることになりました。

すこし不安もありますが、ご報告も兼ねて、今の素直な気持ちと、この3ヶ月、なぜ、どんなことをやるのかについて書きたいと思います。

【わたしについて】

名前:岡田 麻未(おかだ あさみ)
出身:茨城県取手市
趣味:自然豊かな場所でゆっくりすること、歌をうたうこと、読書
経歴:
・大学時代は教育系NPOで学生教師や採用・広報アシスタントを担当。
・新卒ではUDコンサルのベンチャー企業に入社し、広報PRとしてイベント企画やメディアリレーションに従事。
・現在は、ワークシフト支援を行うLiBで社内外の広報PRや、リブランディングやイベント等のPMを担当。PdMも経験。LiBの仕事についての記事はこちら
・LiB以外の活動として、障がいのある兄弟姉妹がいる子どものきょうだい向けのサポートを行う「うぇるしぶ」を立ち上げ、自治体や各施設と一緒に協働している。サイト

【※JWLIについて】

2006年に設立された、日本の女性リーダー育成を目的にしたフェローシッププログラム 記事:こちら


いろんな方にお世話になって決まったボストン研修

ボストン研修にはうぇるしぶの岡田として、6名のフェローの皆さんとともに参加します。

このようなプログラムです。

・現地の非営利団体(NPO)を訪問し、そこで働くリーダーやスタッフたちから非営利組織の運営方法や、ファンドレージングに関する実地のトレーニングを受講
・アントレプレナーシップの分野で全米1位のバブソン大学にて、社会人向けのリーダーシップ研修の受講
・自分が実現したいと社会へのアクションプランを立案し100名ほどの前で発表

まだまだ小さなうぇるしぶの活動は、情報発信を通じて「きょうだいさんが安心して過ごせるための環境づくり」を行なっていますが、必要な人に届けるためには、いろんなセクターと一緒に取り組むことが大事だと感じています。

この研修を通じて、セクター間を越えた協働のあり方を学び、自分自身についても見つめ直していきたいです。

〜ボストン研修に合格するまで〜

はじめは、JWLIフェローで、現LiB取締役・元上司の永井 裕美子さんから紹介いただきました。

当時、まわりの方の後押しで小さく活動をスタートしていたものの、母体組織もなく、強いリーダータイプでもないので、周りのフェローの皆さんの活動が確立されているのを感じ、「自分でいいのだろうか」と、応募することを迷った時も…。

ですが「受かるかもわからないし、まずは挑戦してみたら?」と永井さんから背中を押していただき、パッションだけはあったので、仕事終わりにカフェで閉店まで、国内や海外の情報を調べ、必要なことを洗い出し、添削いただきながら英文エッセイを作りました。

英語での最終審査は40分。ごまかしは一切きかないので、10人の方に協力いただき、20回以上壁打ちや面接練習をしました。(心から感謝です…)

行動していくうちに、熱い鉄が固く成型されるように、本番は心が決まった状態でお話できました。

フェローとして参加が決まったあとは、貴重な機会を活かすために、この2年は高校文法からやり直し、話す・書くのアウトプットを入れて学習(一人だと怠けがちなので、勉強会グループに入りました)。

スピーキングの先生には、r/l, w, thの音を何度も指摘され悔しかったので、一時期は毎日『英語耳』を聞いて呟いていました。(笑)

知らぬ間に……。10年ぶり?にForestを開きました(笑)

多数の応募がある中で光栄にも選んでいただき、研修の一つひとつを吸収して還元できたらと思っています。


未知との遭遇を、まず受けとめたい

ヨーロッパは「歴史」と「デザイン・アート」をテーマにまわる予定です。

訪問先の国々の「過去」(歴史)からつながる「今」を知りたいなと思っています。
(自分の今持っている視野から感じて解釈しそうなので、なるべく現地の人と対話できるといいな)

正・負を問わず、歴史を感じる場所をまわる予定ですが、まわる際には、「ただ観察すること>>聞くこと>調べること」を大事にしながら、違和感に気づいていけたらと思います。

「デザイン・アート」については、技法や型式とか詳しいことはわからないですが、どんな”モノの見方”を示すためにその”デザイン”にしたのか、何を表現したくてそのアートにしたのかを感じ、頭のアーカイブに残して、今後なにかを作っていく時に、オマージュできるようにしたいです。


LiB第一号の「アップデート休暇」を活用します

3ヶ月、会社の仕事どうするの?と思いますよね。
「アップデート休職制度(無給)」という3年以上勤務した人が使える制度を活用します。

厚かましいと思いつつも、ボストン研修だけでなく、他にもいろいろ廻りたいという気持ちから「3ヶ月休職させていただくことって…可能なのでしょうか…?」と、当時の上司である中山さんに相談したのが今年1月のことでした。

実はこれまで、LiBでは休職は簡単にはできませんでした。

ですが経営陣が、「会社での学びは限界がある。社員の成長が、会社の成長にもつながり、気づきや学びをシェアすることでみんなにとっても有益である」と承諾してくださいました。

それだけでなく、せっかくなら公式なルールにしようと、休職制度の理由の中に、留学等のアップデートのために使う「アップデート休職制度」を新しく設置してくれました……!

LiBはビジョンに「生きるをもっとポジティブに」
ミッションに「1人の可能性をどこまでも活かせる仕事のカタチをつくっていく」
を掲げています。

ミッションの言葉のように、わたし自身の「可能性をどこまでも活かす」ことを考えてくださったのだと感じ、心の底から、ありがたく思っています。


自分自身がビジョン・ミッションを体感

LiBでは、「生き方」に「働き方」を合わせることが前提となる時代に、個人の事情とWill(叶えたいこと)に寄り添い、十人十色の活躍を願い、最高の働き方の実現をサポートしたいという思いで、「Best Workstyle for Best Performance」をサービスコンセプトに掲げています。

掲げるだけでなく、

過去の教訓も踏まえ、「自分たちが良いと信じ実行するものを顧客にも提供する」ために、LiB自体がビジョン、ミッションを実現できる会社になれるよう努めている中ですが、今わたし自身がビジョン・ミッションの言葉にある意味を体感しています。

振り返れば、全社を挙げた構造改革から3年が経ち、事業も立ち直り、心強い仲間も続々入社して、うれしい限りです。今後もどんどん組織も強くなっていくと思うので、3ヶ月先も楽しみです!

LiB代表・松本さんから

休職前、代表の松本さんとよもやま1on1で、キャリアの考え方についてお話したのですが、時間が足りなかったとのことでドキュメント6枚にして、『岡田さんのこれからについて考えてみたよ』を、エールも添えて手紙をくださいました。(泣)

引用OKいただいているので、松本さんの人柄が伝わればと思い一部シェアです。

岡田さんは、改革最中の本当に大変だったLiBを、いつも持ち前の明るさとビジョンへの共感を武器に支えてくれた、僕達にとっては本当に大切な仲間のひとりです。

そんな岡田さんが、しっかりと積み上げた信頼残高の上で「アップデートの機会が欲しい」と手を上げてくれて、今回の機会が実現しています。まさに、信頼を積み重ね、その信頼をテコに自らアップデートのチャンスを得た分かりやすい成功例と思います。

そして、その岡田さんのアクションは会社としても誇らしいものなので、今回の取り組みは岡田さん個人に閉じずに会社の制度として導入が決まり、LiBという環境も一緒にアップデートされることになりました。

まさに、個人と環境がシンクして一緒に進化していく好例そのものと思っています。アップデートされた岡田さんと、「生きるをもっとポジティブに」に直結する話を向き合って話せることを今から楽しみにしてますし、帰国後の岡田さんがまさにLiB第一号かつ「アップデート休職制度」のきっかけを生み出したロールモデルとして、その制度の素晴らしさと、LiBのバリューでもあるアップデートの重要性を証明する存在として、ますます輝いてくれることを、他の誰よりも願っています。

自らの努力と信頼で勝ち得た素晴らしい機会、本当におめでとう!
岡田さんにとって素晴らしい経験となりますように。

42歳最後の日に、松本より!

誕生日前日にありがとうございます…!

びっくりサプライズでした。お守りのようなメッセージでうれしいです。お忙しいのに、時間取って考えてくださり、本当に感謝です……!!

それでは行ってきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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