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おはようございます。
日曜日ですねー。いやー、毎日慌しいです。
(詩と関係ない個人的なことなので詳しくは書かない)

一日のリズムがめっちゃ早起き、午前中がマイゴールデンタイム。
夜は使い物にならないので創作なんてするわけない。日々。

今週から来週にかけて特に怒涛なので今回はゆるーい話題です。
んで、いつものように最初に話が冥王星に飛びます・

いま、PTAにはまってます。
学校の活動じゃないよ。映画監督のボール・トーマス・アンダーソンだよ。
最近アニメに引っ張られ気味でしたが映画も久しぶりに。と、観たのが
彼の「ゼア・ウィルビー・ブラッド」(かなり古い作品だけどさ)
長い!ひたすら地味で暗い!デイ・ルイスの演技が濃すぎる!
おまけに救いまでない!
しかしむちゃくちゃ惹きつけられる&

こう解釈してください がないっ。

きっと合わない人は最後まで観ることすら挫折するタイプの作品だろうけど私は大好き映画やん。

フォロワーさんに教えていただいたけど本も全集読むのがおススメなように
映画もその監督のものを続けてみたりするのがおススメ
(年代順だったら更にいいかもしれないけど私は出来ていない)
そして
「マグノリア」へ。

めっちゃいいーーーーー!
(しかしこちらも長いぞ、群像劇だから映画見慣れてない人はちょっとキツイぞ。なんじゃこりゃ場面あるぞ←あきらかにJOJOを書いた荒木さんはこの映画観てるはず)
最後の女性の笑顔最高やん。
こっちのほうがまだわかりやすい。救済もあるわ。
さすが当時の恋人の歌を聴いて思いついた脚本だけある。
ここぞの場面で流れる曲と歌声のマッチ具合ったらない。
※若いトム・クルーズの白ブリーフ姿・今では考えられん役柄、を見たい人は観る価値あり(断然フィリップ・シーモア派の私は刺さらなかったがトムの演技もいいぞ)

どちらもガキんちょの時に観たので全く分からなかった。
年齢を重ねるってこーゆーとこが素敵なんだわ。

北朝鮮の強制収容所を描いたアニメ「トゥルーノース」もガツンときた。
※ あれ、まだ映画の話するん?
(2023年現在もある。どころか、拡張されているとグーグルマップでなんとなく確認できている施設が舞台だ)
お金が集まらなくて監督が私財を投げ打って10年かけて制作した映画ということだ。アニメにしないと凄惨すぎると判断したらしい。たしかに。

3年まえの作品だけどこれはひとりでも多くの人に見てもらいたい作品だ。日本もかかわってるしね(メインストーリーが在日の方で北朝鮮に戻った一家の話だから。私も含めてnoteを書いているほとんどの人が知らない時代。日本が国を挙げての政策で在日の方北朝鮮にお帰り~。パラダイスだよ~。と巧みに誘導した時代があったのです。詳しくは書きませんが。もちろん監督も在日の方)
胃が痛くなるような場面もあるけれどあまりに凄惨な場面は避けたらしいので重いの苦手な方もいけるんじゃないかと。
(実際の脱走者のインタヴューには犬に子供を食べさせる。とかあったらしい。)
フランクル読んだ人とかものすごくおススメ。この問題は現在進行形だし。

ちなみにあの熱烈ファンの多い、好きじゃないといったら頭良くなさそうに思われる監督クリストファー・ノーランは友達だったらしい。
大学時代?一緒に難民キャンプでボランティアしていた仲とのことだ。
(あのノーランにもそんな人間的なとこがあったのか。ごめんノーラン最近好きじゃなかったけど考えを修正するよと少し思えた。)


本題になる前に疲れてしまった(ええーーーーー)
ユーチューブに芸人さんの出囃子ばかりを集めた動画が出ていて長々と見てしまった。個性炸裂でしたわ。洒落た洋楽ありーの、コンビにぴったりありーの、ファンだったから?ありーの。金属バットの出囃子は「拍手」で
なんか、おーーーー。と思ってしまった。

そして考えた。

あなただったら自分にどんな出囃子つけたい?
詩書きとて、詩人とて、セルフプロデュースが欠かせない時代と私は思っている。だって新時代よw
(有能な編集やマネージャーっぽい人があなたに居ないなら)

自分には、と考えた。
空海好きだし毎日読経してるから「般若心経」?
恐れ多すぎるやろ!お坊さまかい!元瀬戸内晴美かい!←なぜそっち選ぶ?

なら、セブンティーンの「ドンキホーテ」だわ。
歌詞も大好きでテンション上がるし。推しやし。
(興味がある方はユーチューブで歌詞メインの動画があります。ダンス練習動画もおススメ。彼らのダンスは科学的にシンクロ率脅威の90%越えだったとのこと。裏にどれだけの練習量があったか…)

しかし推しだからってだけじゃない。
セブチが曲にする前からドンキ・ホーテについて詩に書いてるし
昔の愛車は(自転車だけど。ブリジストン!)ロシナンテと名前付けてたくらい。
幸四郎&松たかこさんの「ラ・マンチャの男」だって博多座で見たし。

彼って私からしたらただの周りを振り回すイライラする夢想家なのに
サンチョだってあんな狂人(書いてもた)じじいのずーっっとそばについててキラキラした目で彼を見てて
ほんで自分はとっとと夢見ながら死んじゃって。
腹がたつ。そう、腹が立つほど、うらやましい。のよ。

で、詩書きでドンキ・ホーテといったらそりゃ出てくるでしょ
石原吉郎。(彼のH氏賞受賞詩集は『サンチョ・パンサの帰還』)
福岡博物館の「ジブリ展」に行ったらプロデューサーの鎌田さんのライブラリーが再現されてて
現代詩文庫がずらーっと並んでた(ちなみに我が家にある現代詩文庫は5.6冊。詩書きなのに全然足りてない。)

そんな私んちにもある「現代詩文庫 26 石原吉郎詩集」(思潮社)
読み出したら
うっかり夜更かしになって うっすら涙目になって。

「この無意味な世界を生きるに値するものにするということは、無意味を意味に置き換えることではない。無意味と闘い続けることである」
                     《上記現代詩文庫より引用》
    
ほんで抱き枕ギュウーってしながら、寝た。

あなたの出囃子を決めるとしたら、どんな曲にしますか?

                                                                (了)



アンビリーバーボーな薄給で働いているのでw他県の詩の勉強会に行く旅費の積立にさせていただきます。