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文学フリマ福岡に行かずに自分の誕生日を祝う。

こんにちは。
正式な投稿では2週間ぶりですね。朝夕いきなり冷えてきましたが体を整えることを意識していますか?

多分福岡文学界隈?では文学フリマ当日だったりブック・オカも開催されていたりしてまさに芸術の秋到来です。

だけど私は自分のために、自分のためだけに今日の休日時間を使います。
正確には誕生日は明日23日だけど明日は仕事だから
自分で自分をセレブレイトする日(これをあまり寂しいと思わないところが私の恐いところ。母方の家系は吉野の神主よ。しょーもない繋がりなら魂が濁るので間に合ってます。←しょーもなくない繋がりは必要です!)

今日も朝5時半におきて、近くのスーパーの割引き食材をチェックし(もう障害者雇用の初給料薄給すぎてわかってはいたもののクラクラきた。24H営業スーパーさんありがとう!)帰り道、駐車場の奥のほうでラジオ体操してナッツやらプロテインやら柿やらバナナやら一日2杯までと決めてるブラックコーヒーをいただき近くのドラックストアまで容器を持っていってお水をゲットして…………

少し前、やっと、座ったところ。

家事は迅速に。効率重視!という人も居るけど私には向いてない。
そもそも料理以外の家事はそう得意でもないから
ゆっくり、じっくりマイペースでやっていく。

ドラッグストアの帰りに何件もケーキ屋さんを回った。
コンビニのケーキだって充分おいしいって言う人いるけれど個人的には全然そう思わない。最近はコンビニスイーツも店舗とおんなじくらいの値段なのにおいしさが格段に違う。
悩みに悩んだ挙句、ひとつは西新老舗ケーキ屋さんでモンブランを。オープン当時からお気に入りのもうひとつのお店ではカスタードクリームたっぷりのシュークリーム(ちなみにこのシューは驚きの165円!しかも激ウマです)を買った。
モンブランとシューなら紅茶だねとほくそ笑みながら。
これで月末までは、ほぼ夜なっとうばっか生活になっても、いいのだ。
9月から仕事に就いて無遅刻無欠勤。お弁当だって持参で満員列車に揺られがんばってるんだもの。

そうそう。文学の集いに行ってないこと。
私は文学の即売会に行くのにあまり向いてない。
文学仲間と大勢で出かけるのにも向いてない。

まず、自分が本当に欲しい冊子だけを買うことがない。出来ない。
福岡ポエトリーの実行委員を一年目からさせていただいた時の事だ。
ざっと会場を見回すとあきらかに人気があるブースとまったく冊子が売れていない人が寄ってこないブースがあった。
営業努力といったらそれまでで、営業成績悪かったことない(すみません自慢しました)私から言わしたら「資本主義そのもの」と思う部分もなきにしもあらずだし。
ただ、仕事だとそう思い切れるのだけど、こと「詩」が関わるといけない。
けっこう遠方から来ていたり、お金ぎりぎりで来ていたり、冊子作るのにめちゃくちゃ頑張ったり、しての今日なんだろうな。
まず、そう思ってしまう。思わないようにしよう純粋に楽しもうと思ってもそう思うことが先に来る。

みんなの集まりでも楽しそうにするふりは出来ても実際のところ輪の中に入ってない人や寂しそうにしている人が気になって内心そわそわしている。
(自分の友人だったら気にならないw後からフォローも出来るし)

今でも忘れてないけど福岡ポエトリー第一回で
自分もなんとか売れてないとこを買ってはみたけど
経済的に余裕がなくてうぅーってなってたとき
会場が冷泉荘だったしちょうど渡辺玄英さんも会場の様子を見に来てくれていて一言

「どんな感じ?」
と私に聞いてくれた。
私は即座に「あそことあそこのブースの作品が全然売れてない」と答えた。
あ・うんの呼吸とでもいうのだろうか
「わかった」とだけ言った玄英さんは歩きながらすでにジャケットから長財布を取り出していて私が伝えたブースに直行していた。

福岡の詩の世界は狭い。
どこかで会った人とまた違う場所で会う。
色んなうわさ、あること、ないこと飛び交う。
私は東京にも関西にも詩を書く知り合いがいるので
長く書き続けてきた人のうわさは色んな方向から私の耳に飛び込んでくる。
私はそれをだれかと共有しない。
他者が語る詩人の話より私がじかに接した感覚を重んじる。
文学学校のときに相当それで泣いたからな。
自分が泣いたことを人にやるのは報復以外のなにものでもない。
そんな報復野郎がどんなに人が誉める詩を書いていても苦手だ。
どの口さげて戦争反対!とか差別反対!とか言うとるんやボケ。
そう思っている。
大人にはなりきれてない
「生涯頭のなかアオハル野郎」でも幼稚ではないからな。
芸人の黒沢さんがある番組で言ってた
「芸人さんの技術どうのこうのはわからないけど人間性だけはじーっと見てます」
と。私もさw
人間だから清濁あるだろう。その人にはそうだったのかもしれない。
でも私は、私と接するときのその人への感覚を最優先させたい。
今までも、これからも。

また話が冥王星に行ってしまった
(今宵は上弦の月ですね)

あの時パッと動いてくれた玄英さんに心から感謝していて心もあったかくなった。
ひっそりとふたりで話した寺西幹仁さんの思い出も心に残っている。
そんなこんなで私が福岡の詩の合評会に行こうとするとき、第一に候補に挙がるのが玄英さん主催の合評会なのだ。

そうそう、後
その場の勢いでたくさん買っちゃっていつまでも積読。
これも即売会あるあるな気がする(私もあった)
ぜひ、せっかくのご縁で買ったり交換したりいただいた作品
期限はないですが読んでくださいね~。

私ももうちょい純粋に楽しめるようにいつかまた出店してみるか。

芸術の秋。それぞれに、楽しめますように。

追伸
以前の私は「誕生日」とか書くのをすんごく恥ずかしがって書かなかった。
職場でも「私、今日誕生日なの」と、どうしても言いたがる女性に対して
「………」な感情だったりした。
しかし、今年の目標は「けっこう開かれた網野杏子」かなり叩かれてきたから(特に女性からばかり)目立たんように目立たんようにしてきたけどもうええ加減素の自分を少しは(全開はやっぱ違うよね。そう思う客観的に)開放してあげよう。に、してるので。
誕生日について初めて事後報告でなく前日に書かせていただきました。まる。

                               (了)

アンビリーバーボーな薄給で働いているのでw他県の詩の勉強会に行く旅費の積立にさせていただきます。