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検証・献血ボイコット ~太田弁護士にその責任はあるのか?~

導入

「献血ボイコット」

今やそれは、表現の自由やフェミニズムを語る上では避けては通れないキーワードです。今回の温泉むすめを巡る論争でも引き合いに出しているツイートをいくつか見かけました。

2019年10月、宇崎ちゃんの献血ポスターを巡る論争の中で日本赤十字社への抗議手段として飛び出したこの恐ろしいと言うにも値する。私も「『一線を越えた』というものはこういうことなのかもしれない…」と思ったのは今でも覚えています。血液内科医の森甚一さんもTwitterでこのように苦言を呈していた他、

宇崎ちゃんのWikipediaにも

なおこの騒動を巡っては、ポスターに批判的なネットユーザーの一部がSNS上で抗議としての献血拒否の呼びかけを行い、それに対する批判も起きた[40]。漫画評論家の永山薫は、献血拒否の呼びかけはどう考えても暴走であると厳しく批判した[41]。

宇崎ちゃんは遊びたい!, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%AE%87%E5%B4%8E%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AF%E9%81%8A%E3%81%B3%E3%81%9F%E3%81%84!&oldid=86518144 (last visited Nov. 23, 2021).

という一文があるほど。

ポスターを巡る一連の論争の発端となった太田啓子弁護士へも多大な批判が寄せられたこの「献血ボイコット」。私もいくつか太田弁護士を批判するブログ記事とかを結構見かけました。温泉むすめを巡る論争が続いている今、せっかくだからちょっと考えてみたいと思います。

検証

献血ボイコットを呼び掛けたのは太田弁護士ではなく、太田弁護士の批判を支持した一般の方。また太田弁護士は献血ボイコットに賛同したわけでもありません。実際に太田弁護士もTwitterでこのように述べています。

その他のツイートを検索してみても、太田弁護士が献血ボイコットに賛同する趣旨のツイートは一切見当たりませんでした。

よってその時点で、「太田弁護士には献血ボイコットの責任はない」ということになります。

しかし宇崎ちゃんを巡る騒動の発端となったツイートを投稿した太田弁護士。そこから結果的に献血ボイコットが起きてしまったというのもまた事実です。
そこで私は、太田弁護士が献血ボイコットの呼びかけを否定したり、それを諫める呼びかけを支持者にしていたか、検索してみました。

ありませんでした。

(ツイートを検索した限りではあるものの)太田弁護士が献血ボイコットの呼びかけを否定したりそれを諫める呼びかけを支持者にしていなかった事実。見方によっては、
「太田弁護士が献血ボイコットを放置した」
と見做されても、仕方のないことだと思います。

私も「もし太田弁護士が献血ボイコットを諫めていれば、また違った結果があったのではないか」と思っています。

結論としては

献血ボイコットを巡る太田氏の責任。私としては直接的な責任は無いにせよ、
「結果的に献血ボイコットを招いてしまった」
「献血ボイコットを否定するツイートや支持者に対しそれを諫める呼びかけをしていなかった」

その2点に対する責任"は"あるのではないかと、私は思います。


終わりに

太田弁護士に関する話はここまでにして、私には気になっていることがあるんです。
「宇崎ちゃんの2期が決まってからのフェミニスト(の一部)って、おかしくなってないか?」

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