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言語力は、弱虫だったから身についた


弱いから、私たちは言葉を扱える。


今日、作業しながら動画でも見るか〜と思い、NETFLIXで『100人の回答』という動画を流した。


年齢、性別、人種、体型などあらゆる人たち100人と一緒に、さまざまな心理実験や傾向分析をしていく番組だ。




そこで「女性の方がおしゃべりか?」という疑問を確かめるための実験が行われた。

「マルバツゲームのルールを説明してください」と言って、女性と男性でどちらの方が単語数が多いかを調べるものだった。


結果は、「女性の方がおしゃべりな傾向は確かにある」。(もちろん語数の多い男性も、少ない女性もいた。)


それについての社会言語学者の分析が、面白かったので紹介したい。


「男女の違いと言われているものの背景は、実は権力があるかどうか。

力がないから言語を使うしかない。

“女性だから”おしゃべりなのではなく、主張しないと聞いてもらえない、聞いてもらえないから多く長く語るしかない。

社会的権力が弱い場合に、言語力が必要になる。」


と言っていたのだ。


なるほど、と思った。



わたしは言語能力が高い人が好きだから、よく発信を見ていたりするのだけど、その言語力が鍛えられた背景に、孤独や不安や無力感が見えることがある。

わたし自身もそうだ。


つまり、不遇な思いをしてきた結果、私たちの言語力は高まっている。


不遇の中にいる時は、なんでわたしだけとか、いつまでこんな日々が続くんだとか、こんな思いしたくなかったと思う。けれど、その辛さを感じていたからこそ、私たちは誰かに伝えるための言葉を操れるようになるのかもしれない。


これも生存戦略なのだ。


生きていくために言葉を手に入れた。それを使って、もっと幸せに生きていく。せっかく高めたスキルだ、使って幸せになっていこうではないか。



また、発信の量というのも、これで説明することができるような気がする。


発信で量だけにこだわっても仕方ない。しょうもないことを言い続けても、お客さんに出会うことは難しい。かといって、いい内容でも、頻度があまりにも低いと、それはそれでお客さんに出会う可能性は高まりにくい。


言いたいことをメッセージに変えて、伝え続けること。それは、大企業の看板がない個人ビジネスという社会的権力の弱さを、カバーしてくれるものなのではないか。

女性が言葉数を増やして、権力が弱くても主張する・伝える方法を身につけてきたように。私たちは発信をしっかりとやっていくことで、個人でも仕事を作りながら生き残っていける。



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