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なぜ女性同士の友情は悪くなりやすいのか?


「女性同士の友情関係が長く続かないのはなぜ?」
「親友とよべた人も学生の頃までのような気もする」
「女性同士の友情関係って薄っぺらいよね」

といった女性同士の友情関係の悩み。深いですね…

今回は
■女性同士の仲が悪くなる理由
■女性同士の親友・友情の定義とは
■女性同士の友情がなくなった時の対処法
をお伝えしようと思います。

30代になっても、いつでも連絡が取り合える「親友」は大切ですよね。

女性同士の友情が悪くなる理由

昨日まで「親友」と呼び合っていたのに、急に仲が悪くなった経験はありませんか。女性同士の友情が悪くなるのは、友人に対して素直に喜べない状況が発生した時です。

友人とトラブルが起きた時に、状況をうまく切り替えられない。とか自分が持っていないことを「友人」が経験してしまったから。とか。

「許せない」とか「喜べない」と思う自分がいるのが原因です。

【女性同士の友情が薄くなるキッカケ】
■友人に会うのが減った
■休みが合わなくなってきた
■仕事が忙しい
■友人が結婚した
■友人に対して許せないことが起きた
こういった内容があげられると思います。

株式会社オウチーノによる大人の友情実態調査によると、友人の出世・出産・結婚・妊娠に「素直に喜べない」と回答した人は全体の約4割。

理由も友達の出世に「嫉妬する」「羨ましい」と感じる人や、結婚・妊娠・出産に関しては「自分がしていないから」「焦るから」と答えています。

参照:大人の友情実態調査 株式会社オウチーノによる調査結果
https://corporate.o-uccino.jp/wordpress2/wp-content/uploads/2015/04/pr20150417_otona-friend.pdf

私も彼氏ができた時や、仕事の休みが合わない時は「親友」と合う回数も減っていましたね。

親友って自分と似ている部分もあります。
「自分が求めていた答え」が出なかった時に、あっけなく友情が終了するような気がします。いい大人が親友に「私に休みを合わせて!」なんていえないですからね…

女性同士の親友・友情の定義とは

「親友」といる時って人生が良い方向へ向かうといいますか、充実感もありますよね。

親友の5つの定義とは
■お互いの秘密を知っている(とにかく口が堅い)
■家族構成・住所・生い立ちを知っている(お互いの家を行き来できる仲)
■悩みごとや苦しい時に助けてくれる(的確なアドバイスをしてくれる)
■一緒にいても疲れない、素でいられる(スッピンでも平気)
■嫉妬しない(恨んだり、憎んだりしない)
ことが特徴だと思うのです。

人間関係が良好になれたのも「友人」のお陰。いまの「親友」を大切にしていきたいですね。

しかし「株式会社オウチーノによる大人の友情実態調査」結果によると
成人になってからの「友情関係」に満足しているか?
の質問に対して「あまり満足していない」と回答した人は全体の52.0%。

つまり半数近くの人が「今の友情関係」に満足していないと答えています。

じゃぁ…学校から出直せ!ってことですが日本の教育方針は?

そもそも日本の学校は「友達との友情をはぐくむ場所」として、幼いころから「友達は大切だよ!」と学びながら育っています。

小学1年生の目標も「友達100人できるかな♪」だったりします。

私は友達100人も、いませんけどね………

ちなみに韓国の学校は「学歴や資格を取得するため」の場所。
アメリカ・イギリス・フランスの学校では「一般的教育、基本的知識を身につける」場所として教育に力を入れています。

参照:平成21年3月内閣府が発表した「第8回世界青年意調査」
https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/worldyouth8/pdf/gaiyou.pdf

日本の教育のお陰もあって
■協力してほしい時(何かを頼みたい時)※パシリではありません。
■何かの情報がほしい時(好きな人を知りたい時など)
■安心したい時(飲み会や食事に行きたい時)
■一緒に活動したい時(気晴らしに旅行でもいきたい時)
■相談がある時(彼氏・夫の悩み・お金・仕事の悩み)
すべてを解決してくれるのは「親友」と教わるのです。

「友達たくさん作ろうね!」と教わってきたはずなのに、最近は友人との深い関係を避ける人も多いようです。

大人になるにつれて友情が薄れていくのは「友人に求めるものが大きすぎるのかな?」とも思ったりします。

女性同士の友情がなくなった時の対処法

実は二人に一人が職場で「友人」を作っていることが判明しています。

成人してから仕事に携わる時間が長いことも影響していると思います。
学生の時に「親友」と思っていたけど、卒業したら「音信不通」ってパターンもありますよね。

実際に
・職場関係(問屋・業者さん)
・勤め先が同じ(同僚)
がキッカケで親友になるケースがほとんどです。

中には趣味を通じて、習い事がキッカケで「親友」ができた人もいます。

とはいっても女性同士の付き合いって大変。女性同士でグループを作っちゃうし、ささいな理由で仲が悪くなる始末。広く浅い付き合いよりも、信頼しあえる「親友」って大切です。

実は「お金によるトラブル」で全体の2割が「友情関係」が壊れた調査結果もあります。
友人でもっとも多く「お金」を使うのは結婚式ですよね。もう30代になると結婚式が立て続けにあります。
最終的に「祝儀を出す余裕がない!今月はピンチ!」ってことも。

お金がないのであれば素直に伝えることも大切です。

「もう…金がねぇ…二人の幸せだけを祈っているよ」と伝えるのです。

友人がもし文句をいうのであれば「本当の友情ではない」ということ。善意のある友人であれば理解してくれるはずです。

親友って時間をかけて信頼を作り上げていくものですよね。
この人と一緒にいると「都合がいい」といった、損得を考えている人は友情関係も壊れやすい傾向があります。

本当の友情とは「断る勇気」を持っている人。
たとえば、友人に誘われたからといって遊びにいっていませんか?
気分が乗らない時は、受け入れない勇気も必要です。

最近、この人といると
「悪口ばかりでイライラする」
「昔と変わった」
と感じる人は友人と決別する勇気も必要です。

まとめ

親友は、あなたの人生のステージが変わっても付き合いが変わらないのが理想的。しばらく会っていなくても、すぐに打ち解けて話せる親友は大切にしたいですよね。

女性同士の友情関係が薄くなってしまうのは、あなたが原因を作っているケースも考えられます。中二病のまま大人になっていませんか?親友はあなたの「わがまま」で離れてしまったのかもしれません。

嫌われるのが怖いと感じている人も要注意。疲れている時、気分が乗らない時は「友人」からの誘いを断る勇気も大切ですよ。

お金では買えないものも「友情」です。いまの友人に感謝をしつつ絆を深めて下さいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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