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30代の私に親のプチ介護がやってきた

先月電車で1時間ちょっとという距離に住んでいる実家の母のプチ介護生活がスタートしました。

別居でどんなことができるか、試行錯誤の毎日です。

経緯

ずっとまあまあ元気だった母、昨年の自粛ムードの中夏に盲腸で2回入院しまして。
その後体調不良とメンタルの不調でガタガタっと坂を転げ落ちるように心身ともに調子を崩していたようです。

病院は完全に面会禁止ですし、昨年の状況では基礎疾患持ち後期高齢者になる母とむやみに接触するのはよくないと様子を見に行かなかったんです。

電話ではよく話していたので、うつ状態がだんだん強くなっていっているのはわかりましたが実際見ていないのでなんとも。

11月。いつものように電話をしていたら体重が落ちたということを初めてききました。それがー6キロ。
もともと150センチ43キロくらいだったので、その時点で37キロくらい。

本当にびっくりして、すぐ実家に飛んで帰りました。
夕方着いた家の中は暗いのに電気はついておらず、カーテンを閉めた部屋でぽつんと座っている母がそこにいて。。。

痩せ細って、電気をつけようとすると嫌がり、何もかもつらそうでした。

どうしたものか、数日滞在している間考え続けましたがある日の夜全身に力が入らなくなってしまい、そのまま入院。

そこから半年3件の病院に入院転院して先日家に帰ってきました。

入院中一時31キロまで体重がおちたとか、転倒して骨折したとか、色々ありましたが、しっかり食べてしっかりリハビリをして、もちろん薬物療法もきっちりやってもらって7キロくらい体重ももどすことができました。

一時は完全に寝たきりで、食事も口に運ばなかったのが嘘のように今はしっかり食べています。
介護認定も要介護1

しばらくは元気そうに見えても気を抜かないように見守りたいと思っています。

昨年初めて介護認定を受けたときは要支援1だったのに

要支援1は介護認定の中で一番軽い状態です。
私も楽観的にその結果を受け入れていたので、気付いたときには大変なことになっていました。

今は要介護1。近所のスーパーまで歩いていけるかちょっと不安が残る位な感じ。
以前から買い物は一部COOPの宅配とAmazonや楽天で私が購入して送っていましたが、今後はその比率が増えると思います。

昔ながらの専業主婦ですから、ちゃんと自分で買いに行って10円でも安くて品のいいものを買いたいという本人の気持ちもよく分かるのですが、重い荷物を持って転倒したらと思うとネットスーパーなどの利用も致し方なしという話を何度も色んな例えを使って言っています。

多分気持ちのハードルが高いであろう買い物問題。どこかにいい着地点があるといいなと。

もちろん運動は大事ですから、リハビリも兼ね気分転換に外へ出て欲しいという気持ちと、買い物のような負担の重いことは控えて欲しいという気持ちがあります。身軽で歩くのと、重い荷物を持って歩くのは全然違いますからね。

考えてみると私が生まれた時近くに住んでいた祖母は70歳。徐々にできることが減って96歳までの間に色んなことがありました。同居期間も長かったので私自身、介護は身近なことだと思っていましたが、物心ついた時から老人だった祖母と自分の母とでは感覚は全然違って。

いつか来るとはわかっていても、突然やってきたように感じる介護。
当面同居ではないのでできることは限られますが、イマドキのやり方を模索していこうと思っています。

思ったこと気付いたことちょこちょこTweetしていますので、どこか、なにか、参考になることがあれば幸いです。



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