2社目の現実。退職を決めた上司の言葉とは…
俗に言う【おばちゃん美容室】での仕事は、私の知らない世界がいっぱいあった。
豆ロットでかけるくるんくるんパーマ
真っ黒に染めるゼロテクマニキュア塗布
知ってはいたし、練習もしてきた技術ではあったけど、イマドキ美容室ではほぼ皆無な技術だった。
そして前回の来店以来、ほぼ頭を洗っていないであろうおばあちゃんがいたり…
お年を召してお手洗いが困難でオムツを履いてるおばあちゃんのトイレ介助があったり…
技術も接客も、今までとの違いに戸惑いと新鮮さでとても良い経験をさせてもらう日々でした。
が…沸々と私の中で納得のいかない事が溜まっていく😞
それはオーナーが占いを勉強をする理由について聞いた時一気に湧き上がってきてしまった。
オーナーが占いを勉強する理由とは…
『美容師としてオーナーとしてやる事は全てやってきた。だけどイマイチお店が盛り上がりきらないのは、きっと風水とか気のようなものが悪いんだと気づいたから。』
だった。
えっ❓ウソでしょ⁉️
私は耳を疑った。
生意気ながら不満たくさんあった。
・いつも寝癖でボサボサの髪の毛のまま営業するオーナー
・お客様の待ち合いのソファで居眠りするオーナー
・完全なるヤンキー18歳の男性アシスタント
・ほぼほぼギャルなのにバッグは山ガール系を持ってしまう統一性のないスタッフ
などなど。
あの時の私は、美容室の常識では考えられないと思っていた事がいっぱいあった。
技術はお店や人によって違う。
それは理解している。
でも、修正箇所は沢山ある。
やるべき事は全てやったなんて嘘だ!!
やるべき事は他にある!!
そしてどうしても許せなかった。
寝癖と居眠り…
ついに決断。
『辞めさせて下さい』
そしてオブラートに包む事のできない私は
『もっとオシャレな美容室で働きたいです!!』
今ではこの生意気な言動は完全にアウトだと思います🙇♀️
結果…
20歳も年上のオーナーに2ヶ月ほど無視され続けた。
それでも占いの勉強に行く為に人がいるからという理由で辞めさせてはもらえなかった。
そしてオーナーは『気が悪い』という事で、どんどんお店の改装にお金をかけていった。。。
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