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【地域振興】SNSを用いた地域振興


地方自治体を受験するにあたって

新卒で就職する際の第一希望が地方自治体の行政職だったこともあり、転職を考える際は、いつも地方自治体の行政職に魅力を感じる。地方自治体にとっての使命は多岐にわたるが、特に「地域振興」に興味を持っていた。 そこで、昨年、地方自治体を受験する際に、二次試験対策として私なりの地域振興をやってみようと考えた。コロナ禍ということもあり、Instaglamを活用して情報発信することにした。 私が住んでいる自治体だけではなく、エリアを広げて近隣自治体も含めた地域の情報とした。目玉となる資源がある自治体は少なく、多くの自治体がPRする際には、近隣自治体と広域に連携して様々な事業・企画を行っていくことが重要だと考えているからだ。

行ったこと

主に以下の事柄について行った。

  • 地域の旬・お店・施設・行事の紹介

  • 慣習や方言・郷土料理の紹介

  • ストーリーでの方言の日めくりカレンダー

  • 地域のことに関する川柳コンテストの開催(優秀作品でポストカード製作)

  • 何気ない風景や日常の発信

  • 動画を作成し、YouTube発信

フォロワーさんとの交流

企画の中で、地域に関する川柳を投稿してもらう「川柳コンテスト」を開催した。

フォロワーさんの投票で優秀作品を決定し、ポストカードを製作し、賛同して下さる事業所に置かせていただき無料配布した。

「ぜひ置かせてください!」と連絡をくださる事業所もあり、フォロワーさんに直接お会いし話す機会ができた。以下のような言葉を頂いた。

  • 地元を紹介してくれて嬉しい。こういう活動はどんどんしてもらっていい。何でも協力する。

  • Uターンしてこのような活動をしたいと考えていたが中々できずにいた。実現してもらって嬉しい。

  • ポストカードをふるさと納税の商品に同梱したり、保険会社の方がお客様にお葉書を書くときに使用した。ふるさとがとても懐かしくなったと連絡をもらった。

  • コロナの閉塞感で息苦しい今、こんな楽しい企画のお手伝いをさせて頂いて感謝している。ありがとう。

フォロワーの皆さんお会いすると、いつも驚かれた。私の投稿を40~50代男性だと思っておられたらしい。だが実際に現れたのは…

私の中身は、おじさんなのかもしれない。

また、Instagram上ではフォロワーの方々からメッセージを頂いた。

  • 田舎の風景がとても素敵で癒されます。懐かしくなりました。コロナが落ち着いたら地元に帰省したいです。

  • 方言が懐かしいです。吹き出して笑いました。この地方出身の祖母に聞かせました。懐かしいと喜んでいました。

約1年間の活動を終えて

コンテストの開催、方言ラジオ配信、郷土料理や方言の紹介などなど企画を考えてはいたのだが、2021年12月をもって終了することにした。やりたいことと、なすべきことの両立が物理的に難しいこと、引っ越しをすることから今がInstagram終了のタイミングとしては最適かと考えた。

約1年間の活動を終えて一番感じたことは、コンテンツを見て下さる方々に喜んでいただけたらと思って活動したのだが、元気をいただいていたのは私の方だったということだ。感想やお礼を頂いたり、応援してもらったりし、励みになり嬉しかった。やりがいも感じることが出来た。

「不定期でもいいからYouTubeでの動画配信を待っています」との言葉もいただき、ありがたい限りだ。まだまだ挑戦したいことを残しながらも、また次のステップへと進もうと思う。

2022.12.31


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