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振り返り③

「秘書はもうしたくない」と「庶務メイン&秘書アシスタント少々」の仕事についたはずが、「結局これって秘書じゃない?」という状況に退職を決意

「辞め方が大事」と理由も言わずに姉に見せられたロンダ・バーンの「ザ・シークレット」を繰り返し繰り返し見聞きするうちに腑におちた

「あっ、強く思ったこと(潜在意識的に)が現実化するのだから、私は自分で“秘書は嫌だ”と思う状況を引き寄せたのか」と 勤務先の最寄り駅についても強く希望の路線と駅を望んでいたので叶えられた

「引き寄せの法則」にであってから物事の捉え方や行動が少しずつ変わっていった


☆「秘書が嫌だから辞めるのではない」


前回、「もう秘書は嫌だ」と「秘書以外の仕事」を探したのに有給休暇の起算日のタイムリミットもあって「庶務メインで秘書アシスタントもある」という案件に飛びついた結果、「誰かの専任秘書」というわけではないが、会長・社長秘書不在時の代理に加えて他の役員のスケジュール調整&出張手配もあって「結局秘書業務と変わらなくない?」という状況になってしまった

◆「やりたいことをしたいので退職します」

実際勤務してみて「自分が思っていた業務と違う」ということも踏まえて、「自分のやりたいことをしたいので退職する」ということを念頭におきながら、当時、飲食店を営む姉が事業を進めていたのでサポートをする予定でいた

◆周囲の反応

私の善人が短期間に2名辞めてしまったこと、私のキャラクターが今までその会社にいないタイプのキャラクターで面白かったのか「好意的に」接してくれる方がほとんどで人間関係も良かったこと、業務もミスをすることがありつつも大きな失敗もなく評価は悪くなかった ということもあってありがたいことに退職することを惜しんでもらえた

だからこそ、「飛ぶ鳥跡を濁さず」で最後まできちんと業務(引き継ぎも含めて)に向き合えた

☆「気分よくいること」とは


「引き寄せの法則」から始まり「宇宙理論(法則)」「量子力学」など、いろんな方が説いているYoutubeを未漁る

その中で異口同音に言われる「気分よくいることが大切」というキーワード

「気分よくいるねぇ」

それって嫌なことがあっても「気分よくいる」ことに努めるってこと?と当時の私は「言葉通り」のこととして受け止めていた

しかし、それだとかなりしんどいよね

言ってみれば、「嫌な匂い」を嗅ぎながら「ハァ〜いい香り♪」と思って感じ?
臭い物は臭くない?

◆第一段階の「気分よくいること」への理解

さらにいろんな方のYoutubeを見たり、書籍を読んだりするうちに

「そうか、嫌なことがあっても“嫌な気分”をいつまでも引きずらなければいいのか」ということ

そして、すぐに嫌な気分を解消できなくてもせめて「0地点(無)」に自分の気持ちをおけばいいのかということ に気がついた

「イラっ」としても「うん。イラッとしたよね。でも気にしな〜い」って感じかな もちろん簡単な時と簡単じゃない時とあるが、対人関係だと「他人は他人、自分は自分」と思うことで案外早いうちに気持ちを持ち直すことができた

大事なのは「嫌だ」と思ったときに「いい気分にならないといけない」と即座に考えるのではなくて、「嫌だな〜、嫌だ、でもまぁ、いっか」と一度その気分を「確認(受け入れる)してから手放すこと」

そうするとどん底からいきなり頂点へ行けなくとも最低限「0地点(無)」に気持ちを保つことができた

☆小さなことから試してみる


「気分よくいること」と並行して「引き寄せ」にチャレンジしてみた

たとえば「宝くじが当たる」とか「大金が手に入る」とかではなく、身近にある小さなことから試してみることにした

朝起きて家を出るときに「今日は電車の席が空いている」とか「誰かがお菓子をくれる」とか、本当に小さなこと

それを願ったらあとは「電車座れるから楽ちんだな」「お菓子もらえるから今日はコンビニ寄らなくていいな」と「願いが叶った時の気分」でいると不思議とそうなった(不思議とではなく、引き寄せたんだが)

それからというもの「おやつはもらえるもの」という感覚になり、ほぼ毎日誰かしらがお土産だったり、お裾分けだったり、来社した方の手土産だったりとお菓子を買わなくても「おやつ」にありつけた

☆これがお試しか!


小さな引き寄せがうまく行くようになると、どんどん自分の「引き寄せの法則」「宇宙の法則」などへの信頼度はどんどん増していった

退職日まで仕事は忙しかったし、後任がなかなか決まらないので引き継ぎの準備をしつつも、秘書チームの3人が手の回らないことに関しては、初めてのことでも私が対応しなければならなかった

私の中で1番拒否感が強かった業務が「役員研修の準備」

だけど、それを重たく受け止めているとさらに重たい状況がやってくるかもしれないので、「やるしかない!」と教えてもらいながらもできることから着手

何が大変って

◆研修会場探し

研修会場探しについて、そこそこの人数だし早めに確保しておきたいと秘書チームでは話していたのだが、コロナの感染状況を見て宿泊にするか日帰りにするかを決めるということで、結構間際にならないとどちらになるのかわからなかった

だから日帰りで利用できる貸し会議室、東京近郊で宿泊できる研修会場の両方でリストを作ることにしたが、必要な条件をクリアできる施設はそう多くない上に日程がざっくりとしかわかっておらず、予約ができるか・キャンセル料はいつからいくらかなど踏まえないとならないので常に頭の中に「役員研修」という文字がついてまわった

◆研修日程と会場が決まっても

日程と場所が決まったら今度は会場までの移動、宿泊になったので食事の手配、部屋割り(男女いる)、研修のアジェンダ作り、持参するものの準備(買い出しも含め)などなどやるべきことは満載

ちゃんとやれるか という気持ちでとてもじゃないけど「いい気分」ではいられなかった

それでも「役員研修手配=お試し」と気づいたから、「0地点」にはあり続けることができた

◆お試しとは

簡単にいうと、「次へのステップ」の前に起こる「試練」
どれだけ「心を揺さぶられる」ことがあっても、「自分がブレることなく」いられるか 本人の「意志と本気度」を試されるようなもの

昔誰かに言われたのだが「神様は乗り越えられない試練は与えない」という言葉が頭をよぎった

それで「私はこの役員研修を‘ちゃんとできるか’という不安な気持ちに負けないで乗り切ることができる」「このお試しが自分の波動を高く強くするんだ」と思うことで「思わぬ状況」に陥っても乗り切ることができた

◆役員研修実施から終了まで

役員研修は概ね順調に進んでいたが、なんと、会議室のWi-Fiの接続が悪く現地の役員から私に連絡が入り、私から施設へ連絡して会議室へ行ってもらうことが何度かあった

「現地に行ったら現地のことは自分達で対応するからあとは大丈夫」と言われていたのにも関わらず、、私は私でオフィスで通常業務に慌ただしいのになぁと思いつつも「0地点」にあり続ける

最終的にネットはWi-Fiから有線LANに変更してもらうことでなんとかクリアできたし、他にも小さな「予期せぬこと」はあったものの1泊2日の研修は無事に終了帰社された役員達からは口々に労いと御礼の言葉をかけてもらえた

そしてさらに、思うようにWi-Fiが使えずなん度も会議を中断せざるを得なくなったことを理由に施設の利用料を大幅にディスカウントしてもらうことができたのだった(これはかなり大きい額だった)

乗り切った・・・・・

☆乗り切る前に大きなご褒美がやってきた


実は役員研修の手配が完了した時点で一度、大きなご褒美がやっていきた

私としては、役員研修の当日に関しては同行役員で自分の上長が2名いたので、現地のことは「任せておけ」ということだったので手配が完了したところで大きな試練を乗り越えたことになる

そしてそのタイミングでとても大きなご褒美が来たのだった

それは・・・・

大好きなイタリアの老舗チョコレート店「Venchi」のイベントご招待だった

イベントは2日間開催、それぞれ1日10名限定だった

☆ご褒美が夢のようだった


「Venchi(ヴェンキ)」といえば、今や日本国内にも数店舗あるイタリア老舗チョコレート店で、おそらくベルギーの「GOD○VA」「Lin○t1」よりも1gあたりの価格は高いと思う

イタリアへ行けば必ず買うし、コロナ前はイタリアへ行く人がいれば可能なら買って来て欲しいとお願いするほど好き

日本に店舗ができて何度か行ったものの「めちゃ高い」ので、本当に特別な時しか「買えない」、私的には「超高級品」だ

その「Venchi」の1日10名限定のイベントに当選したのだった

場所は大手町のインテリジェントビルに入っているVenchiの店舗で定休日を利用しての開催、行くとスタッフの方が丁寧にそれぞれの席に案内してくれる

席には金色の大きなBOXが置いてあり・・・・・

開けてびっくり玉手箱!日本未上陸の新商品から非売品まで溢れんばかりに詰め込まれている 1g19円換算で計算しても4〜5万円相当のチョコレートが入っていた

それぞれの品物について、「Mr.Venchi」こと、「GBマンテッリ氏」の説明(動画)を受けながら1つ1つ味わう会

もう夢のようだった

そんなことがあり、ますます「お試しの後はご褒美がある」「大きなお試し=大きなご褒美」という数式が自分の中に確立されていくのだった







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