見出し画像

推してるつもりが押されてる。

ついにこの日が、来た。

2023.09.30。
岸さんの退所日である。

昨日のバースデーGメンはできなかったけれど、近隣の劇場も上映回が増え、大きめのスクリーンになっていて心が震えた。

二桁を越えた辺りから、数えるのを止めたのだけど
何回見ても、Gメンは爽やかな映画だ。

ジャニーズ生活最後の応援を
この映画を通してさせてもらえたのは
とても幸せだなあと、今日Gメンを見ながらひしひしと思った。エンディングロールは何度見てもほっこりするし、一人客の多い劇場も、なんだか嬉しかった。

岸さんスキーにはたまらないけど「ああ、漫画っぽいな…」と思うオープニングの駅前シーン。
正直、大丈夫かな?と一瞬思った。
上手く言えないんだけど、むず痒くなるというか、このお話にのめり込めるのかなという不安。

そんなものは、杞憂に過ぎなかった。

だって彼は、岸優太は、
好き好きワンワンという、とんでもないパラレルワールドにリアル感を持たせた男なのだ。

本当に、杞憂だった。

どんどん引き込まれていく、登場人物たちの魅力。
みんな愛らしくておバカで、それでいて楽しそうで、だけど悩みもあって。
個々を少しずつ切り取ってくれるから、全てのキャラのことをしっかり認識できるし、お話の組み立て方が上手だなあと思った。

そして、アクションの格好よさよ。

何あの、岸さんの喧嘩慣れしてる感じ。
みんな大好きブランコアクションと、スライディングシーンは震えたよね。岸さん以外のキャストも本人アクションが多くて、一丸となって撮影に挑んでることが伝わりまくった。
竜星さん、脚長過ぎない?サンジなの?

Gメンメンバーが集まったときの安心感。
田中圭さんと高良さんの無敵感。

そして、吉岡さんの最強感。
「お前らの喉はひよこか?」が最高に好き。
でも一番好きというかヤバさを感じたのは、ラブホ前でオアシス運動してる矢本さん。
「こんにちは〜、いってらっしゃーい」
狂気すぎる。

喧嘩シーン多めではあるのだけど、基本的にGメンメンバーは素手で武器を使わないことに好感が持てるし、売られた喧嘩しか買わない。無駄な決闘はしない。
基本的には「モテたい」を胸に、ただのんびりとおバカに過ごしている。だからこそ、喧嘩シーンの俊敏さが際立つし、飽きさせない。緩急の付け方がうまい。

目をそらしたくなるシーンも、ないことはないのだけれど、流血シーンが少なめなおかげもあって、バイオレンスなイメージはない。

そして、
徹頭徹尾、勝太を中心にした映画。

「勝太だからこそ」
守りたい、力になりたい、頼ってほしい。

そのためには、勝太は魅力的でなくてはならない。
その役割を、岸さんは充分過ぎるほどに担っていた。

普段から愛されすぎる岸さん。
無邪気でおバカで、マイペースで。
本当に何を言っているのかわからない時もあるし、理解力のなさにビビることもある。話を聞いていない時も多い。
でも、なぜか憎めない。

彼はいつでも、一生懸命だから。
そして、おバカであることを隠さないから。

わからないことはわからないといい、教えを請う。
教えてもらえば、お礼を言う。
悪いことをしたと思えば、すぐに謝る。

「知らない事が多いから、生きてて楽しい」
これは本当に岸さんらしい名言だと思う。

そんな姿を見ていると、自然と応援したくなる。
言い方合ってるかわからないけど、子どもや動物が、頑張っている姿に近いなと思う。
だからこそ、たくさんの番組や雑誌でスタッフさんに愛されてるなあと感じることが多かった。とんでもなく可愛いSEやテロップに何度も笑った。

先日素敵な最終回を迎えたVS魂の岸D企画もその代表作で、優勝回はGメンゲストなこともあって最高に面白かった。
勝利さんは元祖強火岸担と言われるだけあって、そこそこ岸さんに粗末に扱われる。それにちゃんと怒り、ちゃんと呆れ、なのに嬉しそうなの本当にいいよね。いい間柄だなあと思う。

Gメンにもその空気があって。

映画内でも、宣伝するための出演番組でも
岸さんは愛されていた。

岸さんの一挙一動に、
笑顔が溢れて、幸せな空気で。

もう、本当に、ばかみたいだけど
にわかでしか人間の感想なんだけど
岸さんは愛されすぎている。

昔、神宮寺さんがラジオで言っていた、
「世の中には岸くんを好きな人か、岸くんを知らない人しかいない」「岸くんを知ればみんな好きになる」
これを長年一緒にいる神宮寺さんが発したこと、本当にすごいことだなあと思う。

キンプるをよく見ていたという友人と、Gメンを見に行ったとき「岸くんってあんな動けるんだ!」と驚いていた。バラエティではいつもへたれポジションだから、運動神経悪いと思っていたらしい。

びっくりした。
岸さんはダンスも歌も、すごいのに。
そうか、知らなかったのか。

岸さん沼の恐ろしいところはそこで。
バラエティでの面白くんである岸さんから、キンプリでの歌やダンススキルを見ると本当にびっくりする。この子、やればできる子なんじゃん!ってなる。
逆だと、え?こんなアホの子なの?となる。
ギャップがえげつないし、だからこそ引き込まれる。

そして、メンバーから、周囲から
びっくりするほど愛されていることにも驚く。

私はこれまでも、愛されキャラである人を推していたことが多いのだけれど、これほど慈しむように愛されている人を他に見たことがない。

岸さんは、本当に大切にされている。

この二ヶ月、本当に楽しかった。
Gメンを見ることで幸せな気持ちになれたし、
岸さんを取り巻くいろんな事柄が
奇跡としか思えなかったし、
こんなことあるの?の連続だった。

きしれんかいの庭ラジにて
永瀬さんのしかけたドッキリが
前日のきしかいエンカウントにより
逆ドッキリにすり替わっていたことも笑った。

「あ、俺あした廉のラジオ出るよ」
「…え?俺も…」
翌日のラジオ出演にて、ドッキリを仕掛けられていることに気づいてしまう二人。そして二人は誓う。
「絶対に廉を喜ばせよう!」

それを暴露しながら笑う岸さん。
「喜んでる俺見て、どう思ってたん?」
「え?可愛いな〜って」
満更でもない声で笑う永瀬さん。
「俺は墓場まで持ってくつもりだった、バラす岸くんが悪い」
「え?言うべきでしょ?」
楽しそうな3人が本当に可愛かった。

キンプリでの活動が楽しかった。
ツアー中の廊下を歩く足音が印象に残ってる。

本当にメンバーやスタッフしか知らない空気感、それを一番の思い出として挙げること、肉声として聞けることが嬉しかった。
この機会を作ってくれた永瀬さんは、本当にファン思いで、キンプリが好きなんだなあと思った。キンプリは、本当にみんないい子なんだよな。なんだよもう。

楽しかった。
キンプリとして、岸優太として、
その姿を目に焼き付け、たくさんの感情をもらい
応援しているつもりが、こちらが支えられていることばかりだった。
春先に転職した時も、すきワンを見て背中を押された。

比べるものでもないけれど、
5.22とは全然違う気持ちなのである。

明日以降のことはわからない。
それは一緒なのだけれど、今日もGメンのおかげで岸さんの姿を目に焼き付けられた。明日だって、私はきっと見に行くだろう。楽しい時間は何度だって過ごしたい。

FC動画も上げてくれた。
本当にぽわぽわした岸さんが、ずっと意味分からないことを話している。ツッコミ不在なので、本当に恐ろしい進行。え?どういうこと?と終始なる。
最後まで、岸さんらしい映像。

でも少し、やつれた気もして不安にもなった。
本当に全力で駆け抜けてくれたんだろうな。

ありがとう。
お疲れ様。
本当にずっと、素敵でした。

人の感情を動かす岸さんは、本当にエンターテイナーで天才的なアイドル様だった。岸さんを思い浮かべたとき、一番に浮かぶのはキメ顔でもなく笑顔でもなく、キョトン顔なのである。そんなアイドル、なかなかいない。

日常のふとした瞬間や会話で
ふと思い出す岸さん。
いつだって笑顔になれるし、ほっこりする。

それはこれからも、同じで。

何も変わらないのだ。
私はこれからも、岸さんが好きだし、
何度だって思い出すだろう。

だって、あんな人ほかにいないもの。

全国各地で岸担さんたちが行っている企画、
たくさんの企業やスタッフ、仲間たちがSNSで発信している心温まる言葉たち。

キンプリライブでの永瀬さんMCレポは、
ちょっともう、ぐっと来すぎたけど。

今日はそんなぽかぽかに包まれて
にこにこと過ごそうと思う。

岸さん推してると、
本当に幸せすぎて、怖い。

恐しい男だな!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?