見出し画像

飄々と、凛々と。

漆黒のプリンス、永瀬廉さん。

名前格好よすぎません?
「ながせれん」って、語感もいいよな。

永瀬さんは、知れば知るほど不思議な人。
未だに掴みきれない。
個人的にもだし、世間的にも
見た目と中身にギャップがある人だと思う。

第一印象としては「クール」で、他のメンバーと少し距離があるように見えた。他の四人が表立ってきゃふきゃふしているせいもあるが、一歩引いてるように見えるし、彼自身も「King&Princeは傍から見るのが一番面白い」という。
放牧している牧場主みたいな佇まい。

あと、正直ほんとに平野さんと仲悪いんじゃないの?って思ってた。びっくりするくらい目が合わないから。でもなんだろ、平野さんてFC動画とかコンサートとか、ファンしか見ないようなとこだとデレるよね。お金払わないと見せてくんないの?
なにそれ、貴重じゃん。

キンプるのENGLISHクッキングでは、
それが垣間見えるのがまた面白い。

成人した男兄弟というか、ベタベタするのはどこか気恥ずかしいような距離感。手の離れた弟のような関係性。

そんな、少し大人になった永瀬さんが
相も変わらず、嬉しそうにぺたぺたする相手。
それが岸さんであり、所謂「きしれん」の間柄である。

岸さんについて調べ始めたとき、
すぐに出てきたキーワード「きしれん」
そして、私はこの記事を読んで、頭を抱えた。

有識者の方による、デビュー直前までのきしれんヒストリー。長文ですがおすすめです。永瀬さんの一方的すぎる片思いから、二人が友達そしてメンバーになるまでの流れが素晴らしく分かりやすく、熱量をもって語られています。

永瀬さんって、こんな健気なの?
大好きなんて言葉では、片付けられない。
これほどまでに、仲良くなることに情熱を尽くす人、はじめて見た。印象が180度変わった。

その頃に比べると、大分落ちついてるが
今でも片鱗はバチバチに残ってて。

岸さん大好き衆が揃ってるから、控えめではあるけれど、甘えられる機会は逃さない。直近だとモテキングでの岸子への不要ハグは「はいはい、きしれん」案件だった。

勢いのままにのしかかった後に、本当はソファを乗り越えバックハグをしたかったと、解説するように改めて足まで絡ませバックハグを完遂する永瀬廉。流石です。
全然違うじゃん!と周りに責められると、照れたふりをしながら改めて抱きつく。
なんだ、やりたい放題だな。

そしてその間、岸さんはどうってことない顔で、じーっとしている。
これこそが、きしれん。
全く動じてない、慣れっこなのが恐ろしい。

とにかく永瀬さんは岸さんに甘えたい。
三品クッキングで、フードプロセッサーの蓋をおさえる手伝いをしてた時も頭を抱えた。それ、いる?
ENGLISHクッキングも、岸さんの言うことをにこにこ聞き、美味しいと言われると本当に嬉しそうに笑う。

永瀬さんと神宮寺さんの茶碗蒸し回で、説明することをギブアップしてしまった岸さん。普段あんなに「最悪!」「何もわかんない!」とか言ってるのに、あの時は2人とも岸さんを責めなかった。「えぐいて」とだけ言って、その後は「岸くんを信じよう」と聞き取れた言葉を汲み取って推理して、見事に茶碗蒸しにたどりついた。ザキヤマさんから「これがメンバーだよ」と諭された時の、岸さんの表情もよかった。その間、友情スポ根な弱虫ペダルの主題歌である「Key of heart」が流れてるのも、よかった。

そんな2人へ岸さんからの
「Sorry」そして「I LOVE YOU」
顔をくしゃくしゃにして笑って
「MeToo」と返す2人。

誰かこの物語を、歌にしてくれ。

きしれんは
岸さんといる時の永瀬さんは
本当に可愛いのだ。

甲高い声で手を叩き、顔面崩壊させながら笑う永瀬さんは、本当に子どものようで無邪気だ。
あれが本来の永瀬さんなのだろうか。

「きしれん」がなかったら
きっと、ずっと、そんな永瀬さんを
知らずにいたのだろう。

理由はわからないのだけれど
私は永瀬さんの出演作を見たことがない。
ドラマも、そして映画も。
「永瀬廉」以外の「永瀬廉」を見たくないのである。理由は本当に分からない。他のメンバーのものは見られるのに。

最近、一番不安定に見える永瀬さん。
忙しさもあるだろう。
詰め込まれたドラマ、映画。MC。
今後のことも考えなくてはならない。

当事者でありつつ傍観者でもあるからこそ、誰よりも近くで「4人を」見ていたであろう永瀬さん。
最近歌番組でも、4人を眺めていることが多いように思う。焼き付けているのかな、癖になってるのかな。 
その光景が、好きなのかな。
そうならいいな。

「いつも笑わせてもらってる」
メンバーのことを、永瀬さんはそう評する。
「廉は本当に素直、ピュア」
永瀬さんのことを、岸さんはずっとそう評する。

心を許されているであろう岸さんが
そう云うのだから、それがきっと本質で。

隠れて努力する人だし、踊り方も正確性よりもシルエットを大事にしているように見えるから、やる気がないように見えることもあるだろう。
でもメンバーはそれを、ちゃんと知ってる。
だからこそ、それが垣間見えるエピソードを話したりする。誤解されないように。本当の姿をちゃんと知ってもらえるように。

場を仕切らなくてもよい場や、キンプる等のMCがきちんといる場だと、途端にぽやんとしだす永瀬さん。
いじられると顔を真っ赤にしながらも、嬉しそうに笑う。本当はいつだって、傍観者ではなく当事者でいて欲しいなって思う。

そういう永瀬さんが、とても好きだから。

これから先、私の好きな「永瀬さん」は
きっと、なかなか見られなくなってしまう。

それが本当に淋しいし、5人の中で、
一番永瀬さんが心配でならないのだ。
彼の最近の、揺らぎがちな瞳が。

頑張りすぎないでほしい。
自分を強いと思わないでほしい。
ぽわぽわとふんわりしていられる時間を、大事にしてくれるといいな。

飄々とした黒猫のような人、
どうか野良猫になりませんように。
甘えさせてくれる飼い主がいますように。

あたたかなお家で、守られた環境で
その柔らかな魅力を
存分に発揮してくれることを心より。

永瀬さんの「きっさん」
聞けなくなるの、本当しんどいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?