こいのぼり おもちゃばこから いざ、ふなで
しごころは ないけどつなぐ こころのかたち
おもいだせない なにをしようとして なにをしたかったのか ひとり あるいていても うかんでいるのは くもひとつない あおぞら かぜがそっと ほほをなでて おもいのうらはらに さしこむのは きざし いきつくさきに うもれたもの それは
きょうもまた しっぱい いっぱい すぎたこと おととい ふざけて ころげた わらいばなしは もうどこか だからふりかえる きのうから きのう そして うまれるまえまで さかのぼり めをあけたら きょうのやみ にじむ ほしたち ぼくのめを はなさず とらえた
おもいで おもいで とんとんとん みるめにながれて とんとんとん あなたにふれて とんとんとん こころにあふれて とんとんとん あしたもいっぱい とんとんとん
かえりみち そこに輪があり 手をのばす
まちあかり そのすべてが いちばんぼし
べんきょうなんて どこかへ ふわりと くものうえ きょうかしょ いっぱいの らくがきを するりと ぬけた えんぴつは ころころ ころころ どこへいく きになる あのこの あしもとに こつり じゆうちょうは まっしろ ほっぺは まっか はやくきづいて いますぐに
咲いたとおもったら すきとおるような みどりの葉が よりそっている さようなら ももいろの はなびらたちよ また めぐりあう その季節まで
たいき と いき ぶつかりあって しろいくも そそぐしずく ながれるみず なみのあわに まじわって あおになり かさなり およぎ すいへいせん あふれる あいいろ そらにとどいた
ながれぼし はるをゆっくり ながめたら
酔いにまかせ あたまを背に寄せ 夜空をみる 重たいまぶたが くいと持ち上がる ちりばった渦 台風のような 雲が天気図 光源の中心は ささやかな月の 世界が放射束
さむいだろうと はだに かさなる たべすぎのみすぎ もたれて むかむか どうしましたか どきどき ちょうしんき のをかけ やまかけ とっしんだ あなのそこ ふかくに みずがねむる かがみに うつったような じぶんのこころ それらは ぜんぶ い の しごと
何度でも 冬を越え征き 宙に舞う
わたあめのように ながれるそらに うかぶ ぽんぽん はなびのような さくらのしたで ぱんをたべる ふわふわして おいしいけど はなは たべられない あたたかくなるのが はやすぎて さそわれて でできた けど すぐにさむくなった だんだんちってしまう どうしよう おうちで かあさんが ぱんを れいとうこに いれるような まねをして こおらせるのは いましかない そしたら そしたら まいにち まいにち おはなをみて おい
すき それとも きらい でも さいしょのひとこえ かけたいな かさねる どきどきに うめていきたい きみとの あいだ