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愛の不時着から始めたnote

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愛の不時着についての俵万智さんの記事「はにかみと思いやりのずらし話法」に触発されて、私もあのような素敵な文が書きたいと投稿を始めました。今は、韓国ドラマの他、自分の体験談や日頃思… もっと読む
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記事一覧

新緑の西沢渓谷を歩くー「七ツ釜五段の滝」を見に!

西沢渓谷は春夏秋冬どの季節もそれぞれに魅力がある。春は新緑と花、夏は渓流の涼しさ、秋は紅葉そして冬は真っ白に凍った滝とツララ。 昨年秋は紅葉の美しさを満喫した。幸運にもリスと遭遇して。イーオットのナイスショット( ↓ ) 今日は、昨秋付近で土砂崩れが発生したため見ることができなかった「七ツ釜五段の滝」を見に行った。後で知ったのだが日本の滝百選に選ばれているとか。 土砂崩れの復旧工事が行われ完成したのが下の写真のような立派な展望台。 この滝にたどり着くまでにもいくつもの

今日ときめいたこと143ー「孫からのFaceTime ⁉️😳」

長女一家が帰ってまだ5日もたってないのに、10歳の第一子からiMassage が入った。 第一子 “Can we talk?”(話せる?) 私   👍 第一子 “Mom and Dad might get divorced”(MomとDadが離婚するかも) 私   “Why?”(なんで?) するとFaceTime に切り替わった。見ると第一子から三子までそろっていてみんな泣いている。両親が離婚しちゃうと口々に言って涙を流している。第一子の説明によるとどうも父親は不利のよう

今日ときめいた言葉142ー「2040年に博士号取得者を3倍にする⁈」

(2024年4月24日付朝日新聞から) その理由が、「主要国の中で日本のみ減少傾向が続いているから」だそうだ。 なあんだ、単なる見栄や外聞からなのか?いかにも日本の文科省が考えそうなことだ。 数を増やすことが目的?本末転倒では?博士号取得者の数は、整った研究環境で興味のある研究が安心してできることが保証されて、その結果として、増えるのではないのかしら。 「今までさんざん研究者をないがしろにしておいて」と、私には思えてしまう。いつ雇い止めになるかわからない状態で、安心して

今日ときめいた言葉140ー「規範意識が内面化されなければ、古い価値観は居座り続ける」

(2024年4月26日付朝日新聞「古い価値観対話でほぐせ」 政治学者 岡田憲治氏の言葉) (要約) 「不適切発言を繰り返す放言居士、例えば麻生太郎さん、森喜朗さん、トランプ前大統領のような人たちは、おそらくもう変わらない。だからと言って不寛容な価値観に対して寛容でいる必要はない。差別発言や侮蔑発言にはきちんと責任を取らせるべきである」 「問題はこういう放言居士に心の中で快哉を叫ぶ人たち、ポリティカル・コレクトネスやコンプライアンスの意味も考えずに表面的に従っている人たち

今日ときめいた言葉ではなく出来事139ー「孫が来た」2024 (3) Amazing 豊洲&teamLab⭐️Planets Tokyo

とうとう日本滞在も終わりに近づいた。じいさんばあさんとしてはうれしいようなさみしいような気分。でも疲労度がピークに達している。残りのエネルギーを振り絞っていざ出発。今日は豊洲市場とチームラボ訪問。 でも私は豊洲市場の屋上から見た東京湾の景色が気に入った。あちら側と違ってだ〜れもいない。 豊洲は食事が目的。さあ、いよいよ「#チームラボプラネッツ」だあ。以前この集団の代表者のインタビューを見てぜひ体験してみたいと思っていた。まさに「体で体験する」がコンセプトだ。 ここは予約

今日ときめいた言葉ではなく出来事138ー「孫が来た」2024 (2) 草津温泉物語

2024年長女一家日本訪問のメインイベントは草津温泉2泊3日の旅行。東京から草津温泉はかなり不便な地域で直行バスで行っても4時間はかかる。問題は4時間のbus ride に子供達が耐えられるかだ。10歳の第一子は何とかいいとしても、8歳、6歳、4歳の他の子たちはかなり心配だ(彼らは非常にワイルドなのだ👎) だが試練はその前にあった。新宿バスタ9:05発のバスに乗るためにはラッシュアワーをくぐり抜けねばならない。京王線にするか中央線にするか迷った末に京王線に乗ることに。 女

今日ときめいた言葉137ー「英語のアカウンタビリティーの訳は、『説明する責任』という意味で使うのは誤りです」

(タイトル写真は政治ドットコムから転載) (2024年4月6日付 朝日新聞「政治家が果たすべき責任」政治学者 豊永郁子氏の言葉) 「アカウンタビリティーは情報を開示し、説明する義務があるだけでなく、責任を追及され、解任などの罰を与えられる立場にあることを意味します(「答責性」とも訳されます) 説明するだけでは許されず、結果責任も問われ、制裁もある厳しいものです。民主主義は、政権の国民に対するアカウンタビリティーを、選挙で国民が政権を解任できるようにすることによって実現し

今日ときめいた言葉136ーアカデミー賞の「アジア人の透明化」

(画像はトレジャートイズから転載) (2024年4月8日付朝日新聞 「GLOBEハリウッドのアジア人軽視」俳優 松崎悠希氏の言葉から) 記事を読んで早速YouTube で見てみた。確かに、助演男優賞受賞のロバート・ダウニーJr.と主演女優賞受賞のエマ・ストーンの態度は不快だった。前者はアジア系のプレゼンター(前回受賞者)を2回も無視したという。「傷をえぐられるような感じ」だったと、松崎氏は語る。 ハリウッドの世界で20年以上活動してきた松崎氏は以下のように解説する。そこ

今日ときめいた言葉135ー「権利を行使することは、知識として学ぶだけでなく、集団で練習する必要もある技術なのだろう」

(2024年4月11日付朝日新聞 「欧州季評 ストライキがある生活 朴沙羅氏の言葉) フィンランドの大学で教えるようになった朴氏が感じたストライキのある生活について、書いている。 「人権を守ることが大切だというお題目なら、日本でいくらでも聞いた。けれども、権利を認めさせる方法を家庭や学校や職場で、見たり聞いたり、誰かと一緒にやってみたりしたことは多くなかった」 確かにここ数十年ストライキで電車が止まることもないし、労働者がストライキする姿もめっきり減った。 昭和の人間

今日ときめいた言葉ではなく出来事134ー「孫が来た」2024 (1)

[タイトル写真のスパイダーマンシューズは4歳になった末っ子のものだが、飛行場から我が家に来る途上、中央線新宿駅のホームで足を蹴り上げたら、脱げてしまい線路上に落下。そこに電車が来てそのままに。だから片方だけなのだ。近所のスーパーで靴を買ったけど、もう片割れを探してあげないと、この靴が可哀想😢] 1年間のご無沙汰でした。シカゴ軍団が昨年12月に帰ってから4ヶ月もたたないうちにボストン軍団6人が到来。去年のような喧騒と疲労の地獄の日々が始まると正直恐れていた。 だが予想に反し

今日ときめいた言葉133ー「日本人」とは何か。

(2024年4月10日付朝日新聞 「『日本人』を決めるのは」から) 「日本人とは何か。それは定義不能で、問題設定そのものが虚偽だと思います」(社会学者 福岡安則氏の言葉) 福岡氏は、定義可能なのは、国籍法による「日本国民」だけであると言う。それなのに日本人の多くは自分は典型的な日本人だと思い、自明のように「日本人」という観念を持っている。 この観念を「血統」「文化」「国籍」の要素で類型化すると三要素が全てそろった「純粋な日本人」の他に、いずれかの要素が欠ける人々がいる。

今日ときめいたこと132ー避難所のあまりの違いに衝撃

(タイトル写真はフォーカス台湾より転載) 台湾の地震報道で、上の写真にあるような光景をテレビで見た時、衝撃を受けた。整然としていて美しい。こんな感想を持ったのは私ばかりではない。羽鳥慎一モーニングショーのコメンテイター玉川徹氏も同じことを言っていた。 日本の避難所はどこも床の上に布団を敷いて仕切りも何もないところでのいわゆる「雑魚寝」がほとんどだ。段ボールベッドなどを導入しているところもあるようだが一般的なのは下のような光景だ。今回の能登半島地震では、ビニールハウスで避難

今日ときめいたこと131ー「川勝知事の舌禍問題について思うこと」

あの発言は「素の川勝氏の意識」から出たものなんだろうなと思った。これは自分への自戒を込めて書いているのだが、人間どんなに賢くカッコよく振る舞っても自分の本質がポロッと出てしまうものなのだなと。だから、どんなにPolitical Correctness (政治的正当性、妥当性)を装って振る舞っても、所詮振る舞いである限りバレる。このことは心の片隅に置いておきたい。 人間の心に芽生える傲慢さ、羨望、嫉妬、それに劣等感とか優越感とかは永遠の課題だ。その課題に取り組むために(解放さ

今日ときめいた言葉130ー「裏金事件あっても動かぬ政治家たち 熱意も匂いもなく」

(2024年4月2日付 朝日新聞 「失われた政治の創造力」米コロンビア大学名誉教授ジェラルド・カーティス氏の言葉) カーティス教授は1964年から60年もの間、日本の政治を見続けてきた人である。日本の選挙運動を密着取材して書き上げた博士論文は「代議士の誕生」という書名で日本でもベストセラーになった。 そのカーティス教授が、日本の自民党の機能不全を厳しく批判する。 「首相として生き残るため、破れかぶれの行動でしょう・・・本当に必要なのは自民党政治の透明性を高める抜本的な改