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子供心に思い込んでいた童謡の歌詞ー今頃気づいた正しい歌詞の意味・・・😱


子供の頃よく口ずさんでいたあの童謡の歌詞が今頃になって、全然違う意味だったと気付くことがある。あの頃は歌の意味や作られた背景なども説明されずに、教科書に書かれたひらがなの字面を追いながらいきなり歌っていたのだろう。もう少し、細かな説明があったなら情感を込めて歌えたかもしれないのに🥲

「思い出」
 
かきに赤い花咲く、いつかのあの家」

この「かき」を私は「柿」と思い込んでいた。成長してふっと気がついた。柿の花は赤くない。調べてみても上記の柿の花の写真のように、白か黄色である。そして理解した。この「かき」は「垣」のことだと。垣根に赤い花が咲いている光景を歌詞にしたのだと。(タイトル写真はbotanica-media.jpより転載)

「赤とんぼ」
「夕焼け小焼けの赤とんぼ おわれて見たのはいつの日か」

これなど鬼ごっこか何かで、追いかけられながら見た赤とんぼのことだと思っていた。しかし、この「おわれて」は「負われて」だったのだ。2番の歌詞に出てくる「十五で姉やは嫁にゆき」とあるように、この姉やに背負われて赤とんぼを見たことを歌詞にしたのだ。

「春が来た」
これは、半分笑い話。日本語教育の先生が教えてくれた。2番の歌詞

「鳥がなく鳥がなく、どこでなく。山でなく、里でなく、野でもなく」ー  「だったらどこで鳴くの?」と。

鳥がなくは、当然「鳴く」であるが、「山でなく」以下を「〜ではない」と否定文に解釈したところがツボである。日本語は面白い。ついでにドリフターズのコントにもなった歌を。

「シャボン玉」
「シャボン玉飛んだ。屋根まで飛んだ。屋根まで飛んで壊れて消えた

「ここで屋根が飛んで行き、壊れる」というコント。「8時だよ、全員集合」を見ていた人にはお馴染みのコント。助詞「まで」を到達点の意味に取るか、強調と取るか。

きっとこんな数ではないくらいもっとあるに違いない。「ぷっ」と笑える事例がもっと知りたい。

番外編 
英語と日本語の間でも意味の取り違いが起きる。例えば、日本人の大好きな飲み物「カルピス」

⑴「カルピス」は英語のネイティブスピーカーには”Cow Piss”(カウピス=牛のオシッコ)と聞こえるようだ。それで、英語圏では「カルピコ」という名で販売されているとか。さらに気の毒な話が・・・

⑵日本人の女性の名前「ひとみ」これはオーストラリアにいた時に実際に体験した人から聞いた話である。
その友人が自己紹介の折、自分の妹の名前を「ひとみ」と紹介したところ、爆笑されたそうだ。笑った人から説明されたのが、

「ひとみ」”Shit on Me”(シット-オン-ミ 自分の上にウンチをしろ)🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️
ちょっと、下品な方向に進んでしまったけど、日本語の同音異義語や助詞の作り出す世界は楽しいし、奥深い。

ー蛇足ながら我が家で同音異義語でクスッと笑う言葉がある。
この手の事件はたびたび起きるので家族で毎回同じネタで大笑いする。

「汚職事件」(オショク・ジケン)が起きると「お食事券」(オショクジ・ケン)がイメージされる。「どこで使うんだろうね、その券」って。

「帰省中の息子」(キセイ・チュウ・ノ・ムスコ)も「寄生虫の息子」(キセイチュウ・ノ・ムスコ)(と聞こえてしまう。最近パラサイトが多いいから、ね。🤷‍♀️🤷‍♀️


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