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今日とっても呆れた出来事107ーなあ〜んだそうだったの!

イーオットのことである。二女一家が来てからというもの体調が悪く、微熱が1ヶ月も続いていた。腰も張りがあって痛い。いつもの整形外科で見てもらうことに。その時、ずっと彼を悩ましている足の小指の痛みについても診てもらった。私は剥離骨折を疑っていたのだが、レントゲンの映像からは骨折ではなさそうだと言われたとか。

「じゃ、なんて言われたの」と聞いても、どうも本人もよく理解していない。先生が明確にこうだとは言わなかったらしい。代わりにマッサージの仕方を教えてくれたのでやっていたがどうも芳しくない。痛くて歩けないらしい。バンドエイドを貼ってみたり、5本指ソックスを履いてみたり。好きな山登りにも行けずちょっと気弱になって、毎日お天気続きの青空を恨めしそうに眺めていた。

初めて彼の小指を見せてもらった。指の裏に白い隆起がある。「これって整形じゃなくて、皮膚科じゃない。例の名医の先生に診てもらったら」という私のアドバイスで自転車で出かけて行った。

その後、とても晴れやかな顔をして帰って来た。話を聞くと、先生は一目見るなり、

「これはウオノメですね」😱

と言って、有無を言わせずナイフで削り出したそうである。いつズキーンと痛みが来るかと身構えていたけどそんなことは起こらず、処置は終わったらしい。

もう歩いても何をしてもあの痛みはなくなり今までのことが嘘のようで、本人は喜んでいたけど、とても悔しがってもいた。医者の言うことを鵜呑みにしたばっかりに。

さらに体調不良についての検査結果についても異常がないことが分かりうれしさ倍増である。こちらの先生は血液検査などでまんべんなく疑いを潰していくタイプ。私のお気に入りの女医さんである。

アメリカにいる看護師の三女にもいろいろ相談したけれど、取り敢えずはめでたしめでたしである。イーオットも私と同様現金な人で切り替えが早い。弱々しかった態度は嘘のように消え去りもう登山の計画を立てている。


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