有名な『Way back home』も収録されているEPの2曲目にあたる생각나 (feat. 오반 & SUMIN)も凄くかっこいいのでコードアナライズしてみました。

パート別のアナライズ

Intro・Aメロ

key：A♭メジャー

A♭M7/G7/Cm11  　 B♭m9/E♭69/A♭ 

Dm7-5/G7/Cm11 　　Dm7-5/G7＋9-13/G7-9-13/Cm11

3小節までは、Ⅰ⇒sub(V7/Ⅲ）⇒Ⅲmとアナライズでき、サブスティチュードドミナントからⅢmにドミナントモーションがかけられています。

4～6小節ではⅡm⇒Ⅴ⇒Ⅰとプライマリードミナントでのツーファイブを形成しています。

7～9小節ではリレイティッドⅡ-7を先行させ、sub(V7/Ⅲ）⇒Ⅲmへとツーファイブを形成しています。また、リレイティッドⅡ-7は、エオリアンから借用できるⅡ-7(♭5）が利用されています。

10～12小節でも7～9小節と各コード機能は同様ですが、G7＋9-13/G7-9-13/Cm11にかけて、♭B→♭A→Gへの内声の滑らかな動きがあります。

ドロップ

A♭M7/Gaug/Cm11 *繰り返は

IntroやAメロと同様に、sub(V7/Ⅲ）⇒Ⅲmへのドミナントモーションがかけられています。この際、V7の代理としてGaugが利用されています。

まとめ

Way Back Homeと同様に、進行はパートに関わらず基本的にずっと同じでした。進行はシンプルでも曲全体は複雑なバランスで成り立っているような印象なので今度はシンセの音作りにも挑戦してみようと思います。