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ep.6 トビタテ生に会いにスウェーデンへ弾丸旅行!+ヨルシカ聖地巡礼@JKの北欧フォルケホイスコーレ留学

スウェーデン!すごく綺麗な国でした。
どこ見ても建物がお城みたいで、まるで夢の国に迷い込んだみたい。
隣国デンマークとの違いもかなりあって面白かったです。

~My profile~
トビタテ留学JAPANの支援を受けて、
デンマークに留学している高校2年生。
Ungdomshøjskolen ved ribeというフォルケホイスコーレで
3か月間いる予定です。
テーマは「子どもの精神的幸福度と教育」

フォルケホイスコーレとは……
全寮制、成績・試験なし、探求的な学びを行う北欧独自の教育機関。全寮制。ギャップイヤー中に通う生徒が多い。

トビタテの研修会で仲良くなったRちゃんに会いに、スウェーデンまで行ってきました!

トビタテはただの奨学金制度じゃなくて、コミュニティや人脈を作ることができるというのは知っていたのですが、まさかトビタテ生と仲良くなって、留学先に遊びに行くことになるとは😊

どうせ研修会で会ったきりになっちゃうんだろうな……と思っていた過去の私が知ったら驚きすぎて顎外れてたと思う。

今回は、私と同じ学校に通っているトビタテ生Mちゃんと一緒に行きました。
MちゃんとRちゃんは初対面だったのですが、すぐに打ち解けていて、
「さすがトビタテ生……コミュ力強い……!」
と思いました。なんで私が受かったんだろうか。不思議。

スウェーデン観光、本当に本当に超楽しかったので、皆さんにも雰囲気が伝わるように紹介したいと思います💪

9/22

3泊4日の旅行でしたが、当方デンマークのド田舎に住んでいるので、移動で行きと帰り1日ずつ潰れて、実際に観光できたのは2日でした。

まず、6時15分にタクシーで学校から最寄りの駅へ。
7時14分の列車に乗らないと絶対に飛行機に遅れるので、タクシー会社の方に頼んで早朝に来ていただきました。大感謝。

早朝ということもあって、白い息が出るほど寒かったです。私もMちゃんも、お腹を出す服を着ていたので余計に凍えてました。
これでまだ9月下旬。これからもっと寒くなると思うとほんと恐ろしいよ❄️

1回乗り継ぎして、10時42分にコペンハーゲン中央駅に到着。
そこからコペンハーゲン空港まで電車で向かいます。

セブンで腹ごしらえ

中央駅から空港までは近い上に表示もわかりやすいので楽です。
初めて来たときもあまり迷わなかった記憶があります🙌

私はノルウェージアン航空という、ヨーロッパを中心に運行している格安航空を予約したのですが、アプリで簡単にウェブチェックインができたので、とても楽でした。

保安検査場を通って……

デンマークの空港はLEGO仕様でした。

いざ飛行機へ!

着陸するとき耳取れるかと思うくらいキーンとした👂

1時間ほどでストックホルムアーランダ空港へ到着。
アーランダ空港からストックホルム中央駅まではアーランダエクスプレスという新幹線のような乗り物に乗って行きました。

鉄道+バスで行けば安いらしいのですが、乗り換え間違えるかもしれないし、1時間以上かかるので諦めました。

アーランダエクスプレスは、中央駅まで14分で着きました。ぼーっとしてても着くので最高。価格は2200円くらい。

ストックホルム中央駅でRちゃんと落ち合い、一緒にホテルへ向かいました!

Rちゃんに会うのは2回目だったのですが、初めて会ったときと変わらず優しくて可愛らしい子でした💗

Rちゃんとは、研修会では班もランチの席もかぶらず、会場では話すことはなかったのですが、(なんせ東京会場は数百人くらいいたから全員とは関われない)
帰りの駅で道に迷っているときにたまたま出会い、助けてもらいました🫶

同じ電車に乗っておしゃべりしていると、Rちゃんが
「あむちゃんデンマークに留学するの?私の留学先スウェーデンだから遊びに来なよ!」
と言ってくれて、昔からスウェーデンに憧れがあった私は
「めっちゃ行きたい!絶対行く!」
と即答しました。

でも、このときは実際に行けるとは思っていなかったので、後日RちゃんからDMが来たときは本当にうれしかったです😭💗

そこからどんどん話は進み、ホテルや飛行機を予約して、予定を立てて……

遠い異国で、1人で旅行の計画を立てるのはすごく不安で、当日もちゃんと飛行機に乗れるか、ホテルにチェックインできるか不安でしたが、なんとかホテルにたどり着くことができました。

その日の夜はスーパーに行って大量にお菓子を買いました。
スーパーに行って気づいたことは、スウェーデンはデンマークよりは物価が低いということ✨

お菓子を買っても買っても2000円で収まる!
デンマークでは一番安いポップコーンとクッキーとぶどう買うだけで1500円するのに……

デンマークは1クローネ20円ですが、スウェーデンでは1クローネ13円です。
物の値段は変わらないのですが、1クローネの価値が違うので結果的にスウェーデンの方がお金使わずに済みます。

もう1つスウェーデンで驚いたのが、スーパーにサラダバーがあるところ。サラダの材料が置いてあって、バイキングみたいに好きな具材を取っていきます。重さによって値段が変わるのですが、かなりリーズナブルでした。

街中のカフェでも当たり前のようにサラダバーがあって、Rちゃんによるとサラダボール片手に歩いている人もよく見かけるそうです。
ランニングしている人も多いし、健康意識が高いのかなあ。

ホテルに戻ったら女子会の始まり!
3人とも同学年ということもあって、初日から意気投合しました🎈

トビタテの活動のこと、海外生活のあれこれ、自分の身の守り方などを話していると止まらなくて、気づいたら23時過ぎていました。

Rちゃんは留学中、現地の環境についてのボランティアや活動に参加していて、その活動について目をキラキラさせながら語っている姿が印象的でした。
やっぱり自分の好きなことを突き詰めて探求している人って輝いて見えるなあ🤗

毎日探究活動でいろいろなところを飛び回っているRちゃんを見ると、私も頑張らないと!と刺激を受けました。

世の中にはすごい高校生がまだまだたくさんいるんだなあと実感しました。
これ、絶対日本の高校にいたら気づけないことだったな。

9/23

この日は朝からホテルを出発!
スウェーデンは街並みが本当に綺麗で、写真を撮る手が止まりませんでした。

まずは、私が中学生の頃からずーっと行きたかったガムラスタンへ!

ガムラスタンは、昔のヨーロッパの雰囲気が残る街で、鮮やかな色彩の家や狭い路地が独特の世界観を作り出しています。
また、スウェーデンの王宮や大統領が仕事をする建物などもあり、ストックホルムの中心でもあります。

だけど、私が行きたかったのはそれを見るためではなく……
大好きなアーティスト・ヨルシカさんのジャケ写や曲の舞台になってる街だから!!

曲の中の主人公もこの道を歩いたのかな~と思いを馳せながら旧市街を探索していました😭🫶

ずっとこのジャケ写が撮られた場所を探していたのですが、

歩いているうちに急にピンときて、誰も入らないような狭い裏路地に入ると、そこには夢にまで見た聖地が!!!

ぐわあ同じ場所に立ってる、やばい

数年温めた夢が叶って、もう言葉にできないくらい感動しました。
とても幸せ……同じ空気を吸って、同じ雰囲気を感じて、さらに曲の解像度が高まった……。

このジャケットは、私が好きになったきっかけのアルバムのもので、一番好きな世界観でもあったので感無量でした😭💗

そんな私の夢に付き合ってくれた友達にも感謝です。
(なぜか友達も私と同じ熱量で興奮してて面白かった)

一応聖地の場所載せておきます🙌
青い点のところにジャケ写が撮られた場所がありました。

それは一旦置いといて。
ガムラスタンはどこで写真を撮っても映える街でした。

旧市街からちょっと歩けば、豪華な政府の建物や王宮がありました。
日本で言ったら浅草と永田町が合体してるイメージなのかなと思うと不思議な街ですね。

政府の建物の前ではデモをしている人や政策に対して不満を言っている人がいて、気軽に政府に意見を言いやすい社会なのかなと思いました。
日本でこれやったら警察につまみ出されるよね。

街中でも、デモをしている人を時折見かけたのですが、みんながイメージするような過激なデモではなく、旗やプラカードを持ってニコニコ楽しそうに行進していて、いいなと感じました。

楽しそうにやってた方が、見ている人も興味湧くよね。
ちなみに環境保全や差別反対のデモが多かった気がします。

動画のスクショなのですごい画質が粗いのですが、兵隊さんが集団行動して移動していました。めちゃくちゃそろってた。

スウェーデン王宮は時間がなかったので外観だけ見て帰ってきたのですが、本当に大きくて綺麗でした。

ただ、他の建物も負けず劣らず大きくて綺麗だったので、これが王宮なのか一瞬わからなくなりました。感覚が麻痺するって怖いね。

写真だけじゃ伝わらないのがもどかしいくらいです。
ストックホルム、絶対に人生に1回は行ってほしい。この世のものとは思えないくらい綺麗でした😉🤙

ガムラスタンでお昼ご飯を食べました。
ランチで2000円越えなんて日本ではありえないのですが、ヨーロッパではあるあるなのでもう仕方なく受け入れるしかありません。

ご飯を食べたら、次はノーベル博物館へ!

最初、お金を払おうとしたのですが、Rちゃんが思い出したように
「私たち、17歳以下です」
と受付の人に言うと、なんと無料で入館することができました。

スウェーデンでは博物館や美術館など、学習に関係ある施設に入るとき、20歳未満は無料もしくは割引で入ることができるそうです。

確かに、博物館や美術館が無料なら、休日に子どもを連れていく親も多いだろうし、小さい頃から歴史や芸術に触れることはいつか役に立つし、しっかりと子どもの未来を考えているなと思いました🤔

また、電車に乗るときも割引は適用されます。観光に来た外国の子どもにも分け隔てなく支援をするところに感銘を受けました。

だから、この記事を読んでいる20歳未満の方におすすめします。
若いうちにスウェーデンに行った方がいいよ!!!!

それは置いといて。
ノーベル博物館は、歴代のノーベル賞を受賞した方々の功績や受賞に関連のあるものなどが展示されていました。

全部英語で書かれていたので、かなり長文を読むスピードが鍛えられた気がします。
ただ、試験とは違って、内容が興味深いので超楽しかったです。

英語の意味がわからないところは、みんなで読める単語を拾いながら、「こういうことじゃない?」と予想して、わいわいしていました。

こういう風に、遊びながら勉強して知識得られる仲間ってそうそういないよな。トビタテ生と出会ってよかったなとしみじみ思います。

ノーベル博物館を出たら、ガムラスタンを離れて、スウェーデン国立図書館へ!

私はスウェーデン国立図書館のこと何も知らなかったので、急にこの景色が広がったときはびっくりしました。

360°どこを見ても本が広がっていて、圧巻の景色でした!

背表紙がカラフルなのが更に美しさに磨きをかけていました。
スカートの柄が本に負けないくらい派手でおもろい😂

スウェーデンは移民国家らしく、異国から来た人、他の国の血が入っている人もたくさんいるそう。
その影響か、図書館にもスウェーデン語の本だけでなく、ノルウェー語や英語などいろいろな言語の本がありました。

子ども向けのコーナーに日本語の本もあったので、読んでみました。
ムーミンの児童向け童話だったのですが、疲れが来てしまい、睡魔に勝てず途中で撃沈しました💤

16時に図書館が閉まってしまったのでその辺を散策。

近くの教会のベンチで座っていると、ちょうど結婚式をしているところに遭遇。教会で結婚式なんてロマンチックでいいなと思いました😊

夕飯は、近くのカフェのサラダバーでめいっぱい好きな具材を選びました💗

私たちはスウェーデン旅でサラダボールにドハマりして、デンマークや日本に帰っても定期的に食べたい!なんで近くにサラダバーがないんだ!!と本気で思いました。

そのくらい美味しかった。普段サラダを食べない私ですら日本に持ち帰りたくなりました。

夜はホテルに帰った瞬間ばたんきゅー。

9/24

朝からローゼンタルガーデンへ!

ほんと、街並みがいちいち綺麗すぎる。

ストックホルムは、電車で数駅行くだけでたくさん観光名所があるので、とても観光しやすい街でした。

Rちゃんが案内してくれたおかげで何も考えず楽しむことができました!
ありがとう~~~!!

道案内板ですらこんなにおしゃれ。

ローゼンタルガーデンまでの道には湖が広がっていて、ベンチでゆったりする人、犬の散歩をする人、ランニングに勤しむ人など、休日を楽しむ人でいっぱいでした。

時間がゆっくり流れていました。

ローゼンタルガーデンは、施設というより個人の菜園が集まった場所で、ところによっては何も植えられていなかったり、空き地になっているところもありました。

9月なので満開!というわけではなかったのですが、それでも綺麗でした。
私は、豪華な花より、9月ごろに咲く小さい花が好きだったりします。

すぐそばにおしゃれなお店があったので入りました。みんな可愛すぎて、何買うかめっちゃ迷った😭

次は、ストックホルム国立美術館へと向かいます。

どうやら、歩くのと電車を使っていくのとであまり時間が変わらなかったので歩きをチョイス。

と、思ったら、途中でなぜか海を渡らないといけないルートを案内されてびっくり。

最初はグーグルマップの誤作動かと思ったら、すぐそこに船乗り場がありました。

どうやら、向こう岸までは市内の電車料金と同じ26クローネで行けるっぽい。どうせだし、海からストックホルムの街並み眺めるか!と勢いで船に乗り込みました。

船乗り場のすぐそばには遊園地があって、船が出発して早々後ろを見たらジェットコースターが見えました。絶対怖いやつやん。

船を降りたら、そこから2~30分くらい歩きました。途中の橋で写真撮り大会してたら時間が経ってて焦った。

そしてそして、ついにスウェーデン国立美術館に到着!

大きい美術館なのでさすがに入場料払わないといけないだろ、と思ったらここもタダでした。なんか申し訳なくなってくる。

この借りは将来私がビッグになって必ずお返しします。

エントランスからすでに高貴な雰囲気が漂っていました。
とにかく広い、天井高い。ただでさえ豪華なディズニーランドの建物をさらに豪華にしたような、お城のような建物でした。(こんな風に語彙力が死ぬくらい綺麗だったんだよ……)

これは記念に写真撮るしかない

3階建てで、展示は2階と3階にあったのですが、駆け足で見ても全部周り切るのに2時間以上かかりました。

特に気になった作品を紹介させてください。

ミニチュア好きにはたまらない!!
美しい。ただただ美しい。
このなんとも言えない表情が良すぎて、ラインのアイコンにしてる。

もっと眺めていたかったのですが、閉館時間になり、泣く泣く撤退。
でも、すごく充実した時間を過ごせました。

私、あまり美術館や博物館に行ったことがないのですが、そんな私でもすごさや迫力が伝わってくる作品が目白押しで、どこ見ていいかわからないくらいでした。

美術館に行ったあとって、急にインスピレーションが湧いて、絵を描いたり曲作ったりしたくなるのなんでだろう、不思議。

帰りに昨日からずっと行きたいなーって思ってた屋台のアイス屋さんへ!

とにかくボリューミー!

美しい川辺を見ながら食べるアイスは格別でした🫶

Mちゃんはチュロス食べてました。一口もらったけど美味しすぎて反チュロス派の私も靡きそうになった。

ホテルに戻って一息。スウェーデンラストの夜は、またまた女子会🎉

毎度お馴染みサラダボウル

1日目の女子会ではトビタテや海外生活について話したけど、この日は自分自身や日本の学校の話が中心でした。
もう当分は会えないと思うと寂しくて、聞きたいこと全部聞いたし、話したいこと全部話しました。

9/25

来てしまった最終日……!
Rちゃんがストックホルム中央駅まで見送りに来てくれて、空港に向かうアーランダエクスプレスが出発する寸前まで手を握って、ハグをして別れを惜しみました。

RちゃんとMちゃんは地元が近いので、私は「絶対2人のとこに遊びに行くからね!」と約束しました。

本当に寂しくて、スウェーデンから帰って数日はしゅんとしてました。
どうにか今は持ち直しています。

まとめ

こんな一生に一度行けるかわからない美しい国、スウェーデンにたったの17歳で行けたこと、本当に信じられないです。

一生忘れられない思い出になりました。
スウェーデンは知れば知るほど魅力のある国でした🇸🇪

ただ、今回私はストックホルムしか回れていないので絶対にいつかリベンジしたい!
もっと行きたい場所たくさんあるし!まだ行けてないヨルシカさんの聖地もあるし!

今回スウェーデンを案内してくれたRちゃん、一緒に来てくれたMちゃんに感謝でいっぱいです、本当にありがとう。

またどこかで必ず会おうね。

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