私は１日１回はSpotifyを使っているので、他の人がどういう聴き方をしてるのかも気になる。他人に質問する時はまず自己開示から、ということで私の最近の聴き方をまとめてみました。

ニュース番組：普段出会わないもの、読まないもの

Al Jazeera（アルジャジーラ）のThe Take
カタールを拠点にする放送局アルジャジーラの英語ニュースポッドキャスト。去年、欧米発のニュースがほぼ「ブレクジット、米大統領選挙、コロナ大流行」の話題しかしていなかった時期に聴き始めた。もちろんそれらの話題が世界的に重要なのは理解しているけれど、日々触れる世界情勢がアングロサクソン発だけってどうなのかなと思って。
1本、10-20分ほど。私は全て聴かずにトピックだけ拾い聞きして調べ物のヒントにすることもある。

GuardianのThe Long Read
ガーディアン紙の長めの特集記事が聴けるポッドキャスト。興味のある内容だけど文字で読むのは時間がかかるしちょっと億劫だなぁという時に。1本30-40分。私は頭を使わない作業中に流している。

音楽：各国の週間チャートを眺める

英語編と括ってみたものの、音楽は特に言語にこだわって聞いていない。歌詞が理解できる言語でも全然分からない言語でも歌詞のないものでも何でも聴く。ジャンルのこだわりもあまりない。なので特に紹介したいものはない。
ジャンルや歌詞言語に関わらず、最近はまっているのはSpotifyの検索機能にある「ランキング」から各国の週間ソングチャートを観察することだ。
自分の関心のある国や地域のランキングの変化を見ていると色々と気づくことがあって面白い。必ずしも自国のアーティストがランキング上位にない国や、地域/言語圏ごとの人気アーティストを見つけられたりする。
日本のすぐご近所、中国大陸（香港マカオ以外）と朝鮮半島二ヵ国はチャートがない。中国と韓国は国内独自の配信プラットフォームが充実しているって聞くけど本当なんだなあと思った。今度ついにSpotifyが韓国に進出するらしいので、今後どうなるのか気になっている。（その影響か、版権契約で揉めているのか、Spotify上で再生できなくなったKpopが結構あって不便です。）

その他：気楽に聞けるポッドキャスト

ニュースも音楽も気分じゃないという時に聴く英語のポッドキャストがこちら。

Modern Love
ニューヨークタイムズの読者投稿コラムが基になっていて、書籍化やドラマ化もされている。記事、書籍、ドラマにないポッドキャスト版の魅力は豪華な朗読者たち。欧米の映画やドラマで活躍する人気俳優さんたちの声で聴ける。1本20-30分ほど。

Eat Your Crust
20代半ばのアジア系アメリカ人女性二人組がホストのこの番組は、誰かのおしゃべりが聴きたいけれど自分が話す元気はない時に聴いている。

彼女たちは毎回一人ゲストを招いて就活や友達付き合い、SNSとの距離やルッキズムについて主に「アジア系アメリカ人の経験」という文脈で語る。何か特別に知識が深まったりするわけではないけれど、自分と重なるところも違うところも多い彼女たちのおしゃべりをぼーっと聴くのは楽しい。